忍者ブログ
紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
01 2026/02 03
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
カウンター
フリーエリア
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 もしよろしければぽちっとお願いします!
最新コメント
[06/25 Smithk712]
[06/23 Smithc712]
[09/10 マユリ]
[09/08 fallclover]
[06/16 マユリ]
プロフィール
HN:
マユリ
性別:
女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者アナライズ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

サークル・マジック―サンドリと光の糸 (ルルル文庫)
サークル・マジック―サンドリと光の糸 (ルルル文庫)
  • 発売元: 小学館
  • 価格: ¥ 620
  • 発売日: 2008/05

原題 Sandry's Book( The Circle of Magic)
タモラ・ピアス 著 西広なつき 訳 皇ソラ イラスト
お勧め度★★★★☆(魔法学院物や少年少女の成長物が好きな方は是非!)

「わたしたち考えたの……」
「ううん、願ったの」ダジャが言い直した。
「水晶のパワーがなくなる頃には、あんたはもう暗闇を怖がらなくなっているように、ってな」ブライアーが説明した。
サンドリの目はみるみる涙であふれていった。
「ありがとう。あなたたちは、最高の友だちだわ」

女騎士アランナのシリーズで有名なタモラ・ピアスの別作品。J.Mマクドナルドやデブラ・ドイルが書いた同名の小説シリーズもありますが、それとは別物です(念のため)
タモラ・ピアスは結構好きな作家で、ずっと読みたいと思っていたシリーズなので読めて嬉しいです。

秘められた才能を見出すことにたけた魔法使いニクラーレン(ニコ)に見出された4人の子供たちの物語。王族ともつながりのある貴族の娘サンドリレン(サンドリ)、路上で生活していたこそ泥の少年ブライアー、周囲に不思議な現象を起こすことで孤立していた内向的な商人の娘、トリサーナ(トリス)家族と乗った船が難破して一人助かり、アウトカーストの身に落ちた交易の民の娘ダジャ。
生まれも育ちも抱える事情も違う子供たちが、一つ屋根の下のディサプリン荘で暮らしていく中で、それぞれの才能を見つけ伸ばしていき、絆を深めていく……。

という話。

これはなかなかおもしろかったです! 視点がしょっちゅう変わったり、翻訳が微妙に硬かったりで読みにくさがなくもないのですが、キャラも魅力的で先が気になります。
子供たちが自分の好きなことを見つけ、それに才能を伸ばしていく過程がすごくいい。
その才能も、機織りだったり、植物を育てる事だったり、天候をみる事だったり、鍛冶だったりとささやかなことなのですが、なんだかほほえましい。

また、最初はお互いにそんなに仲が良くなかったのに、ちょっとした事件をきっかけに徐々に絆を深め、最後大きなトラブルに立ちむかっていく様子がいいです。

私が好きなのはサンドリとブライアーかなあ。サンドリは気取ってなくて明るいところが可愛いし、ブライアーはつっけんどんで用心深いのに植物が大好きなグリーンマンと言うギャップがほほえましいです。

それにしてもトリスが130センチと言う描写があったので、小さいなあと思っていたら、ダジャが11歳という描写も発見。子供たちはまだまだ本当に子供だったんだなあ(小学生くらい?)とびっくりしました。
イラスト的に14~16くらいかなとかおもっていた……。

先生たちも、それぞれ魅力的で、温かい視線を四人に向けていて、子供たちの成長の過程が本当にいいのです。

魔法学校物が好きな方にはお勧めの1冊です。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

拍手[0回]

PR
双子の星 (宮沢賢治絵童話集)
双子の星 (宮沢賢治絵童話集)
  • 発売元: くもん出版
  • 価格: ¥ 2,039
  • 発売日: 1993/08

宮沢賢治 作 ユノセイイチ 牧野鈴子 絵
お勧め度★★★★☆(とにかく絵が美しいです)

『クラムボンはわらったよ。』
『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』
『クラムボンは跳ねてわらったよ。』
『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』

