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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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マユリ
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女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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古時計の秘密 (創元推理文庫)
古時計の秘密 (創元推理文庫)
  • 発売元: 東京創元社
  • 価格: ¥ 693
  • 発売日: 2007/11

原題 The Secret of the Old Clock
キャロリン・キーン 著 渡辺庸子 訳 ミギー 表紙絵
お勧め度★★★★☆(安心できる気持ちのいいミステリを読みたいときにお勧め)

「つまり、探偵の仕事というのは、いつも安全な状態の中でできるわけではないということだ。わたしもたまたま知っているんだが、リチャード・トプハムという男は、何事も自分の思い通りにならないと気がすまない人間でね。彼にとって不都合なことを、お前がほじくり出したりすれば、トプハムは一家総出で、できうるかぎりの妨害や嫌がらせを、おまえにしかけてくるだろう」
「だとしても、わたしは怖くないわ、パパ」

日本でも有名な少女探偵ナンシー・ドルーの活躍を描いた小説の第一弾。
キャロリン・キーンというのは、複数の作家が書いているこのシリーズ全体のペンネームです。
表紙のイラストに惹かれて借りる。どこかでみたと思ったらフェンネルの人かー。

話の内容としては、莫大な資産をもってなくなった老人の一番新しい遺言状を探すお話です。新しい遺言状を探さないと意地悪な一家が老人の遺産を独り占めしようとしていて、生前に老人と親交のあった生活に困っている人たちが遺産を受け取ることができないのです。
ナンシーは遺言状を探すことができるのか?

子供向きのお話を作っている工房の作品だけあって、事件はナンシーの身近な出来事が題材。勧善懲悪で、良い人は報われ、悪い人は最後にはそれ相応の報いを受けます。
もうこういった話なのでミステリとしては正直期待できない(していない)ですが、その分さくさくと安心して読むことができるので、明るくほのぼのとした気分になれます。

そう言ったお話ですが、主人公が危機に陥ることも多く、ドキドキはしますよ。そのあたりのバランスが良いですね。
主人公のナンシーはクラスの人気者で、パパは腕利きの弁護士。なんていうかスーパーガールで、運もついています。
このシリーズは、ナンシーと人々の心の交流を読んでいくお話なんだと思います。
私のお気に入りはパパのカーソン。こんなパパほしいです。

ミステリ要素は薄いけれど、最後は大団円で終わるので、(なんといっても章の題名が大団円だし)ほのぼのとした事件ものが読みたいときにお勧めの一冊です。

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ムーミン谷の彗星 (ムーミン童話全集 1)
ムーミン谷の彗星 (ムーミン童話全集 1)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 1990/06/22

原題 Kometen kommer
トーベ・ヤンソン 作・絵 下村隆一 訳
お勧め度★★★★☆(4・5位。ちょっと怖いけれど本当に面白い!)

「ぼくたちが、とくべつに勇敢なのじゃないと思うよ。ただ、あの彗星になれてしまっただけなんだ。彗星と、馴染みになってるくらいだもん。あれを知ったのは、ぼくたちがさいしょなんだ。しかも、あれがどんどん大きくなるのを見てきたんだ。彗星って、ほんとにひとりぼっちで、さびしいだろうなあ……」

ムーミンシリーズの全集の第一作目。ムーミンに関しては、いまさら言うまでもない世界的な作品ですね。
私はとにかくスナフキンが大好きで、ムーミンのアニメのファンなのですが、きちんと小説を読むのは実ははじめてかも。
彗星に関しても、友人から、「思った以上に怖かった」と聞いていたので。読むのを敬遠していました。
でも急に読みたくなり読むことに。

とにかく面白かったです! 文章も良いのですが、何より絵が素敵!
雰囲気自体は終末的な雰囲気が漂っていてみんなぴりぴりしてて読んでいて結構重たいのですが、それでもその中に恋や友情や愛情があり、まさしく童話的な作品になっています。

意外とみんなやりたい放題、言いたい放題で笑いました。スニフとか何回「ゲロを吐く」って言ったんだろう。それでいいのかムーミン童話。
スナフキンは相変わらず恰好よくてしびれた。童話の中にも、本当に大切なことや哲学的なことがたくさん描かれていて、心にグッときます。
世界が彗星によって破壊される前でも、現代でも、必要なことは一緒なのかも知れません。
ヤンソンさんの描くイラストが好きなので、イラストがいっぱい挿入されているのもよかったです。

ただ、日本ではムーミンの中でも大きな人気を誇るミィは、この作品には出てこないのですね。
この作品は他のムーミンの作風に比べると暗く重いので好きではないという人もいるかもしれませんが、私は大好きです。

ムーミン、読んだことがないなら一生に一度は読んでみてほしい本にはいると思います。
本当にスナフキン恰好よすぎる。スニフはアニメのスニフと変わらなくて安心してしまいました。

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妖怪アパートの幽雅な日常(3) (YA! ENTERTAINMENT)
妖怪アパートの幽雅な日常(3) (YA! ENTERTAINMENT)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 998
  • 発売日: 2004/10/09

香月日輪 著
お勧め度★★★★☆(内容のバランスの良いお話だと思います)

何が「特別」で、何が「普通」なのか。
ここにいると、その価値観が無限に多様なんだとわかる。
すべてが、無限に多様な可能性を秘めているとわかる。
俺自身にも無限に多様な可能性があるんだ。俺自身も「特別」であり「普通」なんだ。

