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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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プロフィール
HN:
マユリ
性別:
女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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原題 Alanna: The First Adventure
タモラ・ピアス 著 本間裕子 訳
お勧め度★★★★☆(子供向けですが大人も楽しめるファンタジーです)

10代の女の子向けのファンタジー小説作家タモラ・ピアスの著作ですが、大人から子供まで楽しめる作品だと思います。
私は20代ですが、最初はちょっと遠慮していても、読み始めたら楽しく読めました。

主人公はトレボンド男爵家のアランナ。彼女は騎士になりたくて、双子の兄のトムは魔法使いになりたい。
でも父親はアランナを修道院、トムを騎士学校に入れさせようとしたので、双子は入れ替わって(というか男の子の双子だと偽って)アランナが騎士学校に男の子として赴きます。

トムはこの巻ではほとんど出てこないので、物語はアランナの話に終始します。
前半は騎士学校での生活が書かれ、後半は黒い都と呼ばれる南の都市での冒険です。
アランナの騎士学校生活はギムナジウムを舞台にした少女漫画のようなような趣があってなかなか面白いです。
この話も先に読んだ「アーサー王ここに眠る」と似たモチーフの話ですが、アランナが第二次性徴を迎えた時の切り抜け方が嫌味も違和感もなくてよいと思いました。

ただ、アランナを取り巻く男の人たちは双子の兄のトム、王子のジョナサン(ジョン)、盗賊の王ジョージなど、思いっきり英米名なのがちょっと違和感といえば違和感。ファンタジーなのだからもっとファンタジーらしい名前にしてくれ、と思わなくもないですが、逆にこっちのほうが一般的には入りやすいのかもしれませんね。

多分今後の展開としてはジョンとジョージでアランナをめぐってロマンスが繰り広げられるんでしょうけど、どうなるんでしょうね。でもジョンとジョージ自体は普通に仲がいいので、私的には好感です。
10代の女の子が求めるのはロマンスと男の子同士の友情だと思うのですが、その二つがバランスよく配置されている作品です。


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ゆらぎの森のシエラ (創元SF文庫)
ゆらぎの森のシエラ (創元SF文庫)
  • 発売元: 東京創元社
  • 価格: ¥ 693
  • 発売日: 2007/03


菅浩江 著 橋賢亀 表紙絵
お勧め度★★★☆☆(興味のある方は読んで損はありません)

友人に誕生日プレゼントで貰った本。
この作者の初期の作品で、初の長編。
文章は硬派なライトノベルと言った文章でさっくりと読めます。
ファンタジーはイマジネーションでSFは映像だと私は思っているのですが、その二つが融合したような作品。
非常に視覚的でありながら、ファンタジーのような想像力に溢れています。
ジブリで映画化したらいいんじゃないかなぁと思いました。
物語自体も世界を股にかけた冒険とかではなくて、小さな町の中で展開していきます。しかしそこに世界の中心はあるのだなと思います。
生き物を摂取することでその生き物の能力や知識を吸収できるという設定がいいですね。

でも何より私の心をきゅんとさせたのは、シエラが金目を「騎士さま」と呼ぶその呼び方と、シエラとパナートが双子の姉弟だったという設定でした。
自然の叡智を感じ、自然と共生したい気分の時にお勧めの一冊です。
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追記は若干ネタバレありの登場人物メモ。

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アーサー王ここに眠る (創元ブックランド)
アーサー王ここに眠る (創元ブックランド)
  • 発売元: 東京創元社
  • 発売日: 2009/04/28



原題 HERE LIES ARTHUR
フィリップ・リーヴ著 井辻朱美訳
お勧め度★★★★☆(アーサー王伝説を知ってる方にも知らない方にもお勧めです)

カーネギー賞受賞作。
表紙の竪琴を持った詩人(ミルディン)が気になって読んだ話です。
アーサー王を一人の少女の目から見たお話。でも此処で描かれるアーサーは普通の粗暴な軍隊長にしか過ぎず、彼が英雄になるのはミルディンの語る物語の中においてです。
最終的には読者も、現実に起きたことより物語のことのほうが真実なのだと錯覚してしまう手腕は見事です。
多くの死傷者が出ますが、最後に語られる物語ではみんな活き活きしてて、それだけで救われる気分になります。

また、主人公のグウィナは生きるために男の子(グウィン)となり、女の子として育てられた少年ペレドゥルと出会ったりもします。そういう、女の子から見た男の子像や、男の子から見た女の子像等も鮮やかです。
でも、この物語で一番心に残るのはランスロットの原型となったベドウィンとアーサーの妻グウェニファーの恋でした。
ペレドゥルは後のパーシファルだというし、ミルディンはマーリンのウェールズ語読み。アーサー王伝説を知っているとより楽しめると思いますが、知らなくても楽しめると思います。
夏のように瑞々しい情緒が全体に漂う、素敵なお話でした。


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金の鳥 (ハヤカワ文庫 FT―アイルの書 (76))
  • 発売元: 早川書房
  • 発売日: 1985/06
  • 売上ランキング: 798640

原題 The Golden Swan
ナンシー・スプリンガー 著 井辻朱美訳 中山星香 表紙絵
お勧め度★★★☆☆(お勧めなんですが、ちょっと鬱屈した展開が続きます。それが好きな人にはすごくお勧め)

アイルの書の最終巻となる本作です。
前回と同様、物語は一人称で展開していきます。
狼として生まれた少年、デイル。<谷>からアイルにやってきた不死の青年フレイン、そしてデイルの母のメーヴです。
物語の中盤までは割りと鬱屈し、<源>を目指す旅が続けられますが、最後の展開には今までの苦労が癒されるような感動が待っています。
また、3巻と4巻の登場人物は総出演と言った感じで嬉しいです。
ティレルが好きな私としては、最後<谷>に行ったフレインと一緒に戦って、フレインが「愛しているよ、兄さん」と言ってくれたのが何よりも嬉しかったです。

後書きにも書かれたとおり、この物語のテーマは癒しなのですが、心が洗われるような気分になる作品です。
この物語に出会えてよかったと思えるような心に残るシリーズでした。
現実を忘れてちょっと癒されたい時にお勧めの一冊です。

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桑原水菜著 中村龍徳絵
お勧め度★★★★☆(最終巻としては文句なくお勧めです)

私の大好きなシュバルツ・ヘルツシリーズの最終巻です。
最終巻なので感慨深く、うまく言葉に出来ない部分もありますが、何かこう、奇跡のような話だったのかな、と思います。
今までの謎は一応解かれていき、物語も綺麗に、前向きに終わっていく様子は、ちょっとご都合主義のような気もしますが、それでもこの本を読んできた読者にとっては嬉しいものだったと思います。私も嬉しかったです。

桑原水菜先生の炎の蜃気楼が好きだったけれどシュバはちょっとあわなくて読むのやめちゃった、という方は、是非最後まで読んでほしいところ。派手さはないけれど、胎内にいる赤ん坊のように優しい気分になれる巻だったと思います。
まあ、今までさんざん後ろめたいことしてきた人が実はみんないい人になっていって許されていくのはどうかとも思いますが、そういうところも含めて奇跡だったのかなぁと思います。
指輪に人格を乗っ取られて行動していたという人が多かったのがちょっと残念でした。もっと素のみんなが見たかったです。
もしかしたら番外編が出るかもしれないくらいの終わり方だったので、続編があるならそれを楽しみにしています。
桑原水菜先生、素敵な作品をありがとうございました!


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