忍者ブログ
紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カウンター
フリーエリア
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 もしよろしければぽちっとお願いします!
最新コメント
[06/25 Smithk712]
[06/23 Smithc712]
[09/10 マユリ]
[09/08 fallclover]
[06/16 マユリ]
プロフィール
HN:
マユリ
性別:
女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者アナライズ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

白鳥とくらした子
白鳥とくらした子
  • 発売元: 徳間書店
  • 発売日: 2002/11

原題 The Lord of the Rushie River
シシリー・メアリー・バーカー 作 八木田宜子 訳
お勧め度★★★★★(なにより挿絵が本当に素敵です。手元に置いておきたい一冊ですね)

こんなふうにして、月日はすぎていきました。スーザンは、おとうさんのかえりを、いまかいまかとまっていました。そして白鳥たちに、
「金貨をひと袋手にいれるには、ながいあいだかかるのよ」というのでした。

画家としても有名なシシリー・メアリー・バーカーが文章を書き、それに自らの手で挿絵を添えた絵本です。
「白鳥の背中に乗った夢を見た」ところから着想を得たお話らしく、少女スーザンとラッシー川の白鳥の王との交流が素敵です。

何より素敵なのは、やっぱりシシリーが描いている挿絵でしょう。カラーのものと白黒のものがありますが、とくにやっぱりカラーの絵が素敵。女の子が本当に可愛いのです。
このイラストだけでも、何度でもじっくり眺めたいと思ってしまう素敵なものになっています。

シシリーは画家として有名ですが、彼女が描くお話自体もとても素敵です。正統派の童話と言うか、お話というか、古き良き時代のものが凝縮されている感じです。
世話係のおばさんにひどい扱いを受けるスーザン。しかし白鳥に助けられて過ごすうちに、みんな変わっていき、最後はひどい仕打ちを忘れてこの老婆を世話する優しいスーザン。
本当に、昔の、よい時代の物語が活き活きと息づいています。
本当に素敵なお話です。バーカーのファンなら、必読の一冊だと思いますよ!

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
COMMENT: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS: 管理人のみ表示
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする

Copyright c Enchanted by Books マユリの本棚 2冊目。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By 人形首 / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]