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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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HN:
マユリ
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女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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天より授かりしもの (創元推理文庫)
天より授かりしもの (創元推理文庫)
  • 発売元: 東京創元社
  • 発売日: 2004/03/23

原題 An Exchange of Gifts
アン・マキャフリイ 著 赤尾秀子 訳 末弥純 絵
お勧め度★★★☆☆(ほっこりした気分になれますがちょっと物足りない??)

「いいえ、ちがいます。そうだったら、よかったのだけど。誰もが天賜に恵まれるわけではありませんから」少年の声はさみしそうだった。
「残念だけど、そのとおりね。だけど、あなたには素敵な笑顔と、人助けしようという心根があるわ。天賜より、そちらのほうがはるかにいいってこと、よくあるもの」

マキャフリイの中編ファンタジー。マキャフリイがお孫さんのために書いた物語らしいです。
何とも童話的な雰囲気の一冊。こう、読み終わった後にほっこりするというか、不思議な読後感です。
主人公のミーアンとウィスプの関係も、非常にロマンチックですしね。
登場人物がちょっとした「特別な力」をもっているところも、マキャフリイっぽいですね。

ただ、内容はすぐ読める本当に軽めなお話です。
私はこれを図書館で借りましたが、これ1冊で540円はちょっと高いかな?
でも、相変わらず末弥さんのイラストや本の中身は素敵な装丁がされていて、(といっても表紙は本当にイメージで、内容とほとんど関係なかったですが……)枕元や本棚にそっと置いておくにはうってつけの一冊だと思います。
天賜のアイデアも良いですね。私もそんなギフトがほしいです。

ミーアンとウィスプの関係はいいなあと思います。最後ウィスプの正体がわかったときには、ありきたりですがどきどきして、結末にはほっとして、温かい気分になれました。

そんな、ちょっと不思議なあたたかさに触れたい人はぜひ読んでみてください。
ちょっと満足はできないかもしれませんが、私は好きなお話でした。

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“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)
“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)
  • 発売元: エンターブレイン
  • 価格: ¥ 588
  • 発売日: 2006/04/28

野村美月 著 竹岡美穂 イラスト
お勧め度★★★★☆(4・5位。本が好きな人なら好きなはず! なシリーズです。)

なにも起こらないこと。
誰も好きにならないこと。
痛みも悲しみも絶望もなく、おだやかに生きてゆくこと。
そんな毎日をぼくは願う。

“文学少女”シリーズの第一作目。本が好きなことと、イラストに惹かれて借りました。
面白かったです! 一気に読んでしまいました。
なにより、物語を食べてしまいたいくらい愛している(そして本当に食べてしまう)文芸部の天野遠子先輩が本当に魅力的。もう彼女の存在だけでこの物語は素敵と言えるくらい素敵です。
遠子先輩の語る本に対する愛情に満ちたコメントも良いなと思います。ちょっといろいろ読んでみたくなりました。

このシリーズは文学作品を題材としているようで、今回の題材は太宰治の『人間失格』
私は恥ずかしながら未読なのですが、この文学少女のすごいところは、人間失格を読みたくなってしまうところですね。
この人間失格を軸に物語は進んでいきます。
語り手は文芸部のただ一人の後輩、井上心葉。
何もない穏やかさを願いながらも、人の良さから事件に首を突っ込んでしまう、最近のラノベの主人公によくある性格です。
この心葉君も過去にいろいろあるようで、そのあたりも物語の軸になっていくんでしょうね。でも今回はあまり語られなかったので、断然遠子先輩のほうが素敵に見えてしまいます。
心葉君が過去にいろいろあったことを、遠子先輩は知らないはずなのですが、それでも温かく手を差し伸べてくれる…。そんなところがたまりません。
遠子先輩が物語を食べるという設定は、インパクトに反して物語に(少なくとも今回は)あまり必要でないように思えたので、そのあたりの堀り下げも期待です。
また、今回ちょっと出てきた琴吹さんと、姫倉さんのキャラクターも良いですね。彼女たちの今後の活躍にも期待です。

お話としては、なかなかシリアスなお話です。でも人がたくさん死んでるのと、ちょっと思考が短絡的なところはやっぱりラノベなのかな。

とはいえ、読ませる力のある物語です。
イラストも素敵だし、個人的にはかなり満足できた一冊でした。お勧めです。

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ドラゴンラージャ〈1〉宿怨
ドラゴンラージャ〈1〉宿怨
  • 発売元: 岩崎書店
  • 価格: ¥ 998
  • 発売日: 2005/11

イ・ヨンド 著 ホン・カズミ 訳 金田榮路 絵
お勧め度★★★☆☆(この本はまだまだ序章なのでなんとも。これからに期待?)

「こんな昔話がある。エルフが森を歩くと、彼らは木になる。人間が森を歩くと、小道が生まれる。エルフが星を見つめると、彼らは星の瞬きになる。人間が星を見つめると、星座が生まれる。エルフの変化をうまく表現した言葉だろう?」
「変化?」
「エルフはそっくりになってしまうんだ、エルフの近くにあるものに。人間にそっくりになってしまうんだ、人間の近くにあるものは」

向こうではファンタジー・ブームの火付け役になったらしい、コリアン・ファンタジー。オンライン・ゲームにもなっているようです。
ドラゴンラージャと呼ばれるドラゴンと人間の仲介役みたいな存在が存在する世界観の一角で行われる物語。ドラゴンの襲撃、領主が捕まり身代金を要求されたところから、主人公フチの冒険が始まります。

