忍者ブログ
紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カウンター
フリーエリア
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 もしよろしければぽちっとお願いします!
最新コメント
[06/25 Smithk712]
[06/23 Smithc712]
[09/10 マユリ]
[09/08 fallclover]
[06/16 マユリ]
プロフィール
HN:
マユリ
性別:
女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者アナライズ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

こわれた腕環―ゲド戦記〈2〉 (岩波少年文庫)
こわれた腕環―ゲド戦記〈2〉 (岩波少年文庫)
  • 発売元: 岩波書店
  • 価格: ¥ 714
  • 発売日: 2009/01/16

原題 The Tombs of Atuan
アーシュラ・K・ル=グウィン著 清水真砂子訳
お勧め度★★★★★(やっぱりゲドは面白いです!)

ゲド戦記の二巻です。私が書くまでもなく名作なのですが、やっぱりとても面白いです。
何度か図書館で借りたもののフィーリングがあわずそのまま返すという行為を何回か繰り返して、やっと読んだらこれがすごく面白いので一日で一気に読んでしまいました。

この2巻はアチュアンという暗闇の墓所の巫女、アルハ(テナー)が主人公のお話で、ゲド戦記といいつつもゲドはあくまで重要な脇役にすぎません。
アチュアンの大巫女が死んだ日に生まれたテナーは大巫女の生まれ変わりとして、その地位を継承します。
幼い時から高位のものとして生きるということや、闇への恐怖と親しみ、闇の中で生きることの安逸さとそれでも光(外)の中に出て行くことの自由に対する葛藤と不安などが描かれます。

なによりこのテナーがとても可愛いです。女の子ならきっと、このテナーに入れ込んで読んでしまうのではないでしょうか。テナーが囚人となったゲドとの出会いで変わって行き、彼を助けたいと思い、そうして自分の意思で自立的に行動すること、ゲドと築いていく「信頼」関係が、なんとも面映くも嬉しく感じます。
それにしてもゲドはまだ青年と言っていい年だと思うのに、なんだか本当にすごく落ち着いていて読んでいて安心します。

中学生からとなっていますが、大人まで楽しめる作品です。
一巻からつながっているお話ですので、一巻とあわせて是非読んでみてください。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
COMMENT: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS: 管理人のみ表示
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする

Copyright c Enchanted by Books マユリの本棚 2冊目。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By 人形首 / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]