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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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ドラゴンランス(3) 氷壁の白竜
ドラゴンランス(3) 氷壁の白竜
  • 発売元: エンターブレイン
  • 発売日: 2002/05/31

(2012年感想53冊目)

原題 DragonLance Chronicles -Dragons of Winter Night
マーガレット・ワイス&トレイシー・ヒックマン 著 安田均 訳
おすすめ度★★★★☆(4・5くらい。何度も読み返した名作です)

「与えられた愛を否定したり、失うのが怖いからといって愛を与えるのを拒んだりしたら、われわれの生は虚しくなり、失うものはいっそう大きくなってしまいます」(p217)


私の大好きなファンタジー小説、ドラゴンランス戦記の3冊目。原本2冊目の最初の部分に当たります。
この本は、二つの愛の物語です。

パックス・タルカスからの難民を連れて、うるわしの都タルシスに向かった一行。しかしタルシスで、絶望的なドラゴンの襲撃にあい、パーティは分断されてしまう。
「今生の訣れとなる定めの……」とレイストリンにささやかれる中、いったいこの旅路はどうなってしまうのか?

といったようなお話です。

この話はもう大好きで大好きで、何回読んだかわかりません。アルハナとスタームの恋、ギルサナスとシルヴァラの恋、この物語のハイライトとなる二つの恋はどちらも悲しく、甲乙つけがたいものです。そこに、タニスとローラナの愛やリヴァーウィンドとゴールドムーンの愛、キャラモンとティカの愛などが重低音を奏でかなかさなり、この本を素晴らしい愛の物語にしています。

特にギルサナスとシルヴァラがお互いの気持ちを確かめあうシーンは、作者も言っていたとおり、最高のシーンの一つだと思います。本当に好きです。

私は常々、ドラゴンランスは愛の物語だと思っているのですが、この本を読んでいると本当にそう思います。
今まで険悪だったパーティが、それぞれ友情を表現していったり、自分の道を進んでいったりする様もいいですね。
久しぶりに読んだら、レイストリンがとても好きになりました。今までそうでもなかったのにな……。変わったなあと思います。

ドラゴンランスのすべてを肯定するわけではありませんが、心から面白いシリーズだと思います。
おすすめです。

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