だいぶ以前に友人から借りて返せずじまいになっている1冊(いつか返さなきゃ……)
昨日テレビで銀河鉄道の夜を取り扱っていたので、本当に久しぶりに賢治を読みました。学校の授業以外で賢治をよんだのはじめてかもなあ……。

この本には「やまなし」「双子の星」「おきなぐさ」「祭りの晩」の四編を収録。
なかなかに大きなサイズのしっかりとした1冊で、非力な私には読むのが非常に疲れた1冊でもありました。この重さははたして子供向けなのか??
読むなら、お母さんと一緒に読んだほうがいいのかも……、なんて思ってしまいました。

賢治の文章は、とにかく心が洗われるような美しさがありますね!「対」や「無邪気」「想像力」「希望」と言った言葉が、賢治の文章を読んでいてまず思い浮かぶ言葉です。

私のお気に入りは「やまなし」「祭りの晩」かなあ。「双子の星」は何度も読まないと良さがわからない気がする。

あと、この本は挿絵が美しいのも魅力。このシリーズはいろいろな挿絵を描いている人がいますが、この本の挿絵はとてもきれいで、大人が読んでも魅力を感じる1冊になっています。

なにより本の重さと大きさに負けたので読むのが疲れますが、賢治の魅力が改めて伝わる1冊でした。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

拍手[0回]

だれも猫には気づかない (創元推理文庫)
だれも猫には気づかない (創元推理文庫)
  • 発売元: 東京創元社
  • 発売日: 2003/02

原題 No One Noticed the Cat
アン・マキャフリイ 著 赤尾秀子 訳 末弥純 表紙絵
お勧め度★★★☆☆(2に近い3かも。ちょっと微妙でした)

とはいえ、ジェイマス公が差し出すものならなんでも、ニフィはこばまず受けとってくれた。いいじゃないか、と公は思った。彼女も主人を失って悲しんでいるのだ。ごちそうをわかちあうのは、当然だろう?

先ごろ亡くなったアン・マキャフリイの中編ファンタジー。大の動物好きで知られた彼女が、お孫さんのために書いたお話です。
公国の若き領主の老摂政が亡くなった時、しかし彼はとぴきり素晴らしい猫を領主のジェイマスに遺していった。
しかし、その猫のことにはほとんどだれも気付かない。素晴らしい猫、ニフィは、若き領主を助ける為にどんな活躍をするのか??

と言ったようなお話。

マキャフリイの中編ファンタジーはどれも読みましたが、その中でも、うーん、これはちょっと微妙かも。
確かに猫のニフィはとっても可愛いです。猫好きならずともときめくはず。そのニフィにデレデレのジェイマス公も、とっても面白い。
でも、猫も恋愛も陰謀も、どれも中途半端って感じがしてしまいます。
特にこの薄さの割には登場人物がたくさんすぎるほど出てくるので、ごちゃごちゃしてしまって、覚えるのが大変でした。

お孫さんのために書かれた話だったら、ちょっと子供むけっぽくなるのは仕方ないのかな。

でも、ニフィのかわいらしさと、たくさん出てくる料理の描写はお気に入り。最後はハッピーエンドで終わるところも、みんながそれぞれ愛する人と結ばれるのも、多少ご都合主義かもしれないけれど、ほんわかしていて良いです。やっぱりハッピーエンドが読みたいものね。

猫好きの方は、読んでみてもいいかも??

っていう一冊でした。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

拍手[0回]

妖怪アパートの幽雅な日常(7) (YA!ENTERTAINMENT)
妖怪アパートの幽雅な日常(7) (YA!ENTERTAINMENT)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 998
  • 発売日: 2007/10/18

香月日輪 著
お勧め度★★★☆☆(3・5位。あっさりと読めます)

「昔の人が書いた妖怪の本とかも好きよ。どうでもいい妖怪の記述とか、ためにならない幽霊の知識とか。そういうのも必要よねー」
と言う秋音ちゃんに、今度は詩人がうなずいた。
「生活に必要なことだけじゃ、人間は成り立たないからネー」

