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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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マユリ
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女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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風の大陸〈第2部〉精霊の歌 (富士見ファンタジア文庫)
  • 発売元: 富士見書房
  • 発売日: 1989/04

竹河聖 著 いのまたむつみ 絵
お勧め度★★★★☆(短編~中編集で読みやすくまとまっています)

「恐ろしいのです」
「恐ろしい……呪い師がか?」
「いいえ……」
ティーエは大きく首を横に振った。
「人間が……」

誉れ高き凄腕の自由戦士ボイス、男装の美少女ラクシ、そして、たぐいまれなる美貌と「世界の相」と呼ばれる瞳をもつ薬師のティーエ。
この3人が、今日も砂漠を旅します。自らの運命と出会うために……。
その砂漠で遭遇した三つの不思議な出来事、そして都市とは??

と言う内容。

ドラゴンマガジンに掲載されて好評を博したものに書き下ろしを一編加えて文庫化したものらしいです。
収録内容は「呪いの町」「死者の黄金の都」「暗黒神の地下都市」の3編。

題名からも察せられるとおり、ちょっと暗くておどろおどろしい都市を主役にした、短編集です。

本筋に入るのは次の3巻からなので、この巻は早くも外伝みたいな印象ですが、よくまとまっているので、私は好きですね。

ティーエとラクシとボイスという全く違う三人が、それぞれ助け合いながら冒険する様子は素直にドキドキします。
まあ、あなたたちそんな自分から危険に突っ込むなよ! と突っ込みたくなりますが。

ティーエはすごい美形として描かれていて、彼の存在も、たとえばアウル≒トバティーエ(トバ女神に捧げられたもの)と言ったような登場人物の名前のほうが、よほどファンタジーだったり。
そういうところもお気に入りの一冊です。


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妖精のキャラバン (世界傑作童話シリーズ)
妖精のキャラバン (世界傑作童話シリーズ)
  • 発売元: 福音館書店
  • 発売日: 2000/06

原題 The Fairy Caravan
ビアトリクス・ポター 作 久野暁子 訳
お勧め度★★★★★(ポターの書く文章も挿絵も、本当に素敵です)

一行は、馬具をつけて出発しました。そして、丘を越えて、はるか遠くへと旅立ちました。よく晴れた、風の強いある朝のことです。羊の囲いへと続く広い道には、子馬の足跡がまだ残っていて、でかけましょうと呼びかけるいななき声が聞こえます。荷車の車輪が回り、妖精のキャラバンが奏でる音楽が、今でも聞こえてくるのです。

ピーター・ラビットで有名なビアトリクス・ポターの作品。彼女がナショナル・トラストの活動をしていたときに書かれたものだそうです。
裕福な中流階級の家に生まれ育ち、自然を観察して愛した彼女ならではの、生き生きした美しい文章とかわいらしく愛らしい挿絵が存分に楽しめる一冊です。ピーター・ラビットしか読んだことのない方にも、是非読んでほしい一冊です。

毛髪が長くなるという薬を飲んだテンジクネズミのタッペニーは、毛むくじゃらになってしまい、とても故郷の町にはいられないと故郷を出ます。その先で動物たちのサーカス一座に出会い、仲間に加えてもらい……。
旅する中での様々なお話を描いた連作短編です。

この本の素晴らしいところは、どのページにもポターの素敵な感性で感じ取られた、自然と、色彩と、光と影と、音楽にあふれているところだと思います。
こういったポターの自然にはぐくまれた、そこに根差したまなざしというのは、現代の日本(とくに都会)で生きる私たちが失いつつあるもので、この本を読むことで、いろいろと気づかされることもあるかと思います。

ポターの感性というのは私のあこがれでもあるのですが、その憧れを強くした一方で、身近にも感じさせてくれた作品です。
ページを開くと、個性豊かなサーカスの一座の面々と、ともに旅をしてる気分が味わえると思います。

ただ、題名は妖精となっていますが、出てくる主な登場人物は人型の妖精ではなく動物です。
でも、あちこちに妖精のエッセンスが感じられる、珠玉の動物ファンタジーだと思います。

お勧めの一冊です。

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草原の勇者 フェンネル大陸 真勇伝 (講談社ノベルス)
草原の勇者 フェンネル大陸 真勇伝 (講談社ノベルス)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 924
  • 発売日: 2008/01/11

高里椎奈 著 ミギー 絵
お勧め度★★★☆☆(お話的には悪くないんだけど……)

「勇者の資質って奴だ。まあ、普段はただの抜けた坊ちゃんだからな。上手いこと、死ななければの話だけど」

フェンネル大陸の新シリーズ。前シリーズが個人的には憤慨して本を投げつけたくなる気分を味わったのですが、シリーズを途中で放り投げるのが気持ち悪かったのと、やっぱり続きも気になる部分があったので読みました。
個人的には、お話の展開が上手くなったかな…、という印象でした。物語としては素直に面白く、先が気になったのでついつい一気に読み進めてしまいました。

お話としては、ソルドから、サチが「誘拐されるみたいなもん」といって行くことに決めたリムナンテスという国に「私が行きたいって決めたから行くの!」といったような、やっぱり薄っぺらいなー、フェンと思うような理由で旅に出ます。
そこは代々革命運動が活発に認められた国で、フェンとサチとテオは半ば強引に革命派に組み込まれ、王を倒すために活動する……という話。

