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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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マユリ
性別:
女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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ポイズン 下 (創元ブックランド)
ポイズン 下 (創元ブックランド)
  • 発売元: 東京創元社
  • 発売日: 2005/11/29


(2012年感想89冊目)

原題 poison
クリス・ウッディング 著 渡辺庸子 訳 橋賢亀 挿画
おすすめ度★★★★☆(上下巻でまるで雰囲気が違う。ちょっと変わったファンタジーが読みたい時に)

「すべては物語なのだ」とフリートが答えた。「さっきも言ったようにな。それも、お前さんの考えひとつで内容が変わる物語なのだ」(p77)

ウッディングの「ポイズン」下巻。
妖精王に妹をさらわれたポイズンは、妹を返してもらうように妖精界に赴くが……!?
というような話ですが、いやー、これはなんというかすごかった。下巻のあらすじを少しでも書こうものならネタバレになってしまうという……。ここまで上下巻で違う話を読んでる気分になったのは初めてです。
もちろん、それが悪いとかではなく面白いのです。ポイズンは相変わらず頭が切れて勇敢で格好いいし、ブラムはいい男です。ペパーコーンの明るさには救われます。

それにしても、前半以上にキレのある展開は流石です。重要な登場人物が次々と殺されていく展開には、鳥肌が立ちました。
まあ、面白かったのですが、普通のファンタジー小説でもよかったのかも。と思わないでもないです。普通じゃないファンタジー小説を読みたい時などにお勧めかもしれないです。

お気に入りのシーンは妹に関する伏線のシーンが回収されるところですね。妹関連はすごく良い。
終わりも大団円という感じで、物語が収まるところに収まって、読んでいて気持ちのいい作品でした。
場合によっては続編もありそうな終わり方というかだったので、ちょっと番外編(それこそ妹の話とか)を読んでみたいなあと思いました。
とりあえず、なんだか、面白いものを読んだなー、と思える作品。上下巻間をあけず一気に読めば良かったです。おすすめ。
ちなみに下巻の表紙は妖精界の住民たちによって彩れています。この挿画も雰囲気あって、最後まで堪能できた一冊でした。

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(2012年感想88冊目)

村山早紀 著 佐竹美保 挿画
おすすめ度★★★☆☆(面白かったけど、ちょっと児童書過ぎたかしら。)

まっとうなやつらじゃないって、人によってはいうけれど、わたしはーー人間に生まれたからには、そういう物語的はでな生き方をつらぬいてみていいんじゃないかって思う。(p52) 

村山早紀さんの、魔法少女マリリンの1冊目。近くの図書館に2冊目から置いてあって、題名とかが気になったので取り寄せて読みました。
マリリンは魔法使いの女の子。お母さんは商売人だけど、マリリンの夢は跡を継がずに冒険者になること。
おばさんのいる都に夏休みに遊びにいったマリリンは、そこで冒険者として冒険しようと、、ギルドに依頼を受けに行って……。

非常に村山さんらしいファンタジーの1冊。吟遊詩人が出てきて、冒険者が活躍するテレビゲーム的な世界観。一癖も二癖もあるキャラクターたち。
面白かったのですが、各所各所の展開が児童書らしくあっさりしていて、ちょっと児童書過ぎたかなあという気が拭えませんでした。
でも、安定の村山さんの世界観なので、彼女の物語が好きな人は読んでもいい一冊だと思います。
純ファンタジーっぽい世界観なのに、ウニ教とかウニャニャ様とか出てくるのは、どうにも違和感が拭えませんでしたが。

でも、マリリンを見守る大人たちの視線は暖かく、所々のセリフも含蓄に富んでいて印象が深いです。
何より、冒険者という職種の人間たちが、まっすぐ描かれているのもいいですね。私もRPG大好きなので、そうそう、冒険者はこうじゃなくっちゃね、なんて思いながら読んでいました。特に、最初の文章がとてもいいです。
全部で四冊。気が向いたら読んでみたいと思います。

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ポイズン 上 (創元ブックランド)
ポイズン 上 (創元ブックランド)
  • 発売元: 東京創元社
  • 発売日: 2005/11/29


(2012年感想87冊目)


原題 Poison
クリス・ウッディング 著 渡辺庸子 訳 橋賢亀 挿画

おすすめ度★★★★☆(面白かった! 主人公のポイズンが魅力的。)

「そんなもの、なりたくもない」とポイズンは答えた。「みんなお姫様に憧れるけどね。でも、そんなのは退屈だよ」
「ほう! だったら、お前の望みはなんだ?」
「あたしの望みは、妖精王の宮殿に行くこと。そうすれば、妹を返してくれって、頼めるから」(p231)


ずっと前から気になっていた、ウッディングの「ポイズン」の上巻。やっと読むことが出来ました。挿画の人は好きだし、あらすじの好みもストライク。そうして、期待にたがわず、楽しく読むことができた一冊です。
ポイズンは、自分でその名をつけた、ガル村に暮らすちょっとひねくれた女の子。
ある日、妹のアザレアを妖精に連れ去られてしまい? ポイズンは妹を取り返すため、妖精王に会いにいくのだった!

