忍者ブログ
紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
10 2017/11 12
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
カウンター
フリーエリア
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 もしよろしければぽちっとお願いします!
最新コメント
[06/25 Smithk712]
[06/23 Smithc712]
[09/10 マユリ]
[09/08 fallclover]
[06/16 マユリ]
プロフィール
HN:
マユリ
性別:
女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者アナライズ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ドルイドの歌
ドルイドの歌
  • 発売元: 講談社
  • 発売日: 1997/01/29

原題 The Druid's Tune
O.R.メリング 著 井辻朱美 訳 こみねゆら 表紙絵
お勧め度★★★★☆(完成度はいまいちですが個人的には大好き)

「(前略)でもあの<歌>は決してひとりのためのものではないよ、ローズ。真理への道は、決してひとりでさびしくたどるものではない。真理を求めるには、多くの旅、多くの連れが必要で、それは長く複雑な道のりなのだ。そしてわれわれは、だれのであるとも分かちがたい歌を、永遠に織りつづけてゆくのだ」

O.R.メリングのケルト・ファンタジー。
日本での邦訳は3冊目ですが、この作品がメリングの処女作になります。
夏休みをアイルランドの叔父さんの家で過ごすことになったローズマリーとジェームズ(ジミー)
叔父さんの家の妖しい雇い人ピーターの後を追って湖に出かけたら、姉弟は紀元前のケルトにたどりつき、神話にも歌われる有名な「クーリーの牛捕り」の合戦に巻き込まれることに…!?

というようなお話。

この話、好きです! というか面白かったし読みやすかったです。引き込まれるように、ほんの数時間で読み終わってしまいました。ページをめくる手が止まらなかった。
神話や、物語を愛する人ならだれでも考えるかもしれない、「自分があの物語の中に行き、登場人物たちと友情や愛をはぐくめたら……」という憧れのようなものを、よく書いています。
英雄たちの時代に赴いたローズマリーは、コノハトの女王メーヴの息子メインと恋に落ち、ジミーは神話の英雄、クーフーリンと親友になる……。
こんなに素晴らしい経験があるでしょうか。憧れるなあ。

といっても二人は歴史とか神話とかさっぱりなので、彼らが何者であるか全く知らず、先入観が全くないあたりもとてもいいです(姉弟はカナダ人です)

そしてこの物語に描かれる英雄、クーフーリンのなんとみずみずしく魅力的な17歳であることか。やっぱり、英雄はこうじゃないとね!クーフーリンの悲劇的な死がこの物語では描かれない分、余計に彼が魅力的な生き方をしているように思います。

しかし物語は、寝ても覚めても争いの時代。ちょっと血なまぐさいですね。まさしくあとがきにもあった通り、「命は主君に、愛は女性に、魂は神に、そして名誉は自分に捧げる」と言った時代の出来事です。

だからこそその分、パーダル(ピーター)が姉弟の命の安全の保証を念入りにしてしまっているのは、正直緊張感に欠けると言うか、要らなかったというか、興ざめだったというかですね。
こんな戦乱の時代に暮らしているのに、そういう危機的なドキドキ感があまりなかったです。

メリングの物語はどれもちょっと乙女趣味なところがありますが、この乙女趣味なところが個人的には大好きなのです。
ケルトが好きな方には、お勧めの1冊です。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
COMMENT: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS: 管理人のみ表示
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする

Copyright c Enchanted by Books マユリの本棚 2冊目。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By 人形首 / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]