忍者ブログ
紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
01 2026/02 03
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
カウンター
フリーエリア
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 もしよろしければぽちっとお願いします!
最新コメント
[06/25 Smithk712]
[06/23 Smithc712]
[09/10 マユリ]
[09/08 fallclover]
[06/16 マユリ]
プロフィール
HN:
マユリ
性別:
女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者アナライズ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

囚われちゃったお姫さま―魔法の森〈1〉 (sogen bookland)
囚われちゃったお姫さま―魔法の森〈1〉 (sogen bookland)
  • 発売元: 東京創元社
  • 価格: ¥ 2,100
  • 発売日: 2008/06

原題 Dealing with Dragons
パトリシア・C・リーデ 著 田中亜希子 訳 橋賢亀 絵
お勧め度★★★☆☆(3・5くらい。悪くないんだけど、個人的には今一歩でした)

というわけで、おおまかにいえば、リンダーウォールはとても幸せで居心地のいい国だった。
シモリーンには、それが気に入らなかった。(p9)


お姫さまらしくないお姫さま、シモリーンの活躍を描く、魔法の森シリーズ第一弾。
ふとしたところで目にして、それ以来気になってたまらず、図書館で借りて読むことに。

リンダーウォールのお姫さま、シモリーンは、お姫さまらしくすることにうんざりして、ただハンサムなだけの王子さまと結婚するのを待つだけの日々が嫌で嫌でたまりませんでした。
そこで、ドラゴンの元に自ら出向き、囚わせてもらうようにお願いをして……。

というようなお話。囚われちゃったお姫さま、というより、囚わせちゃったお姫さま、が正しいお話かもしれません。

うーん、好きな題材、雰囲気ではあるのですが、ちょっと期待しすぎちゃったかな。
確かに面白かったし、魅力的ではあるのですが、個人的にすごく面白かった! とか、好き! って処にまで行く作品ではなかったように思います。なんでだろう……。

お姫さまらしくないお姫さま、人間臭いドラゴン、悪役だけどどこか抜けている魔法使いたち、しっかりものの魔女、登場人物たちは非常に魅力的だと思うのですが、そう、終始昔話や童話のパロディになっており、いまいち盛り上がりに欠けるからかもしれません。

でも、そのところどころに入る童話のパロディが面白かったりします。さらりと出てきたアーサー王やジャックと豆の木にはちょっと感動しました。イラストも素敵だし、本当に素敵な本だとは思います。好きな人は好きなんだろうな。

私が好きなのはシモリーンと友だちになる王女さま、アリアノーラと、不幸だけど賢い石の王子でしょうか。

ただ、人間臭いドラゴンも良いけれど、人間臭すぎてドラゴンらしい威厳みたいなものが感じられなかったのがどうしても残念です。

私にはいまいちだったけど、好きな方にはすごく好きな作品だと思います。興味のある方は一読してみてはいかがでしょうか??

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

拍手[0回]

PR
七王国の玉座〈2〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)
七王国の玉座〈2〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)
  • 発売元: 早川書房
  • 価格: ¥ 735
  • 発売日: 2006/06

原題 A Song of Ice and Fire1 A Game of Thrones
ジョージ・R・R・マーティン 著 岡部宏之 訳 菅原健 表紙絵
お勧め度★★★★☆(このさきどうなるのか気になります!)

“さあ、わかったろう、なぜ生きなければならないか?”
「なぜ?」ブランは落下しながら、わけがわからずにいった。
“なぜなら、冬がやってくるからだ”(p55)

氷と炎の歌第一部の2冊目。まだ原本の半分も読んでいないのにこの重厚さは何なのだろう。
今回の話も面白かったです! 一気読みしてしまいました。
一巻以上に、登場人物たちの今後が気になって、どうなっていくんだろう、どうするんだろう、という気持ちで胸がいっぱいになる本でした。

今回の話では、登場人物たちがそれぞれ自分で自分の運命を切り開こうとしていて、一巻以上に登場人物たちが好きになります。それぞれ過酷な運命を背負いつつも、そのなかで懸命に生きていこうとする様子がよいですね。

