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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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マユリ
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女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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ユリエルとグレン 1闇に噛まれた兄弟
ユリエルとグレン 1闇に噛まれた兄弟
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2008/04/29

石川宏千花 著 藤田香 表紙絵
お勧め度★★★★☆(兄弟もの、バンパイアもの、中世の薄暗い雰囲気などが好きな方はぜひ)

表紙と題名に惹かれて図書館から借りてきた本。
中世ヨーロッパっぽい時代の農村を舞台に、旅をする兄弟ユリエルとグレンを中心に物語は展開していきます。

簡単に言うとバンパイアものに分類されます。バンパイアにもいろいろな設定がありますが、この話ではバンパイアに噛まれると絶命してしまいます。
その例外が、噛まれた直後にバンパイアから血を分けてもらう(そしてそうなったらバンパイアになる)と、<無限の血>というすごくまれな特別の血の持ち主であるかです。無限の血の持ち主はバンパイアに噛まれても死ぬことなく、人間でいられます。

そんな無限の血を持つユリエルと、バンパイアに血を分け与えられ延命したグレンの兄弟。
グレンを元の身体に戻すためバンパイアの伝承を求めていた彼らは、バンパイアが関与していると思われる少女の殺人事件の調査を依頼されるのだった。

というお話です。

バンパイアもの、兄弟もの、中世ヨーロッパのどろどろとした農村ものと、それらのキーワードが好きな私にはたまらない作品でした。
ともすればチープというか、ありきたりの素材になってしまうのですが、兄弟がお互いを案じながら自分たちの生き方を懸命に模索しているのが、これらの素材をとても良質な物語に変えていると思います。

兄弟の叔父であるトリストラム神父や、彼の仕事仲間の本物のバンパイア・ハンターテレンスとの出会いが、兄弟の関係性を二人きりだけのものにせず、物語の今後の展開を広げています。
兄弟は最後にある決断をしますが、それがすごくすがすがしい気分にさせてくれました。
また、バンパイアはどこか異界から来た存在であるということが示唆され、その異界の存在が妖しく匂ってくるのが、これからの世界の広がりを感じさせてくれるもので楽しみです。
著者のデビュー作らしく、話のまとまりは爪が甘くも感じますが、十分に楽しめて、続きも楽しみです。

どれか一つでも気になるものがある方はぜひ読んでみてください。
追記でちょっとしたネタばれの感想。

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NO.6(#5) (YA! ENTERTAINMENT)
NO.6(#5) (YA! ENTERTAINMENT)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 998
  • 発売日: 2006/09/12

あさのあつこ 著
お勧め度★★★☆☆(3・5くらい。ちょっと展開がぐだぐだかな)

NO.6 5冊目。
火藍&楊眠、イヌカシ&力河、沙布、そして紫苑&ネズミという、それぞれ違う場所にいる登場人物たちの視点から様々な思いが語られている。

話は面白くて、ぐいぐいと引き込まれるものもあるのだけれど、なんだか同じことをずっと描写しているように感じて、本当にパン生地をうすくのばしているような感じがしてしまいます。
感情描写も大事だけれど、やっぱり物語としての展開もほしいなと思ってしまう。

しかし、登場人物がお互いに出会って影響しあい、考え方を変えていき、それが行動に移る様は鮮やかに描かれていて、あさのさんはやっぱりうまいなぁと思います。

紫苑とネズミの関係は、わかりやすく腐女子っぽい言葉を使っていますが、同性愛とかそういうものなのかな? と言われるとちょっと首をかしげるかも。
なんだか紫苑をネズミが恐れ始めているので、紫苑のほうが強いんだろうなぁという感じです。
この二人が、最終的にどういう最後を迎えるのか、すべてが終わった後も一緒にいるのか、決別するのか、それとも違う展開が待っているのか、とても気になります。

以下追記で箇条書きネタばれ感想です。

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オラクルの光―預言に隠されし陰謀 (ルルル文庫)
オラクルの光―預言に隠されし陰謀 (ルルル文庫)
  • 発売元: 小学館
  • 価格: ¥ 540
  • 発売日: 2008/03

原題 The Light of the Oracle
ヴィクトリア・ハンリー 著 杉田七重 訳 星樹 イラスト
お勧め度★★★★☆(面白かったです!)

