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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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マユリ
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女性
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Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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おこぼれ姫と円卓の騎士 皇帝の誕生 (ビーズログ文庫)
おこぼれ姫と円卓の騎士 皇帝の誕生 (ビーズログ文庫)
  • 発売元: エンターブレイン
  • 発売日: 2013/09/14





(2013年感想58冊目)


石田リンネ 著  起家一子 イラスト 

おすすめ度★★★★☆(キルフ帝国編完結! 面白かったです。)


――わたくし、ずっと貴方のことを考えている。(p253)


今わたしが大好きな少女小説の一つでもる、「おこぼれ姫と円卓の騎士」シリーズの7冊目。キルフ帝国編完結です。
新刊、待ってました! 前巻が気になるところで終わっていたので、もう悶々としていましたよ!
今回も表紙が華やかですねー。でも不穏な感じの漂う表紙です。

今回、表紙のとおりレティが拘束されて動けないというピンチな状況に陥ります。
レティの意思を汲み、なんとか状況を打開しようと動くデュークとアストリッドの二人が、なんとも頼もしかったです。ふたりのやり取りがもう面白くて、やっぱりこのシリーズ面白いなあと思いました。主役のレティが動けない状況でもこんなに面白いのは、ほかのキャラクターもすごく魅力的ってことですよね。

キルフ帝国の皇帝と言えば、やっぱりというかあの人に。
個人的にはアナスタシア姫とヴィクトル王子の二人が好きだったので、アナスタシア姫には女性としての幸せを掴んで欲しかったとも思いますが、そういうわけにもいかないよね。
ヴィクトル王子といえばこの巻のヴィクトル王子は最高でした! この人大好きです!

でも、それ以上に身悶えたのは、最後のレティとデュークですよ! 少女小説らしさがあまりなかった二人も、これでちょっと進展があるのでしょうか。個人的には今のままの関係もものすごく美味しいのですが、これは次の巻が読みたくて仕方ありません。どう展開するのか楽しみすぎます。

次の巻といえば、次はソルヴェールに戻るのでしょうか。兄上様たちや弟殿下が少し恋しいので、次は兄弟のやり取りをたくさんみたいな、って思います。

それにしても、デュークもアストリッドも本当にいい騎士ですね。これからはどんな騎士が登場するのか、そのあたりも含めて、やっぱりとても楽しみなシリーズです。

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ロストウィッチ・ブライドマジカル (電撃文庫)
ロストウィッチ・ブライドマジカル (電撃文庫)
  • 発売元: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2013/09/10





(2013年感想57冊目)


藤原祐 著 椋本夏夜 原案協力 イラスト 

おすすめ度★★★★☆(ラノベらしいラノベって感じです。)


「魔女は魔女と戦わなきゃいけない、それは私たちのルールだ。知らないわけじゃあないんでしょう? ……『女王のための統合戦争』のことを」(p26)


私が今一番好きかもしれないラノベ作家、藤原祐さんの新作です。
デビュー10周年作品でもあるらしく、デビュー作からタッグを組んでいたイラストの椋本さんとの黄金タッグを復活させての登場です。椋本さんがイラストだけじゃなくて原案協力もしているようです。

あらすじを説明するのが難しいので、以下BOOKデータベースから引用。

異界―“魔法の国”で起きた“女王のための統合戦争”に巻き込まれた、鍛冶目山市の少女たち。魔女となった彼女らが身の裡に宿すのは、殺し合いの螺旋を紡ぐ奇跡と罪の力―魔法。魔女のひとりである咲森水奈は、行方不明となった親友の少女、早良坂人魚を捜していた。その傍らに立ち彼女を支える少年、早良坂蓮は“魔法の国”の住人であり、そして…。藤原祐×椋本夏夜が贈る新シリーズ、始動!

これでもちょっとわかりにくいですね…。
簡単に言うと、異界の戦争に巻き込まれた現代の少女たちが、異界の住人の力を借りて得た力、『魔法』でバトルロイヤルするお話です。

とりあえず印象は、ラノベらしいラノベだなーって思いました。
少女たちには相棒から授かった固有の魔法があり、それで戦っていく……。

お話も藤原さんらしいダークほのぼのといった感じで、少女たちの歪な感情や関係性が堪らない。イラストは言うまでもなくすごくいいです。

特に私は、物語のキーパーソンである早良坂人魚ちゃんがすごくツボでした! 人魚ちゃんっていうのは人の名前です。
一巻自体は壮大なプロローグって感じで、前半は世界観の説明、後半はずっと戦闘って感じでしたが、面白かったです。
キーとなっていくそれぞれのキーワードにも、まだまだ秘密が隠されていそうで、これからが楽しみです。

といっても、1巻はまだまだ様子見かなーって感じです。2巻以降に期待。
ダークなラノベやラノベらしいラノベが読みたい方にはおすすめのシリーズです。
続きを読むのが楽しみです。

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太陽の石
太陽の石
  • 発売元: 東京創元社
  • 発売日: 2012/10/30





(2013年感想56冊目)


乾石智子 著 羽住都 表紙絵 

おすすめ度★★★★☆(4・5位。完成度は言うまでもなく、なんとも切ない一冊。)


「ゲイルとテシアのときにぼくらは間違った。正す責任はぼくらにある」(p199)


デヴュー作、「夜の写本師」で日本のファンタジー界を瞠目させた乾石智子さんの第三長編(読む順番としては6冊目)
「オーリエラント」シリーズの3作目でもあります。

田舎の村で拾われっ子として育ったデイスは、ある時太陽の石(オルヴァン)を拾った。そのことが、彼の記憶を徐々に蘇らせていき、深き闇の根付く運命へと導いていく……!
というお話かな。

