香月日輪 著
おすすめ度★★★★☆(あっさりでしたが最後まで読めてよかった!
君が、自分で選んだ運命をどう背負っていくか……ずっと見ていくよ」(p144)
妖怪アパート最終巻。ついにここまで来ましたね。
でもなんというか、ちょっとあっさりした感じの一冊でした。確かに物語は終わって、盛り上がりもあったのですが、なんだか物足りない……。そう思ってしまうのは、私が夕士君や長谷の人生をもっと見てみたいと思っているからかも知れません。
今回の見どころは、長谷のおじいさんの幽霊というか念とのバトルと、クリのその後でしょうか。クリ、よかったね!
クリとシロのその後は、副読本か何かで描かれていたりするのでしょうか。ちょっと気になります。
それにしても夕士君は怒涛の人生だなあと再確認でした。
大学進学を決めたらまさかの長期入院。その後は世界旅行か……。なんだか波乱万丈だけどわくわくですね。
とにかく、妖怪アパートというシリーズに出会えてよかったと、そう思えるシリーズでした。
児童書だからって読まないのはもったいないです。気になった方はぜひ読んでみてください。
この最終巻まで読んで、彼らの物語を見届けられて、よかったです。
作者の別のシリーズも読みたくなってしまいました。今度読んでみようかな。
おすすめのシリーズです。
すごく満足なんだけど、本編がけっこうあっさりしすぎてたのがちょっと肩すかしでした。でも、楽しめたのでいいですけど。
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