妖怪アパート7冊目。
今回の話は3年生の卒業&秋音ちゃんがアパートを出ていく感じの話&まり子さんの過去が明らかに! の巻。
今回のテーマはずばり「性」でしたね。のっけからセックスセックス連呼するので若干引きましたが、確かに思春期の学生には避けて通れない話題。難しい話題だと思います。

まあ、ちょっと説教くさかったり、偏った部分もあるのですが、その中のどれか一つでも心に響けばいいんじゃないかなあと思います。こういうところがこの本の魅力の一つだと思うので。
3年生の卒業式では、思わず自分の学生時代を思い返してしまったり。学生時代は確かにくだらない思い出が多かったなあ。

最後の夕士君の決断もよかったです。うん、私はそれでもいいと思うって思いました。今回のお話は、全てこの夕士君の最後の決断のためにあったのだなあと思いました。

まり子さんの過去と夕士君とのやり取りは……、いろいろ考えさせられるところがあったなあ。
うん、夕士君と同じ年ごろのころにこの本読んでたら、もっと響いていたのかもなあ、と思います。

それにしても秋音ちゃんがアパートを出ていったのはさみしい限りですね! またこの後もちょっとずつでいいので出てきてくれることを願います。
そして、るり子さんのお料理が相変わらず季節感にあふれていて素晴らしいです! るり子さんのお料理、本当食べてみたいです!

春は出会いと別れの季節。この後の展開も楽しみに読みたいと思います。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

拍手[0回]

闇の戦い〈1〉光の六つのしるし (fantasy classics―闇の戦い)
闇の戦い〈1〉光の六つのしるし (fantasy classics―闇の戦い)
  • 発売元: 評論社
  • 価格: ¥ 1,890
  • 発売日: 2006/12

原題 The Dark is Rising
スーザン・クーパー 著 浅羽莢子 訳
お勧め度★★★★★(本当に名作。今の季節に読むにはさらに○)

生まれ日の鉄、運命の青銅、
燃えた後の木、歌に出ずる石、
蝋燭の輪の火、雪どけの水、
六つのしるしが印すもの
輪と 輪に先立つ杯と

「闇の戦い」シリーズの1作目。7男坊の7番目の息子であるウィルは11歳の誕生日に最後の<古老>に覚醒し、光と闇の戦いへと挑んでいきます。

いやー、いつか読んでみたいと思っていてやっと読めたのですが、本当に面白かったです! 闇の勢力のじわじわする怖さ、光の厳格さ、あたたかさなどが本当に伝わってくる。何と言っても重厚な雰囲気が好みです。

また、季節がちょうど今の冬の季節(冬至ころから新年)までなので、12月頃に読むと雰囲気も出て盛り上がって大変お勧めです。またこの季節に読み返したいな。

何だろう、11歳の少年の覚醒、頼りになる助言者の存在、闇との戦いなど、いわゆるファンタジーの王道、べたな展開を扱っているのですが、とても奥深い重厚な世界観にとても魅力を感じます。色あせない魅力という奴でしょうか。
最初は慣れるまで読むのに苦労しましたが、そのあとは一気読み。ほんとうに面白かったです。
光の勢力もいいけれど、闇の勢力が怖かった! 特にマギーにはぞくぞくしてしまった…。あとホーキン。彼もとても悲しい……。
あと、<古老>として目覚めたウィルの成長もよかったです。

このシリーズを今から読もうと思っている方は、先に同作者の「コーンウォールの聖杯」を読むのがお勧めです。この作品の前日譚的なお話で、同じ登場人物なども出てきますよ。

児童書で、子供向けの本なんでしょうが、そう感じさせない美しい訳文も大変好みです。

そして、ウィルの兄弟たちがまた、良いですね。これからも関わってくる兄弟とかいるんだろうか。とても楽しみです。
個人的に、ナルニアの次に読むならこれ! って感じのファンタジーでした。
お勧めです。

映画もあるらしいですね。見てみようかなあ……。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

拍手[0回]


Copyright c Enchanted by Books マユリの本棚 2冊目。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By 人形首 / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]