あさのあつこ 著
お勧め度★★★☆☆(3・5位。なんか…ページが白い…?)
No.6 7冊目。
矯正施設の内部に侵入した紫苑とネズミは、最上階を目指す…! そこで見るものとは一体…?
という話。
着実に終りに向かって進んでいるような印象です。
終りには進んでいるのですが、なんだか中身は薄くなっている感じがしないでもありません。同じことを何度も繰り返しやり取りしているような…。
あと、作品が徐々に残酷な描写が多くなってきていて、読んでいて結構疲れます。バタバタと人が死んでいく様子が描かれすぎているというか…。
でも、絶望の中にも希望はあって、きっと、明けない夜はないんだろうなぁと思わせてくれるような、そんな力強さのある作品です。
最後、いったい何が起こるのか、ネズミと紫苑はどういう結末に至るのか、最後に何が残るのか、などがとても気になります。
次の巻も心して読みたいと思います。
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