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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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闇の戦い〈2〉みどりの妖婆 (fantasy classics―闇の戦い)
闇の戦い〈2〉みどりの妖婆 (fantasy classics―闇の戦い)
  • 発売元: 評論社
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2006/12

原題 Greenwitch
スーザン・クーパー 著 浅羽莢子 訳
お勧め度★★★★★(やっぱりこのシリーズはいいですね!)

「ガメリー?」
「なんだね?」
「あたし、今でもまだ、みどりの妖婆がかわいそうでならないの」
「その気持ちを失わぬことを願うよ」メリマンは謎めいた言い方をした。「今度はよく眠れるようにな」

闇の戦いシリーズ2冊目。そうして、「コーンウォールの聖杯」の後日談のような趣のある1冊です。
「コーンウォール~」でドルー3兄弟が見つけ博物館に寄付した聖杯が<闇>の勢力によって盗まれた!
最後の<古老>であるウィル、そうしてドルー3兄弟は、メリマンの導きによってコーンウォールにやってくる。
そこで、共に聖杯を取り返そうと奮闘する……。

と言ったようなお話です。

いやー、この話は面白かった! この本はシリーズで一番短いのですが、それを抜きにしてもすぐに読み終わってしまいました。とくに「コーンウォール~」を読んでいる人間としてはドルー3兄弟の活躍が再び見れて嬉しかったです。この本に限って言えば、主役ウィルと言うよりは3兄弟(とくにジェーン)かも。
やっぱり、闇の戦いシリーズを読むなら、「コーンウォール~」も必読ですね。楽しさが違います。

今回は、みどりの妖婆の風習がとても興味深かったです。それに、みどりの妖婆とジェーンのやりとりがたまらなく素敵。
みどりの妖婆は海に属する存在ですが、彼女のしゃべり方は海の波が寄せては返すようで、情緒があってとても好きです。
好きと言えば3兄弟がメリマンを呼ぶ時の「ガメリー」って呼び方も好き。
途中に出てきた白い女王のシーンもとても印象的でしたし、現代を舞台にしてますが、そういうところは非常にファンタジーを感じる事が出来て、やっぱり名作! と思ってしまいます。
最初ウィルと3兄弟はお互いあまり気が合わなかったのに、難題を共に乗り越え、最終的には自然と仲良くなっている所も良いな。
それに、「コーンウォール~」ではあまり目立った活躍がなかったジェーンが大活躍なのもうれしかったところです。
3兄弟とウィルがまた一緒に頑張る時とか来るのでしょうか。楽しみにしたいと思います。

また、この新装版はなんといっても表紙が雰囲気あって良いですよね。大好きです。
次の舞台はウェールズらしく、これまた大好きな場所なので楽しみ。

お勧めの1冊です。

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