忍者ブログ
紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
09 2017/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カウンター
フリーエリア
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 もしよろしければぽちっとお願いします!
最新コメント
[06/25 Smithk712]
[06/23 Smithc712]
[09/10 マユリ]
[09/08 fallclover]
[06/16 マユリ]
プロフィール
HN:
マユリ
性別:
女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者アナライズ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

シャロットの姫
シャロットの姫
  • 発売元: バベルプレス
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2009/10

原題 The Lady of Shalott
アルフレッド・テニスン 詩 ジュヌヴィエーヴ・コテ 絵 長井芳子 訳
お勧め度★★★★☆(ゆっくりと余韻がしみわたるような一冊です)

一人ランスロットは、しばし佇みじっと見入る
「何と美しいお顔立ち
神よ、亡き姫に恵みを与えたまえ
シャロットの姫君に」

アーサー王伝説に材をとった、アルフレッド・テニスンの有名な詩を、気鋭の画家ジュヌヴィエーヴ・コテが絵を描いたもの。

なかなか、スルメなタイプの一冊だと思いました。何度も何度も読み返して、この本に込められたメッセージや遊び心、象徴性や優しさ、希望に気づく……、と言ったような。
全体的にコテの画風は派手さはないのですが、心にしみわたるようなぬくもりがあってそこがまたなんとも言い難くいいのです。

また、この絵本の中で、コテは蝶のイメージを随所に使うことで、新しい解釈をこの詩に投げかけたと思います。
アーサー王時代の農夫がサングラスをかけた絵で描かれているあたりの遊び心も、いいなあと思いますね。

翻訳は、一つの物語として違和感なくリズムよく読めるものへと仕上がっています。詩の翻訳は美しいですが難解な物が多いので、物語の内容をかみしめたい人には向いてるのかなあ、と思います。
ただ、美しい翻訳であるとは行かないような気もしますけれど。でも、テニスンの持つ詩の抒情性はよくあらわれた翻訳になっていると思います。

何より、この絵本を読んだ後の、胸が少し暖かくなるような、希望が灯るような、そんな読後感がたまらないです。最後シャロットの姫が蝶になって跳びあがっていく時の絵が、一番美しく心を打ちます。
本当に、心に響く絵本だと思います。

気になっている方は、読んでみてはいかがでしょうか?
お勧めの1冊です。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

拍手[1回]

PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
COMMENT: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS: 管理人のみ表示
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする

Copyright c Enchanted by Books マユリの本棚 2冊目。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By 人形首 / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]