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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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マユリ
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女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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リビイが見た木の妖精 (岩波少年文庫 (1039))
  • 発売元: 岩波書店
  • 発売日: 1996/07/15

原題 Nothing Said 
    The Fossil Snake
ルーシー・M・ボストン 著 長沼登代子 訳 ピーター・ボストン 絵
お勧め度★★★★☆(4・5位。自然の素晴らしさが伝わるボストンの良小品です)

「ほんとうにそうなの? じゃなきゃ、からかっているだけなの?」
「ほんとうのことはわからないわ。でも、どんなことを想像してもかまわないのよ。だれもとめられないわ。わたしはあの大木が大すきなの


グリーン・ノウの子供たちで有名なボストンの小品二編を収録。ボストンは初めて読みます。
収録されているのは「リビイが見た木の妖精」、「よみがえった化石ヘビ」の二編です。

なによりも驚くのは、ボストンがこの話を書いたのは、79歳と83歳の時のことだということですね。そうでありながらここまでみずみずしく子供の喜びや驚きを書けるなんて本当にすばらしいですし、自然を見やるまなざしや観察眼もお見事です。
とくに自然描写は本当に秀逸で、みずみずしい気持ちになれます。

派手な展開もない静かな小品2品ですが、だからこそ味わいも含蓄も深い一冊になっています。
昔自分たちもこんな自然で遊んだというような記憶や思い出がよみがえってくる一冊とでもいうんでしょうか。

自然へのまなざしというのは、やっぱり現代人である私たちこそ持たなければならないものだよな、と常々思います。
こういった本を読んでそういう「気づき」を得れることは、本当に素晴らしいことだと思います。

また、息子さんのピーターのイラストもまた雰囲気があって良しなのです。

とても静かな一冊です。そう言った本が読みたいときにお勧めです。是非読んでみてください。

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デルトラ・クエスト〈6〉魔物の洞窟
デルトラ・クエスト〈6〉魔物の洞窟
  • 発売元: 岩崎書店
  • 価格: ¥ 840
  • 発売日: 2002/12

原題 The Maze of the Beast (Deltora Quest)
エミリー・ロッダ 著 岡田好恵 訳
お勧め度★★★★☆(今までとちょっと違った冒険です)

ぼくたちは、出会うべくして出会ったのだろうか。「レジスタンス」のかくれ家へいき、ジョーカーと再会するというのも、すべて、運命のはからいなのだろうか?
答えは──時をまつほかなかった。

デルトラ・クエスト6冊目。表紙が気持ち悪い気持ち悪い言っていた私ですが、ここまで来るとこの気持ち悪さが癖になってきて思わず表紙をじっくり眺めてしまいます。この表紙もなかなか味なものですね!
今回は魔物の洞窟にアメジストを取りに行くお話です。

リーフたちが集める宝石も6個目に差し掛かり、いよいよ影の軍団の妨害と捜索も過酷なものになっていきます。
今回の旅では3人が別々に行動したり、いままでとちょっと違った展開が楽しめます。

レジスタンスとのかかわり合いもより深く、疑惑の多いものに。
ジョーカーははたして味方か? とか、気になります。

それにしても、作者ロッダの考える生物は本当に他にはいない感じですね。オルとかちょっと気持ち悪い。しかしAオル、Bオル、Cオルって分類の仕方どうよ。

あと、今回出てきたレジスタンスの少年デインも気になる。上の抜き出した文章ってデインのことを言ってるのですが、こんなことを言ってた割に、どうなったかわからずじまいかよ! 本当デインはどうなってしまったんだろう。

それにしても、物語もクライマックスなんだなあというのが感じられて、どきどきする。どうなるんだろうとかとっても気になる。最初はバラバラに見えた3人も、ここまで来るとやっぱり3人一緒じゃなきゃ! って読者も思ってしまう。
あっさり書かれているからそう思えないかもしれないのですが、彼らの旅路はすごく暗く、つらいものなんだなあと思うと、本当にこの冒険が、どこにどうやって落ち着くのかが気になります。

このシリーズはあと2冊。
しっかり読んでいこうと思います。

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妖怪アパートの幽雅な日常(1) (YA!ENTERTAINMENT)
妖怪アパートの幽雅な日常(1) (YA!ENTERTAINMENT)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 998
  • 発売日: 2003/10/11

香月日輪 著
お勧め度★★★★★(とにかく面白い! 奥も深くて、いろいろ考えさせられる点もいいですね)

「出るんだ。これが」
「えっ……オバケ!?」

ネット上で、評判がよかったので読んでみた本。こ、これは面白い!

両親を交通事故で亡くした稲葉夕士は全寮制の商業高校に入学が決まり、新しい生活に対する期待に胸を躍らせていた。しかしその学生寮が火事にあい…!?
なんとしてもおば夫婦の家を出たい夕士は、アパートを借りて住むことに。しかしそのアパートは一風変わった住人たちが住んでいた!

というような話です。

いやー、本当に面白かった。ちょっと泣いてもしまいました。
妖怪アパートに住む妖怪たちや、妖怪以上にあやしい人間の住人たち。その中でいろいろなことを感じ成長していく夕士……。そう言ったものがよく書かれています。

わかりやすい説教臭さみたいなものがちょっとはありますが、そういうのも含めて非常にヤング・アダルトな本だと思います。

なにより妖怪アパートでの生活が本当に楽しそう。私もるり子さんの料理が食べてみたい! なんでこんなに料理がおいしそうなの! 洞窟風呂とかに入ってみたい! 大好きな作家と一つ屋根の下で暮らしてみたい!

