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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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マユリ
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Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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七つの封印〈3〉廃墟のガーゴイル
七つの封印〈3〉廃墟のガーゴイル
  • 発売元: ポプラ社
  • 価格: ¥ 788
  • 発売日: 2003/05

原題 Die Sieben Siegel Die Katakomben des Damiano
カイ・マイヤー 著 山崎恒裕 訳 山田章博 絵
お勧め度★★★★☆(あまり怖くはないけれど、違うよさはあると思う)

化け物たちは、つぎからつぎへと目をさました。
そして狂気のさけびをあげながら
檻にからだをぶつけてきた。
数百年ものあいだ、自由を夢見ていたのだ──

ドイツの子供向けホラー・ファンタジー「七つの封印」の3作目。
今回の舞台はドイツではなくてフランスのトスカーナ地方の廃墟となった修道院。
キラ、ニールス、リーザ、クリスの四人はキラの父と一緒にそこに訪れます。
ダミアーノというガーゴイル彫刻の名匠が意匠を残す修道院で起こる恐ろしい出来事とは?
という話。

今回は何をおいてもクリスの大活躍! な巻でした。ジープの運転、スクーターの運転、英語の解読、ガーゴイルとの友情……。正直クリスは女の子二人からも好かれてるし、他を食っている活躍ですね。好きだからいいんだけど……。
まあこの前の巻は結構リーザが活躍してたからこんなものでしょうか。個人的にキラとかニールスの活躍がもっと見てみたいんだけどな……。
ニールスなんて結構慎重な性格になって私はいいと思うのですが、今回は恰好つけてイタリアコーヒーブラックで飲んで腹を壊しただけの気がする。

今回は前二作に比べるとあまり怖くない印象です。でもその代わりやたらと臭気に訴えてくる作品でした。
あと4人の友情とか、勇気とか、そういうのがクローズアップされた巻だった印象です。

あとびっくりしたのは死人が出たことですね。今までは怖くてもそういう怖さはなかったので、驚きました。

最後の終わり方も今までにないすがすがしさがあってよかったです。一匹残った良ガーゴイルさんには幸せになってほしい。

このシリーズでなかなか含蓄深いのは訳者様のあとがきで、なかなか勉強になります。ガーゴイルってそういうクリーチャーだったんだ…、と思わずメモをしてしまいました。

結構気になって続きも一気に借りてしまった。
ドイツのスティーブン・キングは言いすぎとしても、なかなかいい作家さんだと思います。
続きも楽しみです。

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黄昏に祈る人 フェンネル大陸 真勇伝 (講談社ノベルス)
黄昏に祈る人 フェンネル大陸 真勇伝 (講談社ノベルス)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 945
  • 発売日: 2010/06/08

高里椎奈 著 ミギー 絵
お勧め度★★★★☆(真勇伝になってからはなかなか面白いと思いますよ)

「あれは、グールの腹から生まれた呪わしき人の子」

フェンネル大陸真勇伝の4作目。次で終わりなのでクライマックスですねー。

真実を知りたいという気持ちから祖国ストライフに戻るフェン。しかし帰国したストライフ王国では陰謀が渦巻き…? フェンの秘密も明らかになる!

的なお話でした。

私はこのシリーズはあまり好きではなくて、ただ途中で放り投げるのが嫌だから最後まで読んでいるのですが、この巻はなかなかよかったです。たぶん作者がずっと書きたかったんだろうなあと思える巻だからでしょう。
でもあとがきの感慨深い作者様にはなんだか微妙な気分になってしまいました。そういう感慨深いのは最終巻でやればいいのに……。

ストライフ王国に帰還したフェンを、多くいる家族はフェンの予想に反して歓迎して迎え入れます。
時を同じくしてソルドからロカとアシュレイ、シスタスからクレノイアもストライフに。
しかし、家族はフェンを利用しようとしただけだった。真実を知ったフェンは……。