妖怪アパート3冊目。今回もさっくりと読めます。
今回は夕士君の学校でとある怪談がうわさになり、その原因を探求しようと頑張るお話です。

こういった1巻完結もののお話のシリーズは仕方ないんだけど、最初のほうに何度か同じ描写が入るから、続けて読むとそんなところがちょっと気になったりします。
妖怪アパートの日常も本当にすっかり日常になって、なんだか和むと同時に、早く事件が起こらないかなあという気持ちに。
でも、あくまでこのシリーズはその題名が象徴する通り、主題はあくまで日常なんだと思います。
日常の大切さ、気づきの多さを気づかせてくれるお話というか。
日常の部分のなんと魅力の多いことか。るり子さんおお料理! 洞窟風呂! 妖怪アパートいいなー、と素直に思います。
とくに食事の前に読むと、よだれが……。

今回は物語の要素のバランスみたいなものがバランスよく配置されていて、気持ちよく読むことができました。
考えさせられる部分もあり、日常のほのぼのした部分あり、ちょっと展開の重い部分もあり。
児童書の部類だと思うのでちょっと白黒はっきりわかりやすい部分があるのですが、それでも十分に楽しめます。

青春したいとか言っていた夕士君も、学校ではちゃんと青春してるんだなあとわかってちょっと安心した。成長したんだなあというか……。

今回は魔術書の中の精霊たちもよかった! こういう、特別なんだけど特別じゃない力って好きです。

一巻が一番衝撃的で面白かったんだけど、それでも大好きなシリーズです。
続きも借りてきてるので読まなきゃ!

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歌う石
歌う石
  • 発売元: 講談社
  • 発売日: 1995/12/12

原題 The Singing Stone
O・R・メリング 著 井辻朱美 訳
お勧め度★★★★☆(ケルト好きにはたまらない一冊です。)

「ここがわたしの故郷なのかしら」ケイはひそかに考えた。「さもなければ、わたしの両親の生まれた場所?」

メリングのケルト・ファンタジー第二弾。
孤児の少女ケイは不思議な夢や出来事に誘われるようにアイルランドの地へ向かう。そこで見つけた「歌う石」をくぐると、なんとそこは紀元前1500年のアイルランドで…?
ケイはそこで記憶をなくした少女アエーンと出会い、互いのルーツを探し求める……。

といったようなお話。

今回は舞台となる時代がだいぶ古いので、神話好きとしてはうれしいことにほぼ神話の時代まで時代が遡ります。神話の時代の登場人物たちが、いきいきと、明るく、魅力的に描かれる様子は読んでいてとても楽しいです。さすが。
今回も女の子の二人旅で、そこにロマンスが絡む様子もたまらなくツボです。とくにアエーンとアマージンの恋は王道でいいですねー。アランとケイの交流も好きです。

今回は前回に比べると神話的、叙事詩的要素が強いのが本当に好みで、一日で一気に読み切ってしまいました。楽しかった!

ただ、今回の主人公のケイはある特別な出生を抱えていて、そのために不思議な力が使えるところはあんまり好きじゃなかったかも(前回の、なんの力もない現代女子が頑張る話が好きだったので)
ただ、ケイやアエーンの謎が最後のほうに向かって一気にとかれる様子は読んでいて引き込まれた。
こういうお話の展開も嫌いじゃないですし。

また、最後のほうで出てくるマーリンの話なんかはにやりとさせられました。こういう細かいところも、ケルト好きとしてはさらにうれしいところですね。

とにかく、面白かったです! 300ページ一気読み! ケルトが好きな方は、是非読んでみてくださいね。

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逃れの森の魔女
逃れの森の魔女
  • 発売元: 青山出版社
  • 発売日: 2000/02

原題 The Magic Circle
ドナ・ジョー・ナポリ 著 金原瑞人 久慈美貴 共訳
お勧め度★★★★☆(ヘンゼルとグレーテルの良パロディです)

魔女の目は永遠に乾いたまま。それが定めだ。ああ、汚れない心からあふれる涙は、人に与えられたなんとすばらしい祝福であることか! また涙を流せるようになれるなら、代わりにわたしはなにを差し出そう?

題名とあらすじと訳者さんに惹かれて、図書館から借りてきた本。

世界的に有名なヘンゼルとグレーテルのお話を、魔女の視点から描いたお話です。しかも魔女が魔女になる前の話から描かれます。醜いが普通の善良だった産婆が女魔術師になり、そうして魔女になって、お菓子の家ですむ……。ヘンゼルとグレーテルが出てくるのは後半のほうからです。
あらすじなどは童話のほうとほとんど変わらないのに、ああ、こんなヘンゼルとグレーテルもありかも! と思わせてしまうところが、作者のすごいところですね。
また、本書には様々な愛が描かれます。
母親としての愛、キリスト教徒としての愛、神への愛、弱いもの、小さいものに対する愛などです。
名前で呼ばれることもない、そういう意味で非常に童話的な主人公の醜い魔女の、そうした愛であふれていて、心にぐっとくるものがあります。
ヤングアダルト向きの本らしいですが、魔女が非常に子供を大切にする母親なので、内容的にはお母さんが読んだほうが心に来るものがあるのではないかと思います。
でも私のお気に入りは、主人公の魔女と彼女が救ったお役人の息子のペーターとの心の交流です。

ヘンゼルとグレーテルに対しても、日本ではグレーテルが妹で兄がヘンゼルですが、外国ではグレーテルがお姉ちゃんなのが一般的とか、勉強になりました。

あまり厚い本ではないのですが、内容は濃厚です。ヘンゼルとグレーテルが好きな方は、お勧めの一冊です。

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