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原題 Vampirates: Black Heart
ジャスティン・ソンパー 著 海後礼子 訳 三浦均 絵
お勧め度★★★★☆(色々な秘密が出てきて面白かったです!)
ヴァンパイレーツ9冊目。原本の4冊目の真ん中にあたる内容です。
チェン・リーの船長任命式に起きたある事件をきっかけに、彼女とそのクルーはヴァンパイレーツ暗殺のための特殊部隊に任命される。グレースのことを思って悩むコナー。その頃グレースは、母親サリーの頼みで故郷のクレセントムーンベイに帰郷していた……。
この巻は新しい展開に新しい秘密、新しい謎などが出てきて面白かったです!やっぱりこの話は面白くて、読みだすとあっという間だなと思いました。
双子は本当に吸血鬼と人間のハーフなのか? とか、チェン・リーのお父さんの日記に書かれていたことの詳細は…? ローカンがグレースにあてようとした手紙の内容は? とか、気になることが本当に多いです。
あと、レディ・ローラに骨抜きのようなシドリオですが、彼の船と勢力はどうなるのか?? とか。思うにシドリオは、カリスマはあるけど船長ってタイプじゃないですものね。
それにしてもミス・リーから見たローカンの美系度が半端なくて思わず笑ってしまった。そんなに美青年だったのか、ローカン。そりゃあ、それで加えてあれだけ優しかったらグレースもときめかずにいられないよね。そんなわたしはローカンのアイルランド訛りになんだかとてもときめいていますけれど……。(←アイルランド好き)
そして、ジェズが意外と苦労人してて、思わず頑張れって心の中で応援してしまいました。ジェズはなんだか最近味があってお気に入りのキャラクターです。これからも活躍の場があると良いなー。
今回のお話はまさに題名通りの眠る秘密、って感じでした。
日本語版は分冊してるからか、最初の巻は今一歩なんだけど、それ以降の巻は本当に面白いです。
次の巻で現在の刊行分最後ですが、早く続きが読みたいなあと思います。
お勧めのシリーズです。