乾石さんはもう本当大好きな作家さんで、これで全作品読みましたが、ハズレがない。これは本当にすごいことだと思いました。読み始めるのに時間はかかるかもしれないけれど、読んだらその面白さは保証されています。重厚なファンタジーが読みたい時には是非。

今回の物語は、壮大な(壮大すぎる?)兄弟喧嘩と言ったところ。イザーカト9兄弟がメインのお話ですが、きょうだい以外の登場人物(ネアリイやピュリアン)がいい味を出しまくっていて! 好きでした。
兄弟のなかで好きなのは末っ子の男二人ですね。特にイリアは本当に好きでした。

このシリーズ、魔術師が背負うことになる深い闇を毎回痛感させられるのですが、今回はなんとも切なかった。
兄弟って、すごく感情的には複雑で、仲がいいとか悪いとかでは言い切れず、愛情や妬みや、理解と理解の不足などが同時に混在したりするのですよね。
9人もきょうだいがいればそれは如実になるわけで、きょうだいならではの心の闇や愛情の書き方が、本当にリアルでした。
それにしても乾石さんの長編は、女の人の書き方が本当に魅力的。ネアリイもナハティも真逆の女性でしたが、どちらも魅力的でした。
個人的にはしかし最後、彼ら(ネタバレになるので誰かは書きませんが)を生き残らせたのが、乾石さんなりのメッセージであり、希望を託したのかなあと感じました。

乾石さんの描くストーリーは本当に重厚で魅力的。そうしてユーモアや希望もある。本当素敵です。
これからも追いかけて行きたい作家さんです。次回作も楽しみ。

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(2013年感想55冊目)


白川紺子 著 宵マチ イラスト

おすすめ度★★★★☆(4・5位。面白かったです。今最も好きな少女小説のひとつ!)


「ねえ、行きましょうよ。手を離して」
「キスしてくれたら離すよ」
「ジェレミー……」(p89)


コバルト文庫の少女小説作家、白川紺子さんのヴィクトリアン・ロマンティック・ファンタジー小説第二巻。
無事シリーズ化が決まり、とっても嬉しかったです。またクレアやジェレミーやセドリックに会えるなんて!
愛する人を呪い殺すという宝石、レディ・アン・ジュエルを家宝とするマーチ伯爵家の次期当主クレアは、その呪いを解く方法を探すためにロンドンヘ。しかし、様々な思惑に絡まれ、事件へと巻き込まれていく……。
といったお話かな。

今回持ち込まれた呪いの宝石はエメラルド。いいですね。
シリーズ化が決まり、クレアを取り巻く環境が一気に広がったように感じたられたのがよかったです。
今回新しく、女性陣がたくさん出てきたのがすごくよかった! 四姉妹もコーダー嬢も、これからもクレアと仲良くして欲しいです。
そしてなによりこの巻は、相変わらずの毒舌っぷりを発揮するクレアの兄セドリックと、ジェレミーの兄バートがよかったです! 特にバート! いいお兄ちゃんじゃないですか。
この小説はヒロインとヒーローの関係だけじゃなく、周囲の人物の関係も丁寧に書いているのが好感です。
文章自体も丁寧で読みやすく、美しいです。何より、ドレスや食べ物の描写がうっとりするくらい素敵!
ロマンス、ジュエリー、ドレス、スイーツと、女性の夢が丁寧に描かれている、本当に素敵なシリーズです。

男性キャラが多く、それぞれに魅力的な本作ですが、私はやっぱりヒーローのジェレミーが好き! クレアを一途に想うその様子が、格好いいというよりはたまらなく可愛らしいです。
今年読んだ少女小説の中でも、トップ5には入る良書です。これからも読んでいきたいので、続いていってくれるといいな。

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火星の砂時計
火星の砂時計
  • 発売元: サンリオ
  • 発売日: 1987/12





(2013年感想54冊目)


すやまたけし 著 宇野亜喜良 絵

おすすめ度★★★★★(素敵なメルヘンが詰まった、宝箱のような一冊。)


彼女はぼくと同じ側にいる人間に違いなかった。初めて同類に会えたのだ。(p92)


この本に収録されている「素顔同盟」が、所属している読書サークルの今年の夏の課題図書でした。
すやまたけしさんという方は初めて知ったのですが、とっても素敵なメルヘンを書く方ですね。一気にその世界観に引き込まれてしまいました。
私が興味深いなと感じた点は、16篇ほどのメルヘンが、最初はいかにもファンタジックだったのが、後半に収録されているものになるにつれSFのような話になっていくという点でしょうか。
きっと作者のすやまさんは、過去という懐かしさの中でメルヘンを紡ぐことより、未来という希望の中でメルヘンを紡ぐことを志向していったのかなと感じました。

どのお話もファンタジックでありながらSFで、メルヘンらしく含蓄に富み、読んでいてたまらなく愛おしい気持ちになります。
古い本ですがどのお話も古さは感じないですし、色あせない魅力があると思っています。
現在は入手困難な本のようですが、お近くの図書館に蔵書のある方は、ぜひ読んでみて欲しい一冊です。
宇野亜喜良さんの挿絵がまたとっても素敵な1冊。
宝石箱や万華鏡という華やかさはないけれど、宝箱のような趣のある、心の大事な部分にそっとしまわれるような、そんな1冊です。おすすめ。
すやまさんのほかのメルヘンたちも読んでみたくなりました。

最後に、この本に収録されている作品を列挙したいと思います。タイトル見てるだけでうっとりです。


収録作品: 霧笛,彫金師と少年,仮面師と弟子,一輪車の村,漁船の沈む日,ユラ山脈を救え!,砂の河,火星の砂時計,スナザメ狩り,奇機械怪報告書,緑の心臓,ダミーM202,銀色の船,一億年プール,素顔同盟

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