この巻で個人的に一番印象に残ったシーンは、ジョンとティリオンが友情を結びあうシーンですね。私生児のジョンと、王の弟でありながら発育不全で蔑まれるティリオン。この二人の奇妙な友情は、これからも続いていくんでしょうか。続いていくといいな。
アリアも、一巻以上に好感が持てたし、サンサにはサンサの考えがある……。
みんなそれぞれ魅力的で、姉妹があまり似ていないあたりは、リアルだなあと思います。

そうしてブラン! なによりブランが無事でよかった!でもまだまだ予断を許さないというか、微妙な状態。どうか性格がすれませんように……。

そうして、ヴァイサリスがちょっとあわれですね。わたし結構すきなんだけどなあ……。デーナリスも好きなので、彼女が自分で運命を切り開いていく様子は好感が持てました。

そうして最後は王の私生児(ジェンドリー)の存在がほのめかされて……。王座をめぐる陰謀という名のこのゲームがどうなるのか、本当に目が離せません。
本当に、どうなるんだろう、どうするんだろう、というワクワク感で読ませてくれる1冊となっています。
お勧め。
この表紙はデーナリスかな。美しいです。

月末には改定新版も出るようです。今から興味のわいた方は、そちらで読むのもいいかも??

この小説のボードゲームやカードゲームもやってみたいんですよねえ……。もうすっかり魅せられています。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

拍手[0回]

ヒーラーズ・キープ(上)守りたいもの
ヒーラーズ・キープ(上)守りたいもの
  • 発売元: あかね書房
  • 発売日: 2004/03

原題 The Healer's Keep
ヴィクトリア・ハンリー 著 金原瑞人 石田文子 訳 横田美晴 表紙絵
お勧め度★★★★☆(厳しさの中にも優しさの光る物語です)

「レナイヤ師はきみとぼくの才能を判定してくださったようだ。きみはフィランだとおっしゃっていた」
サラは顔をしかめた。
「フィラン? 戦士なの? でもあたしはトリアンのように踊りを学びたかったのよ」(p209)

一年くらい前に読んだ著者の「オラクルの光」が地味に好きだったので、思い出したようにこちらも読書してみました。聞けば作者様の作品は緩やかな三部作をなしているようで、この本は2部作目の上巻。第1作目は図書館では貸出中だったのですよね。でも、冒頭に1作目のあらすじが載っているので、この巻から読んでも安心してはいっていけます。でも、第一作目から読みたかったかなあ……、とちょっと後悔。面白いんですけど、だからこそ余計に1作目も読みたかった。そうして「オラクルの光」がどこの国のお話だったかも気になってしまいました。また読み返そうかなあ……。

スリヴィーア国の奴隷の娘ミーヴと、ベランドラ国の王女サラ(サラヴェルダ)の物語。ミーヴは邪悪な貴族のモーレン候に狙われ、命からがらに逃亡した。一方サラは、癒し手としての才能を見込まれ、ヒーラーズ・キープ(癒し手の砦)において学ぶことになり……。夢と癒しと魂にまつわる物語です。そうして、愛と、光と闇の物語です。

まだまだ物語も序盤ながら、なかなか読みやすく、そうして読ませてくれる作品だなあと思いました。
ミーヴやサラには若干イライラさせられるところもあるけれど、先が気になってつい読んでしまう……。前作を読んでいなくても問題なく読めるところが嬉しいです。

ハンリーの物語は、出てくる登場人物にちょっとした不思議な力を持たせているのですが、ミーヴもサラも、自身の強大な力についてはまだよくは知らない……。そんななかで、一生懸命頑張る(サラは特に頑張ってるようには思えなかったけどそれでも頑張った)二人の姿がいいです。
また、少女も良いですが男の子たちも魅力的。
行きずりでミーヴを助けてしまった御者のジャスパー、サラの同級生でミーヴの知られざる弟であるドージャン、同じく同級生で、完璧に魅力的でありながら、良心なく他者を陥れる邪悪なバーン。

二つの運命が交差するとき、いったいどんなことが起きるのか、楽しみで仕方ありません。とくにミーヴとドージャンの出会いが楽しみだったりします。

私のお気に入りのシーンは、ミーヴがジャスパーに歌を歌ってあげるところですね。何と言うか、これは愛の物語なのだなあとしみじみ思います。

物語はオーソドックスな光と闇の対立を描いたファンタジーですが、どちらかというと女の子向きのお話だと思います。というか、女の子には是非読んでほしい作品です。
やっぱり、この作者さんの書くお話は好きだなあと思います。何でしょう、物語全体の雰囲気が好き。