えっと、こういうのが好きな人もいるんだと思いますが、なんかやり取りがラノベというか同人誌みたいなんですよね。フェンとか相変わらず薄っぺらく感じるし。
何なんでしょう、やっぱりストーリーテリングなんでしょうか。書きよう次第ではいい話になるんでしょうがなんかいまいちに感じてしまう。
フェン自身は何もしてないのに英雄に祭り上げられて利用されるっていうのは、ある意味英雄の悲劇って感じもしないでもないですが。

フェンのお兄さんたちは個性派ぞろいで楽しかった。表紙は長兄のルース兄様と次兄のギル兄様ですね。
なんかこれ読んでると最初悪者っぽかったギル兄様が実はいい人だったオチが待ってそうな気がする……。どうなんだろう。

それにしてもフェンの口調は違和感を通り越して笑ってしまうのは私だけなんでしょうか。なんで悪人を前にすると水戸黄門みたいに「片腹痛い」とか「~にもとる」とか言い出すんだろう。武人だから?

あと、久しぶりの人が多くてうれしかったけど、人数が多くなりすぎて誰が誰だか……。
アシュレイは相変わらずでうれしかったけど、なんかロカはあほの子っぷりが強調されていて悲しい。

まあいろいろありますが、小説としては面白く読めました。
次で最終回なんですよね。
フェンの秘密と言い、どういう風に完結するのかが気になる。
ストーリーを忘れないうちに読みたいと思います。

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竹河聖 著 いのまたむつみ イラスト
お勧め度★★★★☆(なかなか切なくて、いい話です)

「おれは、女を幸福にはできない男だってことに気がついてしまった」
「おまえがマンレイドを置いて行くんなら、おれが盗るぞ。いいのか? そうなっても」
バリカイは、ボイスの目を見詰めた。ボイスも、じっと見返す。
「もしも、あんたがマンレイドを幸福にしてやれるなら……」
「バカヤロウ……」

風の大陸外伝2冊目。一冊目の続きものです。
今回はボイスとマンレイド、スリティスとミュティレイナの二組の恋人たちがメインかなあ、と思っていたら、クルデルとカデルの狼兄弟が前面に押し出されていました。

クルデルとカデルは好きだけど、こんなに活躍しなくていいよー、と思ってしまった。竹河さんは美少年を書くのが好きなんだろうな。章の題名もそのものずばり「美少年」とかあったし。

ボイスとマンレイドはやっぱり恋人になりました。
このお話は傭兵同士の友情とか恋とか戦いとか死といつも隣合わせっていうのとかをよく書けていると思います。そういうところも好き。

でも、スリティスのその後はちょっとかわいそうだったなあ。まさか本編の時間軸とあんな風に重なると思わなかったから、結構安心してたのに……。

ボイスはマンレイド置いていって、スリティスはミュティレイナ置いていって、それで幸福であればいいって言ってしまえるのは男のエゴだよー。なんて女を置いていく男が多いのか。

それにしてもボイスがこの時23歳とは! 本編ではそれじゃあ27歳か!
とてもそうは見えない。30代に見える。
何よりもその記述に一番衝撃を受けてしまいました。
そう言えば表紙のボイスも若いですしね。

いのまたさんのイラストも相変わらず素敵でした。もうちょっといっぱい書いてほしいなんてわがままを思ってしまうくらい…。
次は本編。
本編も気になるところで終わってるので、早く読まなきゃ!

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駒崎優 著 岩崎美奈子 イラスト
お勧め度★★★★☆(新キャラも登場で、ますます二人が活躍する一冊です)

「……きたねえ」
呆気に取られたギルフォードの口から、ぽろりと言葉がこぼれる。ジョナサンは臆面もなく笑った。
「だからなんだ? まさか私を、清廉潔白の士だと思っていたわけでもあるまい?」

リチャード&ギルシリーズ2作目。
今回は教会区に新しい神父が赴任してきてリチャードたちに協力したり、相変わらずちょっとした金もうけをしようとしたら陰謀に巻き込まれたりする話です。

そんなわけで、ファーザー・ジョナサンが初登場。この巻はまさにかれを登場させるために書かれた巻と言ってもいいくらい、大活躍です。聖職者ではなく政治家だと言わしめてしまうやり手の坊主。彼はリチャードの素性を信じ、自らの野望のために彼に協力します。