私がこのシリーズを好きになれない理由の一つは、主人公を始め登場人物が薄っぺらく感じるから。それなのに主人公のわがままにも無計画にも思える突拍子もない行動がきっかけで、全てが丸く収まって、どんな過ちを犯した人も死ぬことなく許されてしまうから。
しかもフェンは世間知らずで自分でたいして物を考えないのに我だけは強くて、銀の髪という珍しい外見だけでなんかやたらと人から好かれるところ。
全部全部、都合良く見えるんですよね。

それでも今回は、まあ読める感じに楽しかったかな。題名にもなってる草原の勇者が好みだったからかも知れません。たぶんキャラに愛着が持てるとすごく楽しいシリーズで、逆の人にとっては微妙になってしまうのでしょう。

今回はサチの旅の目的が少しだけ明らかにされました。
弟探しですかー。なるほど。
あと、フェンが以前兄に抱いていたような信頼という好意をサチに抱いているという唐突な事実。あなたいつの間にっ!

今回のシリーズは、今まで以上にサチとフェンの物語になるんでしょうね。

全ての見聞きすることのために旅をしているというフェンですが、ならなぜこの物語を旅行ものとかにしないで、無理やり戦記物っぽくしたんだろう。もっと静かなロード・ファンタジーだったら、さらに面白かったと思うんだけどな。

あ、お話としては悪くないです。ただ、どうしてもちょっとだけ残念です。

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彩雲国物語―青嵐にゆれる月草 (角川ビーンズ文庫)
彩雲国物語―青嵐にゆれる月草 (角川ビーンズ文庫)
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 500
  • 発売日: 2007/03

雪乃紗衣 著 由羅カイリ イラスト
お勧め度★★★★☆(今後の展開に関わる重大な伏線がいっぱいです)

「ねえ兄様、わかってる? 簡単な方法があるのよ。私を殺せばいいの。で、どっかに埋めて行方不明ですとか別の男と駆け落ちしました、とか勝手に言えばいいわ。そうすればこの話はなくなるわ。王様も喜ぶし、楸瑛兄様も猶予ができる。次の異母妹を送りこむにしても、私ほどいい条件の妹は見繕うのに時間がかかるもの。でしょ?」

彩雲国物語本編11冊目。
題名は青嵐ですが別に静蘭はそんなに出てこなかった……。
今まで動くことなく王を静観していた名門の藍家が、後宮に姫を送り込んできます。藍家の姫十三姫は都に入るまでに、幾人もの兇手に暗殺されそうになり? 監査御史に任命された秀麗は天敵の陸清雅と共に、犯人を捜し出す任務を与えられた。そのため、秀麗は十三姫に扮して後宮に戻ることになる……。

というあらすじです。

今回の見どころは揺れる藍様の心の内や淡い恋心もそうですが、前回化けの皮をはがした陸清雅とのやりとりでしょう! 秀麗は今までちょっといい子すぎたので、これくらいがちょうどいいと思います。また彼とのやり取りはどこか色っぽくて、たまらないんですよね。 また、なんだかんだいいながら、お互いのことをよく理解しています。

お話としては、リオウが秀麗に死相のようなものを感じ取ったり、黎深が仕事を完全放棄しはじめたり、ついに縹家の暗躍が本格化して珠翠が大変な事になっちゃったり、今後の重大な伏線がちらちらと出ています。
話が少女小説らしからずちょっとシリアスな方向に行きそうなのが賛否分かれるところでしょうか。
今の展開も嫌いではないのですが、昔のほのぼのした雰囲気も好きだったので、なんかずいぶん遠くまで来たなあという印象です。本の厚さもこのあたりから徐々に分厚くなって行くのがポイントで、きっと作者様には書きたいことが沢山あるのでしょうね。なにより、ここまで読んでしまったら先がすごく気になってしまいます。続きも楽しみです。

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風の大陸〈第1部 邂逅編〉 (富士見ファンタジア文庫)
  • 発売元: 富士見書房
  • 発売日: 1988/11

竹河聖 著 いのまたむつみ 絵
お勧め度★★★★☆(王道ファンタジー。わくわくします)

「この子は“世界”だ」
バカンは付け加えた。
「世界……何のことでしょうか」
「この子の眼だ。右が緑、左が紫……おそらく、この大陸に二人とはいまい」


風の大陸の第一弾目。最近では新シリーズも始まっています。
昔兄がドラゴンマガジンの購読者だったときに切れ切れと読んでいたのですが、そういえばきちんと読んだことはないなとこのたび読んでみることに。新シリーズも気になるしね。

この邂逅編は文庫書き下ろしらしく、ドラゴンマガジンで連載開始された以前の、ティーエとラクシとボイスの三人の出会いが描かれています。表紙はティーエ。いやー、美しいですね!

ティーエもラクシもボイスも、高貴な生れであったが、落ち延びて身分を隠して(知らずに)生活しているという点では共通しています。
その中でもティーエの純粋で世間知らずな性格は読んでいて面白いですね。美貌といい、主人公のティーエの存在がいろいろな意味でファンタジーとして際立っていると思います。

3人の過去も描かれます。
それぞれなかなかシビアで、肉親を犠牲に成り立っている過去、という感じで、痛ましいです。
まだ物語は始まったばかりで、この先相当長いのですが、楽しみです。
なにより、いのまたむつみさんのイラストが本当に素敵。

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