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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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闇の戦い〈1〉光の六つのしるし (fantasy classics―闇の戦い)
闇の戦い〈1〉光の六つのしるし (fantasy classics―闇の戦い)
  • 発売元: 評論社
  • 価格: ¥ 1,890
  • 発売日: 2006/12

原題 The Dark is Rising
スーザン・クーパー 著 浅羽莢子 訳
お勧め度★★★★★(本当に名作。今の季節に読むにはさらに○)

生まれ日の鉄、運命の青銅、
燃えた後の木、歌に出ずる石、
蝋燭の輪の火、雪どけの水、
六つのしるしが印すもの
輪と 輪に先立つ杯と

「闇の戦い」シリーズの1作目。7男坊の7番目の息子であるウィルは11歳の誕生日に最後の<古老>に覚醒し、光と闇の戦いへと挑んでいきます。

いやー、いつか読んでみたいと思っていてやっと読めたのですが、本当に面白かったです! 闇の勢力のじわじわする怖さ、光の厳格さ、あたたかさなどが本当に伝わってくる。何と言っても重厚な雰囲気が好みです。

また、季節がちょうど今の冬の季節(冬至ころから新年)までなので、12月頃に読むと雰囲気も出て盛り上がって大変お勧めです。またこの季節に読み返したいな。

何だろう、11歳の少年の覚醒、頼りになる助言者の存在、闇との戦いなど、いわゆるファンタジーの王道、べたな展開を扱っているのですが、とても奥深い重厚な世界観にとても魅力を感じます。色あせない魅力という奴でしょうか。
最初は慣れるまで読むのに苦労しましたが、そのあとは一気読み。ほんとうに面白かったです。
光の勢力もいいけれど、闇の勢力が怖かった! 特にマギーにはぞくぞくしてしまった…。あとホーキン。彼もとても悲しい……。
あと、<古老>として目覚めたウィルの成長もよかったです。

このシリーズを今から読もうと思っている方は、先に同作者の「コーンウォールの聖杯」を読むのがお勧めです。この作品の前日譚的なお話で、同じ登場人物なども出てきますよ。

児童書で、子供向けの本なんでしょうが、そう感じさせない美しい訳文も大変好みです。

そして、ウィルの兄弟たちがまた、良いですね。これからも関わってくる兄弟とかいるんだろうか。とても楽しみです。
個人的に、ナルニアの次に読むならこれ! って感じのファンタジーでした。
お勧めです。

映画もあるらしいですね。見てみようかなあ……。

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