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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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ばらになった王子
ばらになった王子
  • 発売元: 冨山房
  • 発売日: 1983/04/01


(2012年感想73冊目)

原題 Das Marchen Von Rosenblattchen
クレメンス・ブレンターノ 著 リスベート・ツヴェルガー 絵  池田 香代子 訳 
おすすめ度★★★★☆(絵本とは思えないストーリー展開が魅力です)


「尊敬する王子さま、それから愛するお兄さま、もうしあげておきますが、ばらとかぼちゃが結婚しないかぎり、わたしも、王子さまのおよめさんにはなりません!」(p6)

題名とツヴェルガーの絵に惹かれて久しぶりに絵本を手に取りました。
ドイツロマン派の詩人ブレンターノが描く、なかなかに面白い物語です。残酷続きで突拍子もないという意見もあるようですが、わたしはおもしろかったなあと思いました。このハラハラする展開は、当時の人々に受けたのではないかなあと思います。

最初から、最後にちょっと救いがあるまで、何とも悲しいお話と展開が続くのですが、逆にそれがあったからこそ、最後のシーンで本当に救われたというか……。ドイツロマン派の詩人らしい作品だったように感じます。

絵も素晴らしかったです。ツヴェルガーが影響を受けたというラッカムらしさのある線の描き方と色の使い方が素敵です。繊細な絵を描かれる方ですね。もっとほかの作品も見てみたくなりました。

ただ、子供向けの絵本のコーナーに置いてあったので、それはちょっと違うだろう! と思いました。
このお話は、正統派な昔話とはだいぶ違うので、むしろ大人向きの読み物だと感じました。あと、邦訳の題名はわりと詐欺です。原題の直訳は、花びらの物語、という感じでしょうか。王子というより、お姫様とその娘のお話です。
ちょっと変わった名前に翻訳されている登場人物の名前も、おもしろいですね。
なかなか興味深いお話です。ツヴェルガーの絵も素晴らしいですし、気になる方は、手に取ってみてはいかがでしょうか?

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