こういう、読んでいて私もそこで暮らしてみたいと思えるような、そんな素敵な本です。

いろいろなことを考えさせられるのもいい。
世の中いろいろな人がいるとか、価値観は同じ価値観の中にずっといたらもはや価値観と呼べなくなるとか……。

多くの人にとってどこかで共感できる。入り込むことのできる、本当に素敵な一冊です。
続きも是非読んでみたい。

妖怪アパートとか言っているので、ホラー系の話のように思いますが、全然そんなことありません。
面白い本を探している方は、是非読んでみてください。
お勧めの一冊です。


文庫化もされています。文庫版はこちら。


妖怪アパートの幽雅な日常1 (講談社文庫)
発売元: 講談社
価格: ¥ 470
発売日: 2008/10/15

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七つの封印〈4〉黒い月の魔女
七つの封印〈4〉黒い月の魔女
  • 発売元: ポプラ社
  • 価格: ¥ 788
  • 発売日: 2003/07

原題 Die Sieben Siegel  Der Dornenmann
カイ・マイヤー 著 山崎恒裕 訳 山田章博 絵
お勧め度★★★★☆(今回はゴシック・ホラーっぽい感じです)

「こんなこと言っても、信じてもらえないと思うけど…」キラが息を切らした。
「いいから、言ってみろよ」
キラは急に笑いだした。おかしいからではなく、苦しまぎれの笑いだった。パニック寸前の表情だ。
「月の表面に……」キラの声がかすれた。「茨を背負った男がいるでしょ。あそこにいるのは、その男よ」

七つの封印シリーズ4作目。なんといっても表紙がいいですねー。このお話に出てくる魔女さんはとっても好きです。現代的でイカすのです。
そんなわけで今回は久しぶりに魔女とキラの対面でした。
キラがどんどん勇敢というか…になっていてびっくり。他の人たちの出る幕はありませんね。
でも、ここまで勇敢になって使命しか見えなくなるとそれはそれで心配です。大丈夫かな……。

今回の題材もよい。
日本では月に兎がすんでいるとかよく言いますが、ドイツでは月に住んでいるのはとげを背負った男と考えられているらしいです。
その月男が月食の日に月の表面からいなくなり、キラたちに襲いかかる…! 怖いですね。

でもなにより怖いのはその月男さんが最後に取った行動だったり。 ひー、こわいです。最終巻でまた再登場らしいのでどうなるか気になる。

現代の魔女がロック・コンサートで歌って月男を呼び出すって設定も格好いい。魔女さん好きだ。
現代ものであり、ホラーであり、でもファンタジーでもある。
その塩梅が非常にうまいシリーズだと思います。

訳者の山崎さんはどちらかというと学者さんらしく、あとがきはとっても勉強になります。
でも、そう言えば今回は(初版は)誤訳があったのが気になったり……。

いずれにしても、次は外伝に行くらしいです。5巻まで借りてきちゃってるんだけど、やっぱり刊行順に読んだほうがいいのかしら。
今回はなによりも山田章博さんのイラストが素敵でした。
素敵なイラストと素敵な物語。その二つが合わさるとやっぱり読書は面白くなりますね。
続きも楽しみです。

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妖精の騎士 (コバルト文庫)
妖精の騎士 (コバルト文庫)
  • 発売元: 集英社
  • 発売日: 1996/12

嬉野秋彦 著 徳田みどり イラスト
お勧め度★★★☆☆(興味のある人向けかなー、と思います)

「──ま、同類に会うのは俺も初めてなんだよ、実は……」
「同類?」
「俺の名前はカラベルク・デラ・ネラ。お前と同じ──」
カラベルクと名乗った少年は、マントの裾を跳ね上げ、腰の剣を拳ひとつ分ほど引き抜いてみせた。
「──『妖精の騎士』だ。一応な」

妖精の騎士とかそういうのを聞くと、アーサー王伝説とかの湖の貴婦人を思い出し、そういう話だったらいいなと思って借りた本。
話の内容的にはまさにどんぴしゃの設定だったので、そういう意味では満足な一冊でした。

作者の嬉野さんって男性ですよね? 男性がコバルト文庫で書くのって珍しいなー、と思いながら読んでいました。あとがきのテンションとかも他の作家様とちょっと違う…。新鮮です。
お話のノリも、少女レーベルっていうか少年向けのレーベルでも通じそうなあつさがあります。

物語の主人公は赤子のころに妖精に拾われ育てられた二人の妖精の騎士、ディートリヒとカラベルク。二人は町で出会い、初めて出会う同類ということで行動を共にします。
しかし時を同じくして、世界を我がものにしようとたくらむ魔人族の公子ロミュアルドの一派が町を狙おうとしていた。
二人はその陰謀に巻き込まれ…?

的なお話。王道ですねー。

キャラクターも王道な感じ。ディートリヒは世間知らずすぎるかなあ…。個人的にはカラベルクのほうが好みですが、むしろロミュアルドの一派のほうが好印象が持てる。
最後二人があっさり別れちゃうのもらしいと言えばらしいですね。なんでもお互いの育ての親の元に帰るらしいです。
育ての親の妖精さんも出てこないか期待。

今現在のコバルトの雰囲気とは一線も二線も違う物語ですね。昔はこういうのが多かったんでしょうか。
なので興味のある人向けかなと思います。
最初のほうは世界に入るのに時間がかかりますが、中盤くらいからは楽しんで読むことができました。
王道ですが好きな設定の話なので、またゆっくり読んでいきたいと思います。

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