オラクルの光の後編。
前編が結構気になるところで終わったのであまり間を開けずに読み始めたら、一気に読んでしまいました。
ハゲワシに選ばれた巫女クレアの呪いにより預言ができなくなってしまったブリン。そのブリンを助けるために大神官のもとクレアとペアリングして預言を行うキラン。そして彼らを助ける友人たち。

この、登場人物たちの友情と愛情がジュブナイルとしてリアルで暖かくて、読んでいてほほえましかったです。
最初のほうはどろどろしつつも穏やかにお話が進むのですが、ブリンとキランがオラクル寺院を出てセリッドの滞在する街を訪れ、彼らの運命が交錯した時から、いろいろなことがたたみかけてきてすごく面白かったです。

ジュブナイル向きのファンタジーとしてはとても面白いと感じました。著者の他の作品と併せてゆるやかな三部作になってるらしく、こちらも読んでみたいと思わせてくれた作品です。

少女小説ちっくなファンタジーが読みたい方には特におすすめ。

以下は追記でネタばれの感想です(今度からこういう形式にしてみることにしました。)

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終焉の詩 フェンネル大陸 偽王伝 (講談社ノベルス)
終焉の詩 フェンネル大陸 偽王伝 (講談社ノベルス)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 998
  • 発売日: 2007/03/07

高里椎奈 著 ミギー 絵
お勧め度★★★★☆(きれいにまとまっています)

フェンネル大陸偽王伝の最終巻。
前の巻が個人的にもうどうしようもなくつまらなかったのでどうしようかと思ったのですが、最終巻はなかなか面白かったです。
前の巻も、丸々一冊今回のための伏線って感じでした。

シスタス皇王の真意を確かめるために、シスタスの六神殿に向かうフェン。
そこで知った真実とは…?


物語は結局一人の死者も出さずに大団円を迎えます。
正直都合がよすぎる気もしますが、でも確かに、後味悪い物語とかよりはいいのかもな…、などと思います。

結局サチの正体とか本名とか、明かされなかったことも多いですね。こちらは別のシリーズに持ち越しでしょうか。

いろいろといらいらしながら読んだりしたシリーズでしたが、読後感は良かったです。
本当、日本人が書く日本人のためのファンタジーって感じがしました。
シリーズの総合評価は★★★☆☆くらい。
興味のある方は読んでみるのもいいのではないでしょうか。

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オラクルの光―風に選ばれし娘 (ルルル文庫)
オラクルの光―風に選ばれし娘 (ルルル文庫)
  • 発売元: 小学館
  • 価格: ¥ 540
  • 発売日: 2008/02

原題 The Light of the Oracle
ヴィクトリア・ハンリー 著 杉田七重 訳 星樹 イラスト
お勧め度★★★☆☆(3・5くらい。なかなか穏やかで良質なファンタジーだと思います)

題名に惹かれて借りてきた本。
オラクル(預言者)についてのファンタジーなのですが、預言者は鳥に選ばれ、その鳥から様々な特技を受けることができるという設定がきれいで、ちょっと珍しくて、お気に入りです。
主人公の少女ブリンはアザミの綿毛に導かれてオラクルの素質を見出され、寺院でオラクルになるために勉強します。
同期でオラクルになった王家に連なる傲慢な娘クレアからの意地悪に耐えたり、馬小屋の世話をしている少年キラン(彼も同期でオラクルになる)との出会いや淡い恋心などが描かれ、その背後にぼんやりと陰謀が渦巻いている感じです。

物語としては激しい展開とかは特にはなく、少女が日常の様々な出来事を通していく中で徐々に大きな事件に巻き込まれていくという感じの話です。
こういった穏やかなファンタジーが好きな人にはいいと思います。非常に少女小説的なファンタジーだと思いました。

とにかく、さりげない設定が随所で輝いていて、心に残りました。

ただ、登場人物の心情描写はもうちょっと深くしてほしいかな? なぜキランとブリンが惹かれあっているとか。

最初はあまり期待はしていなかったのですが、予想以上に面白かったです。
特に下巻への切り方はすごく気になるところで終わっています。

なかなか良質なファンタジーなのではないでしょうか。
興味がある方はぜひ読んでみてください。

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