益田ミリ 作 平澤一平 絵
お勧め度★★★★☆(自分自身に迷える人に)
おおきな みみと りっぱな はり
こぐまは げんきに あるきます。
「おおきくなったら、 なにに なろう?」(p11)
岩崎書店さんから献本をいただきました。
献本とかあたるの初めてだから嬉しかったです。ありがとうございます!
お父さんとお母さん大好きなこぐまが、大きくなったら何になろうかな? と悩んでいます。
そうしていると、さまざまな動物が、あれがあればかっこういいんじゃないかこれがあればかっこういいんじゃないかと話しかけます。
こぐまはそれを試してみますが、ある時笑われてしまいます。
こぐまの、自分が大好きになるお話です。
とっても素敵な本だと思います。ただ、自分が大好きに、、自分に自信がもてるようになる1冊というのは、テーマ的に子供というよりはヤング・アダルト向け? とか思ってしまいました。成人を過ぎたわたしですら感じるところのある1冊となっていますから、幅広い読者の共感を得れるテーマを扱ったお話だと思います。ちょっと難しいかもしれないけど、もちろん子供にもおすすめの1冊。
おはよう、ぼくだよ というタイトルから連想していた話とは全然違うお話で、なかなかに深かったです。読む前と読んだ後とでは、この言葉に対する印象が変わっていました。そんな1冊です。
絵も、ぬくもりがあってかわいらしいものです。
保育園や幼稚園などの、集団の中で生活しているお子様に読んであげる本として、大変おすすめの1冊です。是非読んでみて下さい。
素敵な絵本をありがとうございました!
にほんブログ村[0回]
PR