下巻も楽しみに読みたいと思います。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

拍手[0回]

妖怪アパートの幽雅な日常(9) (YA! ENTERTAINMENT)
妖怪アパートの幽雅な日常(9) (YA! ENTERTAINMENT)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 998
  • 発売日: 2008/10/10

香月日輪 著
お勧め度★★★☆☆(3・5くらい。次の巻の橋渡し的な1冊です)

こんな静かな夜は、みんなが優しい気持ちでいられればいいと思う心に、
『生身の人間を救うのは、やっぱり生身の人間でないと』
という詩人の言葉が、繰り返し繰り返し響いていた。

妖怪アパート9冊目。10巻で終わるので、ラスト直前ですね。
今回のお話は二学期の文化祭と、学校の裏サイトなどに書かれた悪質な悪口についての問題2つがメインとなっています。
うーん、とにかく続きが気になる! ラスト一冊、これからどうなるのか本当に楽しみな終わり方になっています。

最後のひきが強烈だっただけに、なんだかラストに向けての1冊であって、この巻自体の内容はちょっと薄めかもしれません。
でも、文化祭の様子などは読んでいて本当に楽しかったですし、ワクワクしました。まだ卒業していないのに、やたらとみんな卒業を意識していて、なんだか気分は卒業式!? って感じでもありました。
千晶先生の過去もちょっとだけわかって、なるほどなー、という感じ。
ほんとう、千晶先生は存在感がありますね。逆に青木先生は、すっかり存在感が薄くなってしまって……。まあ、いいのですが。

作者の主義主張が激しいシリーズでもありますが、まあ、100言う中の一つでもとどけばいいんじゃないのかなあと思いながら読んでいます。作中でもそう言っていたしね。

とにかく最後の1冊がとても楽しみな一冊です。早く読みたい!
次が最後。みんながどのような未来にたどりつくのか、心して読みたいと思います。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

拍手[0回]

オーディンとのろわれた語り部
オーディンとのろわれた語り部
  • 発売元: 徳間書店
  • 価格: ¥ 1,260
  • 発売日: 1997/07

原題 Odin's Monster
スーザン・プライス 著 当麻ゆか 訳
お勧め度★★★★☆(民話らしい民話に仕上がっていてそういうのが好きな人には。)

クヴェルドルフは考え込んだ。魔法使いであり、戦士である女王は、どんな夫を望むだろう? 決まっている、同じように魔法使いであり戦士でもある男だ。

スーザン・プライスの、北欧神話を下敷きにした民話風の物語。そう言いつつ、ほとんど彼女のオリジナルらしいです。
スーザン・プライスといえば、北欧神話や北国を下敷きにしたお話を多数書いている作家さんで、そっちのほうの骨太な世界観と描写には定評がありますね。この作者さんの書いた「エルフギフト」とか好きでした。

魔法使いのクヴェルドルフは、とある国の女王に自分を好きになってもらうため、当代一の語り部であるトードに、自分を歌うように脅迫します。しかし、底意地の悪い魔法使いを拒否したトードは、クヴェルドルフの恨みを買い、その後死霊に悩まされることになって……。

というようなお話。

作者のオリジナルといっても、ところどころちゃんと民話民話してるところがなんとも好感触です。末子がすぐれているとか、最後の老婆に関する真実とか。
それでいて、出てくる死霊は本当に恐ろしくて怖い。でもその死霊もクヴェルドルフに利用された存在であり、トードの力によって徐々に解放されていく様子が面白かったです。

それにしてもクヴェルドルフは、名前は恰好いいのに終始悪役に徹していていっそすがすがしいくらいでした。

久しぶりに彼女の話を読みましたが、相変わらず厳しい世界観の中に生きる人々と、起こる厳しい事件の数々に、、作者の力量を感じます。でも最後はハッピーエンドで、読後感のよい1冊です。でも、ちょっと題名詐欺かも。ほとんどオーディンは出てこないかな……。

この作者さんには、もっと北欧神話を題材にした話を書いてほしいですし、紹介してほしいですね。

北欧神話が好きな方には、お勧めの一冊です。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

拍手[0回]


Copyright c Enchanted by Books マユリの本棚 2冊目。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By 人形首 / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]