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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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獣の奏者 I 闘蛇編
獣の奏者 I 闘蛇編
  • 発売元: 講談社
  • 発売日: 2006/11/21



(2013年感想15冊目)


上橋菜穂子 著  浅野隆広 表紙絵
おすすめ度★★★★★(面白かった! 先が気になってたまりません。)


闘蛇はなぜ、あのように在り、人はなぜ、このように在るのだろう。
答えなぞ、ないかもしれないそんな問いが、心の中で疼いていた。そういう問の答えを、見つけたかった。(p226)



上橋菜穂子さんの「獣の奏者シリーズの一作目の感想です。守人シリーズも好きなのですが、こっちも気になり読書しました。アニメにもなりましたね。ちょっとだけ見たことがあります。

獣ノ医術師である母が厳罰に処され死んだ夜から、少女エリンの運命は思いもよらぬ方向へと流れ始めた。エリンは流れ着いた先でジョウンという男に養われ、そこで自然に対する好奇心を育んでいき……。
といったようなお話でしょうか。

とにかく、面白かったです!
終わり方も、こんなところで終わるのか、と先が気になってたまりません。続きの本借りてこなかったことを後悔です。
上橋さんの、読んでいて映像が頭の中に浮かぶ筆致はさすがとしか言い様がありません。そのためかもう本当、ページをめくる手が止まらないのです。これはアニメになるのも頷く本ですね。

エリンの心の成長を静かに優しく描き出す様子が、たまらなくあたたかいです。ジョウンとの交流は、エリンにとってもかけがえのないものとなっていくんだろうなあ。
とにかく、エリンという素敵な少女に出会って、その行き着く先が気になって仕方ありません。
政治も絡みそうな世界の中で、これからエリンがどう生きていくのか、見守って行きたいと思います。

一巻だったからか、エリンの周辺以外の偉い人たちが顔見せ程度の登場だったのが、残念といえば残念かなあ。真王や大公側の人間にも、魅力的な人物が多そうで、今から活躍が楽しみです。

本当、すごく骨太な奥行のある世界観を感じるので、これからの世界の広がりに期待です。
とにかく、面白くて読みやすくて、世界にどっぷり浸れること間違いなしのファンタジーです。これからの長い旅が、むしろ楽しみでなりません。おすすめ。

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