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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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プロフィール
HN:
マユリ
性別:
女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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スレイヤーズ1  リナとキメラの魔法戦士 (角川つばさ文庫)
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(2012年感想70冊目)
神坂一 原作 南房秀久 著 日向悠二 絵    
おすすめ度★★★☆☆(悪くないのですが、ちょっと説明不足過ぎるかな)
 
「おれの行き先か」
ガウリィはすみ切った空を見上げた。
「……ふ、風まかせさ」
「やっぱ、なんにも考えてないんだ」(p196)

ライトノベル読みなら知らぬ者はいないだろう名作、スレイヤーズが、児童書レーベル角川つばさ文庫から再版された、その第一巻です。

わたしはアニメ世代で、原作を読んだ記憶がほとんどない(あったとしても十数年前……)なのですが、このレーベルが好きなので、せっかくだから読んでみました。このシリーズは、原作者以外の別の人が書いていて、児童書向けにかなりポップにアレンジされています。

ナーガとガウリィが一緒に存在するというのも、うれしいような不安なような……!?
でも、なかなか原作の雰囲気に忠実に描かれており、さらに読みやすくなっているので、なかなか楽しめました。読者の年齢に合わせてか、リナが12歳になっていたりするのも、あまり気にならないレベルの改変ですね。
そしてナーガがかわいいです(マヌケで)
ガウリィはこんなバカだったかなあと思いつつ、総体的にゼルガディスの出番が減ってしまっているのが、ファンとしてはちょっと悲しかったかも。

楽しめたのですが、ただ、全体的に説明不足な感が否めませんでした。
いくら児童書向けだったりもとがラノベだったりしても、「ちゅどーん」の一言で魔法の威力を説明しないでほしい。あと、RPGゲームとかをしてて、ファンタジー世界に下地のある人じゃないと、読むのはつらいだろうなあと感じました。
とは言え、イラストは文句なくかわいいし、なかなかよくアレンジされている作品。これをきっかけに、原作に興味を持ってくれる人が少しでもいたらいいなあと思わせてくれるような、そんな本でした。
興味のあるたはぜひ読んでみてください。

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謎解きはディナーのあとで
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  • 発売元: 小学館
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  • 発売日: 2010/09/02

(2012年感想69冊目)

東川篤哉 著    
おすすめ度★★★☆☆(可もなく不可もなくという感じ。嫌いではないです)
 
「あなた、たいした推理力だけど、いったい何者? なぜ執事なんかやってるの?」
すると執事影山は、銀縁眼鏡を軽く持ち上げ、いたって真面目な顔でこう答えた。
「本当はプロの野球選手か、プロの探偵になりたかったのでございます」(P40)

ちょっと前に話題になった言わずもがなの本です。図書館で予約したら、10か月待ってやっと手元に回ってきました。
今どきのお嬢様刑事と毒舌執事が解決する6つの短編ミステリです。

話題の本は賛否両論でめったに読まないのですが、別段悪くないんじゃないかなー、というのが感想です。短編だからかいきなり事件から入るとか、殺されるのは1事件一人とか、ミステリ好きには物足りないけれど、普段ミステリを読まない人にはいいのかも?
細かいミステリのお約束事は守っているし、非常にオーソドックスなミステリだと思うので、そこは楽しめました。
事件自体は簡単なので、一緒に犯人を考えて楽しめるのもいいところかも。まあ、簡単すぎる事件なので、あまり印象に残ったお話がないのも事実なのですが……。

ただ、欲を言えばもっと事件以外の部分が読みたかったかな……、という印象であります。
影山も言われるほど毒舌じゃないですし。麗子はお嬢様にしてはちょっと軽すぎるので、キャラの書き込み不足というか、薄いな……、と感じることは多々ありました。
あと、連作短編の中で、キャラクターの関係とかが変わらずじまいなのも残念かも。影山と麗子の関係はもっと発展してもいいような気がするんだけど、どうなんだろう。まあ、恋愛要素が出てきたらちょっと面倒くさそうなので、今のままの距離感がいいのかもしれませんが……。

何はともあれ、非常にキャッチーなお話で、気軽に読めるのは悪くないと思います。まあ、ただこれにお金を出したいかと言われると微妙かなという気もします。でも、続編を読んでみてもいいかな、と思う程度には、悪くない作品だと思いました。

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煉獄姫〈4幕〉 (電撃文庫)
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(2012年感想68冊目)
藤原祐 著  kaya8 イラスト 
おすすめ度★★★★☆(今までの中で一番おもしろいかも?)
 
「また殺し合いましょう? 兄さん。今度はもっと凄惨に、もっと残酷に、もっと楽しく」(p52)

藤原祐さんの煉獄姫第4巻。
読み終わってから感想書くまでだいぶ間が空いてしまいましたが、なかなか面白くなってまいりました。

悳国王子ディードが暗殺され、機を同じくして榮国の要人たちも誘拐されていく……。フォグとアルトは事件の護衛にあたるが……?? といったようなお話。

悪役のユヴィオール側に募った人たちも、それぞれ信念や内に抱える狂気などがあり、ただ単純な悪役と済ませていないところが読んでいて胸が熱くなります。私が気になるのはニーナ嬢ですね。レイドは格好良く目が離せません。というかユヴィオールは、それが策略とわかっていても色男過ぎて、なかなかにやにやが止まらないです。ユヴィオールのこういう性格、好きなんですよね。

