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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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アルテミス・ファウル―妖精の身代金
アルテミス・ファウル―妖精の身代金
  • 発売元: 角川書店
  • 発売日: 2002/08

原題 Artemis Fowl
オーエン・コルファー 著 大久保寛 訳
お勧め度★★★☆☆(3・5位。暗号解読が楽しい??)

「この狂人め!」
アルテミスは寛大にうなずいた。「ぼくが勝てば、ぼくは天才さ。負けたら、狂人だ。歴史は、そういうふうに書かれるものだよ」

アイルランドの児童文学作家、オーエン・コルファーのアルテミス・ファウルシリーズ1作目。
いつかよみたいなあとは思っていたのですが、いまになって思い出したように手にとって見ました。

12歳の天才少年アルテミス・ファウルは、父親の失踪を機に傾いた家運を立て直そうと莫大な黄金を持っていると言われる妖精たちに狙いをつけた。
妖精を誘拐し、身代金を要求するのだ!

簡単に言うとこう言うような内容です。
外国では、悪のハリー・ポッターと評され発売前からだいぶ話題になったそうですが、そこまでアルテミスは悪者って感じがしなかったのが残念。
それでも、やってることは確かに妖精を誘拐して身代金を請求しているだけなので、ただの悪者じゃん! って感じはします。これはピカレスク・ロマン・ファンタジーなんだろうな。

アルテミスたちのほうは面白かったのですが、妖精たちの描写が最先端すぎて、私にはちょっと合わないように感じました……。
何と言ってもこの話の妖精たちは、魔法も使うけど、超ハイテクなテクノロジーを持った情報集団。警察組織だってあるし、ピストルだって撃ってしまう。
そこが面白い、新しいと言えばそうなのですが、私にはどうも合わなかったです。

そしてアルテミスが、どんな天才でも悪者でも、母親に認めてもらいたいとか父親を探し出したいと願ってしまう、ツメの甘さがあるところも、私には魅力的でしたが、これすらも後世の学者によって美化された姿かもしれないと書かれているので、なんかなあ。
アルテミスが女の子だったら、もっと無条件に好きだったかも。

一度読んだ後ではまあまあかな、くらいの印象しか持たなかったのですが、ページ横に書かれた妖精の暗号を解読していく楽しさに気づけたのはなかなかおもしろかったです。この本の真の面白さはこの暗号解読かも!? 子供はこういうの好きだろうな。

まあ、話自体はそれほど自分に合うとは思えなかったけど、少なくとも次の巻は読むんだろうなと思いました。

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