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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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デルトラ・クエスト〈1〉沈黙の森
デルトラ・クエスト〈1〉沈黙の森
  • 発売元: 岩崎書店
  • 価格: ¥ 840
  • 発売日: 2002/08


原題 The Forests of Silence (Deltora Quest, 1)
エミリー・ロッダ 作 岡田好恵 訳
お勧め度★★★★☆(無駄のない言葉で語られる、気軽に読めて面白い冒険・ファンタジーです)

黄金色に輝くのは、誠実の象徴トパーズ。真実をつかさどるアメジストは、デル川の岸辺に咲くすみれのような紫色だ。氷のように透明な輝きをもつダイアモンドは、純潔と力の象徴。若草を思わせる緑色は、名誉をあらわすエメラルド。群青色の地に銀色が点々と、夜空の星のようにあらわれているのはラピスラズリ、神力の象徴。幸福のしるしルビーは、血のように赤く、希望の象徴オパールは、虹の七色に輝いている。

一日で気軽に読めそうな本の中から、前々から気になっていたものを読んでみました。
本屋さんの児童書コーナーではほとんど必ず目にすることができ、数年前にはアニメにもなりましたね。
正直子供むけの本で、20代の歳の人間が読むにはちょっと気後れするような内容なのかな、と思ったら、なるほど面白いですね。
ファンタジーというのは子供向けのジャンルと思われていますが、その真価を発揮すると同時に、子供が読んで面白いものは大人が読んでも面白いということを証明してくれていると思います。

お話としてはあらすじは以下のような感じです。

デルトラ王国には、建国当時から悪に対抗するための七つの宝石がはめられたベルトが王族によって脈々と護られている。そして王族は、しきたりを遵守しなければならず、そのために一度も城の外から出たことはない。
しかしそれは、デルトラを支配しようとする悪の軍勢がたくらんだ罠だった……!
影の大王の手に落ちたデルトラ王国。それに対抗するためには、方々に隠された七つの宝石を探し出し、壊れたベルトを元に戻さなければならない。
国王エンドンの親友ジャードの息子リーフは、その探索の旅に向かう…!

という話です。

お話は王道ですが、薄暗い陰鬱な雰囲気が本全体を覆っていて、ささやかな謎や大きな敵を前に、どきどきが止まりません。
その中で描かれる友情や愛情も、なかなか胸をうたれます。

子供向けの薄い本の中で面白さを凝縮しているので、無駄な言葉はあまりなく、それでも十分に面白い。
とくに1冊目はまだ序章で、この本の中だけで23年もの時が流れる様子はなかなか圧巻です。

リーフの旅の道連れは、頼れる大人の戦士バルダ、沈黙の森で暮らしている少女ジャスミンと、彼女の連れる二匹の獣です。

この巻はまだまだ序章です。
でも、本当に楽しくあっという間に読めるので、この巻だけでも読んでみる価値はあると思います。
なかなか良くできた本で子供心に楽しめるので、お勧めの一冊です。

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