この巻も面白かったです! 個人的に中世と言ったら教会とは切っても切れない縁がある印象だったので、神父の登場はうれしいところ。
今回の依頼も、(入り口は)非常に中世っぽくていいなあと思いました。

文章はちょっと読みにくいという話も聞きますが、私はさくさく読める文章。なので人それぞれの好みの範囲かなと思います。下手ではありません。
なにより、キャラの個性や雰囲気を出して書くのが上手い作家さんだと思います。

ただ、裏切りの聖女って題名なのに女っ気は(作者様も嘆いたいましたが)娼婦の皆様とかしか出ずおとめがいないです。裏切りの聖女というのも紋章のことなので、そこはちょっとそうきたかーという感じ。
題名の足のない獅子も紋章のことだし、このシリーズはタイトルは紋章がらみだと思ったほうがいいのかも。

まああくまでラノベの範囲なのですが、人々の暮らしをよく書いていて(史実どおりではないにせよ)なんだかそういう描写が好きなシリーズです。

ただ、おばあさまがあまり出てこなかったのが残念かなあ。でも、杖での一撃はお見事でした

リチャードとギルのひと癖ある性格とやり取りもいっそう書かれていて、楽しかったです。リチャードはいい子かと思ったら、なかなかひどいやつですね。
でもそんなところもまた良しです。

岩崎美奈子さんのイラストも好きです。
結構気になる(気に入っている)シリーズなので、続きもどんどん読みたいところ。中世が好きな女性の方は是非お勧めのシリーズです。
 
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足のない獅子 (講談社X文庫―ホワイトハート)
足のない獅子 (講談社X文庫―ホワイトハート)
  • 発売元: 講談社
  • 発売日: 1998/10

駒崎優 著 岩崎美奈子 イラスト
お勧め度★★★★☆(中世、騎士、相棒、ちょっとした事件ものがお好きな方には特にお勧め)

「……おまえって奴は、悪い男だな、リチャード」
馬の背に揺られながら、リチャードは脇を行く従兄弟に、不機嫌な視線を向けた。
「どういう意味だ」
「あっちこっちで色目を使って、結局みんな自分のものにしてる」

リチャード&ギルシリーズの第一作目。
別のホワイトハートの本を読んでいたら後ろにのっていて、題名が気になったから読んでみることに。

母の命と引き換えにこの世に生まれたリチャード。その二週間後に生まれた妹の子の従兄弟のギルフォード。王宮に仕えていたリチャードの母。リチャードの父親は不明だが、彼は王の庶子ではないかという公然のうわさがあった……。
従騎士のリチャードとギル。二人はちょっとした金稼ぎのために、とある事件を解決しようとするが……?

というようなあらすじです。

これはなかなかおもしろかったです!
中世の騎士の少年二人のバディ物。中世という時代の薄暗さはあまり書かれていませんが、ユダヤ人の金貸しが出てきたり、雰囲気はしっかりあるのが○なところです。
そう言った時代背景を踏まえた事件の依頼、解決などがあって、中世好きの人間としては楽しめました。
その事件の合間にリチャードの出生のこともからまって、なかなかに読ませてくれます。

ただ、最後のほうの展開は個人的にはいまいちだったなあ。視点の切り替えが多くて文章に勢いがなかった気がするのが残念。

キャラクターもいいですね。私はギルよりリチャード派。
そしてトビーとかガイなんていう少年たちも無駄に(イラストが)可愛いのもツボです。
あと、実は出てくる女性キャラもお気に入り。おばあさまとか、娼婦の皆様とか。(こういった少女小説で女の子好きっていうのもあれですが)

こういった設定とレーベルなので、二人がBLぽかったらどうしようと思いましたが、そんなこともありませんでした。確かに仲良しですが、普通の男性でも読める程度です。

面白かったです。一気に読んでしまいました。
気になっている方がいましたら、是非手にとってみてくださいね。損はないと思います。
続きも借りてあるので、読むのが楽しみです。

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