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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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Since2010.11.26
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読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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森博嗣 著 萩尾望都 原作 絵
お勧め度★★★★☆(とても透明で美しい物語です)

萩尾望都さんの代表作を森博嗣さんがノヴェライズ。
森さんは萩尾さんの大ファンなので、渾身の作品だったのでは、と思います。

いろいろなところで言われていますが、純粋なノヴェライズではありません。
主人公はトーマやユーリと言った原作の名前で通っていますが、それは大学の教授がつけたあだ名で、全員日本人です。
唯一オスカーは本当にオスカーで、物語はこのオスカー目線から語られます。
私も最初この設定を聞いた時、すごくがっかりして絶望しましたが、実際読んでみるとそこにはちゃんと「トーマの心臓」があった、という印象です。

話の筋はおおむね原作と一緒です。読んでいると原作ファンには嬉しいところがちゃんとおさえられているのでは?
でもオスカー目線なので、ユーリやエーリクに起こった事柄というのは、あまり詳しく描写されないので、二人のファンには物足りないかも。
逆に森さんはオスカーが好きなんだろうなぁという印象で、まさに森さんの手によるオスカー本。
彼の目線を通して語られるユーリやエーリクが、本当に透明な美しさを持っていて、ああ、トーマの心臓だなぁ、と思いました。

それでも原作ファンには物足りないかも。でも読む価値はあるのではと思います。
森博嗣ファンにはお勧め。
両方のファンにもやっぱりお勧めです。

気になるのなら読んでみるのがいいのではないでしょうか??

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