なによりなじめなかったのは、訳文(あるいは地の文がそうなのかもしれませんが)の軽さですね。ほとんど日本の最近のラノベと変わらない軽さとテンポです。これには正直最初だいぶ戸惑いました。
とくに最初のほうは主人公も口が悪くのりが軽いので、かなり嫌いなタイプの主人公だなあと思って、読むのをやめようかなあと思ったくらいでした。
でも、物語の後半にもなるとそれにも慣れてきて、物語を楽しむことができました。
この巻自体壮大な序章という感じなので、おそらく物語が面白くなっていくのは2巻からなのでしょうね。
とはいえ、ラノベ的なのりにはやっぱりちょっと戸惑いますが、これが物語を明るくしている一因だと思います。
作中でも言っていましたが、明るくふるまわないと、どうにもつらい時代に登場人物たちは生きていますし、物語自体もなかなかに重いものなので。

私のお気に入りはエルフの少女イルリルと一行のリーダー役を務めるカール。
オンラインゲームにもなるだけあって、世界観や登場人物の設定はしっかりしています。モンスターや武器の名前が唐突と出てくるのには困惑しますが(巻末に解説が載っていますが)ゲームが好きな人には楽しめるのではないかと思います。

正直文章がひどすぎて、この巻自体の評価は微妙……。
でも面白いと思えたので、もう1冊くらいは読んでみようかと思います。
神さまの設定とか、種族の設定とかは好きです。

今後に期待したいシリーズでした。

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折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)
折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)
  • 発売元: 東京創元社
  • 価格: ¥ 1,890
  • 発売日: 2010/11/27

米澤穂信 著
お勧め度★★★★★(とにかく雰囲気が好みで、大変お勧めできる一冊です)

『折れた竜骨。ニコラ、ヨーロッパのどこかでそう聞いたら戻ってきて』

米澤さん初読です。この本は方々で評判がよく、大変自分好みの雰囲気の作品だったので読んでみました。
これはとても面白かった! 何より雰囲気が良いです。 
中世のイングランドを舞台にしていて、そこには魔術が存在し、呪いも存在する……。
魔術はすぐそばにあり、でも人々に恐れられている暗い時代。波音が絶えず聞こえる島で起きる事件。たまりません。

語り手は領主の娘のアミーナ。探偵役は騎士であり魔術師でもあるファルク・フィッツジョン。助手は従者のニコラ・バゴ。この3人を中心に、呪われたデーン人のトーステン・ターカイルソン、マジャル人の女傭兵ハール・エンマ、サラセン人の魔術師スワイドなど、個性豊かで一癖も二癖もある登場人物が活躍します。
私のお気に入りはファルクとトーステンですね。
ファルクは理知的で落ち着いた様子がなんとも格好良いし、何より探偵で魔術師で騎士という、ファンタジーの髄を集めたような設定が良いです。最後に関係者全員を集めて犯人を暴くという儀式をしてくれるところも、なんとミステリ心をくすぐることでしょう。本当に恰好いいです。

トーステンはアミーナとの友情と、最後に見せたアミーナの侍女ヤスミナとの交流が好き。エンマも含め、彼らの行く末に幸がありますようにと願わずにいられません。
あと、活躍は少なかったですが、吟遊詩人のイーヴォルド・サムスと従騎士のエイブ・ハーバードも、実直な人柄が出ていてお気に入り。
とにかく、ファンタジーとミステリが融合したような作品で、その独特の雰囲気がたまりません。
登場人物も一人ひとりが個性的で見せ場があり、この1作品にとどまらず、もっと活躍を見せてほしい人ばかりでした。続編があれば読みたいなと思います。

ミステリとしては、途中でなんとなくわかっちゃう(というか丸わかり?)感じもするのですが。まあ、楽しんだもの勝ちですね。
そもそも、犯人が読者にわかってしまうことが、この作品での一番の驚きとか、読むべきところではないと思うので。

とにかく、久しぶりに、自分の中ではとてもヒットしたミステリ作品です。
ミステリとファンタジーが両方好きな人には特にお勧め。魔法の設定がしっかりしていて面白いのですよ。
文庫に落ちたら、是非購入したい作品です。

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妖怪アパートの幽雅な日常〈4〉 (YA! ENTERTAINMENT)
妖怪アパートの幽雅な日常〈4〉 (YA! ENTERTAINMENT)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 998
  • 発売日: 2005/08/23

香月日輪 著
お勧め度★★★★☆(学生の自分には考えさせられることが多かったです)

「俺の人生は長く、世界は果てしなく広い……。でも、いったいどこまで行けばいいんだろうな……?」
「行けるとこまでさ」
長谷は即答した。

妖怪アパート4冊目。今回は夏休みの時のお話です。
修行でレベルアップしたり、バイトでいろいろなことがあったり、女の子の自殺を止めたり……。

今回は学生の自分としてはいろいろ考えさせられるところがありました。ここまで極端ではないかもしれないけれど、自分はちゃんと行動できているかなど、妖怪アパートを読んでいると考えさせられてしまいます。
そう言ったところが、この本の最大の魅力なんですけどね。

それにしても、作中でも言っていますが、夕士君は恵まれているなー。何よりも周りの大人や友人に本当に恵まれている。るり子さんのお料理はもちろんですが、妖怪アパートの住人たちが本当に魅力的。

きっとこの本を読むようなヤングアダルトの世代は、私よりもいろいろなことを感じるのでしょうね。そう思うと、もっと早くこの本を読みたかった! と思います。

夕士君の成長も感じる事が出来て、とても面白かった1冊です。
何より、彼に仕えるフールのキャラクターが最近癖になりつつあります。彼らはあまり役に立たないかもしれないけど、なかなか核心をついているのですよね。
夕士君の成長と、彼を見守る周りの大人たちのあたたかな視線が、本当にほっこりとした気分になれます。

文体はたまに・・・と思うこともあるけれど、文体の拙さを気にさせない面白さ!
次の巻はまた新たな展開が予想されるので、いまから楽しみです!

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