一方のフォグたちも、前回の敗戦をきっかけに、いっそうの戦力増加をはかり……。本当、どちらの勢力にも肩入れしたくなってしまう面白さがあります。今回気になったのはデーンさんとニーナ嬢かな。あと、キリエとアルトもかわいい。最初はあまり人間味が感じられなかった登場人物たちが、それぞれ徐々に成長して、人間味が出てくるところがたまらないです。アルトなんて、なんていい子になったんだろう。きっとこの個人のささやかな成長の先にあるものが、煉獄姫の終着点にあるものなのかな、と思ったりしました。

ユヴィオールの目的はなんなのか? ローレンの4人目の雛は?など、気になることがいっぱいです。これまでの4冊の中でも、おもしろい一冊だったと思います。次で刊行分に追いつくので、一気に読みたいと思います。 おすすめ。

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クシエルの矢〈1〉八天使の王国 (ハヤカワ文庫FT)
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(2012年感想67冊目)

原題 Kushiel’s Dart
ジャクリーン・ケアリー 著 和爾桃子 訳 Chiyoko 表紙絵
おすすめ度★★★★☆(4・5くらい。官能的なファンタジー。面白いです!)
 
行儀よく目を上げてメリザンド・シャーリゼの青い目とまともに合わせると、彼女の視線が槍のように身を貫き、膝の力が抜けて水のようになった。そこで、彼女こそクシエルの末裔だとわかった。
(中略)
こうして、私はメリザンド・シャーリゼに引き合わされた。デローネイに匹敵するほど緻密な頭脳と、はるかに冷たい心の持ち主に。(p101)

ジャクリーン・ケアリーの処女作、クシエルの矢の一巻。原本を三分割したものの1冊目に当たります。
 この本はおもしろかったです! いや、なんだかはまってしまいそうな、癖になってしまう面白さがあります。正直最初のほうは主人公フェードルの成長の様子を描いているだけで、ちょっとつまらないのですが、あるあたりを過ぎたころからとても面白くなっていきます。
 
しかしこの小説、読まれるにはちょっとご注意を……。まず。主人公のフェードルが、いわゆる神聖娼婦みたいな存在という立ち位置です。しかもフェードル、懲罰の天使クシエルの矢をその身に受けて生まれたアンクィセットという存在で、そのために超が付くほどのマゾヒストであります。しかも主人公のライバルであるメリザンド・シャーリゼ嬢は、天使クシエルのお血筋で、生粋のサディストです。そんな二人の、反発しあい、惹かれあいの関係にも期待です。(メリザンド、もっと出てきてくれないかしら)
しかもこの世界は愛の営みは神にささげられるもので、一通りの組み合わせならなんでもOKという世界です。この、キリスト教とは一線を画するおおらかな性に対する見解を可能とした世界観が、とても魅力的です。
 
フェードル、そんなこと言いつつ、基本的にはすごくいい子です。
育ての親のデローネイや、一緒に育つことになる美貌の少年アルクィンもとてもいい人で、陰鬱な宮廷陰謀劇の救いとなっています。
でも、私が好きなキャラクターは終盤にちょっと出てきた、フェードルの護衛を務めるジョスランですね。お堅い修道騎士が、娼婦の護衛をするなんて、うまいなあ、と思ってしまいました。
出てくる登場人物も9割は美形なので、そういうのがお好きな、少女マンガを読んで育ったような、女性の方にお勧めのシリーズかもしれません。それにしても続きが気になります。2巻はさらに怒涛の展開だそうで、本当に楽しみです!おすすめ!

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煉獄姫〈3幕〉 (電撃文庫)
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(2012年感想66冊目)

藤原祐 著 kaya8 イラスト
おすすめ度★★★★☆(物語が動き始めた1冊)
 
奴らに打ち勝って、自分の存在価値を自らに示したい。
アルトを安心させたい。
二度と、さっきのような思いはさせたくない。(p283)

藤原祐さんの煉獄姫3冊目。
悳国(とくこく)の王子が来榮することとなり、フォグとアルトは護衛の任に当たるが、裏では国家転覆の陰謀が渦巻いていて……!? というお話。

今回も安定して面白かったです。藤原さんのこの話は、内容、文章ともに安定していて、読んでいて安心します。しかし、今回は安定した代わりに、あまりダークな印象は受けなかったのが残念というか、物足りないというか……。でしたが。
今回も魅力的なキャラクターがたくさん登場して、ドキドキの1冊でした。
藤原さんの著作は、脇役までしっかり練りこんでありそうなのに、その脇役をあっけなく殺すところが、いさぎよくてとても好きなのです。

私の好きなユヴィオールは、やっぱり黒幕というかラスボスのオーラが堂々と漂っていて、でも彼の手腕も見事なものだったから、これからさらにフォグたちを追い詰めてくれるのかなー、と楽しみです。
ユヴィオールが腐心して集めた人材も素敵。特にティ・キが気になります。あとアイリスもいいですねー。キャリエルのほうが好きです。みなさん、静かに狂気が漂っています。
 人造人間のフォグとかレキュリィがある意味一番まともで常識的で、人間たちのほうがくるっているというその対比がとても好きですね。鮮やかです。

その分フォグやアルトは常識的過ぎて、物足りないのですが、出てくると安心します。今回株を上げたのはキアスかなあ。少年の純粋な恋心なりに頑張ってるところを応援したくなります。
明らかになったアルトの反則的な能力も、今後どう物語にいかされてくるか期待です。

ただ、この物語はどのあたりに終着点を見出すんだろう? というのが気になるところだったり。終着点が見えてこないんですよねえ……。
しかし、登場人物がどの方も魅力的なのは事実。主人公側も敵対する側も、どちらも楽しみに見守っていきたいと思います。久しぶりに楽しんで読んでいるラノベです。
おすすめ。

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