というようなお話です。

表紙のポイズンは可愛らしいのですが、自分のことをポイズンって名づけちゃうくらいだから、主人公のポイズンはかなりのひねくれもので、感情移入することは難しいんじゃないかなと最初の方を読んだときは思いましたが、全然そんなことはなかった! むしろポイズンの素直じゃない部分が可愛らしく見えるくらいでした。
それ以上に、ポイズンの機転が聞く頭と、勇敢さにすっかり魅了されてしまいました。<

ひねくれてるのに、物語やお話が大好きというのが、ある意味ではポイズンの純粋さの裏返しかなあと思いまます。

旅の道連れとなる精霊獲りのプラムや、ペパーコーンもいいですね。
人間の感情の機微というものが、よく出ている3人の関係だと思います。特にプラムはいいやつすぎる。
上巻まるごと、妖精界にたどり着くまでのお話みたいな感じだったので、下巻ではどのようにして3人が帰ってくるのか見ものです。

また、本の挿画や装幀が素敵。綺麗だし、とっても読みやすい一冊になっています妖精たちがどんな描かれ方をするのかも含めて、下巻に期待です。面白かった!

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(2012年感想86冊目)

原題 A Kiss of Shadowsローレル・K・ハミルトン 著 阿尾正子 訳 
おすすめ度★★★★☆(面白かった! このシリーズ、私は好きです)


「あなたが彼の死を望むといえばそのようにします。体の部位をひとつ選んでください、わたしがこの手でもってくる」(p303)


輝ける王女の帰還の下巻。
上巻は読むのに多少時間がかかりましたが、下巻はあっという間だった! 面白かった!
魔力を復活させたメリーは、伯母である女王から宮廷に召集され、次期王位継承者へと指名される。いとこのケルと、どちらか早く後継ぎを設けたほうが王位につくのだ。
宮廷に戻るなり仕掛けられる様々な罠。近衛兵たちは、身を挺してメリーを守ると誓うが……。

というようなお話。

いやー、このお話にここまでハマるとは思わなかったです。
何より、メリーをまもる近衛兵たちが魅力的。黒のドール、銀のフロスト、緑のゲイレン、白のリースと青のバリンサス。それにゴブリンのキットー。どの近衛兵も甲乙つけ難くて、みんな魅力的に見えてしまいます。
でも、強いて言うならお気に入りはドール、フロスト、リースかな……。
また、メリーも守られてばかりじゃなくて、自分、あるいは近衛兵たちを守ってやるぞ、という気概が感じられて素敵です。ある意味では、メリーが一番男前かも……。

色っぽい描写もかなりありますが、それでもロマンス小説というよりはファンタジーなのかも。でも、誰が王配になるのかが気になって仕方ないです。ついついページをめくる手が止まりませんでした。
いずれにしても、まだ物語はプロローグといったところ。
メリーと近衛兵たちの今後の活躍に期待です。

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ピーターと星の守護団 (下)
ピーターと星の守護団 (下)
  • 発売元: 主婦の友社
  • 発売日: 2007/03/01


(2012年感想85冊目)


原題 Peter and The Starcatchers
デイヴ・バリー リドリー・ピアスン 著 海後礼子 訳  谷口愛 挿絵
おすすめ度★★★☆☆(3・5くらい。ピーターパンの前日譚としてパズルがはまっていきます)

ネバーランド。あるわけもない場所……。
ピーターは、その言葉を見つめ、それから、あたりを見わたした。
(中略)
「なんだ、ネバーランドって、この島のことじゃないか!」(p313)




「ピーターと星の守護団の下巻。
船での逃走劇が一転、下巻では謎の島でのお宝争奪戦となっています。
あとがきでも書かれていましたが、テンポのいい文章、短い章立て、気の利いた会話、それらが組み合わさって、読んでいて息もつかせず、なかなかページをめくる手が止まりませんでした。
でも、章立てが短くてあちこち視点が変わるので、読んでいて混乱したのも事実でしたが……。

でも、この本のなによりいいところは、ピーターパンの前日譚として、全てのピースがきちんとはまっていくところですね。
ネバーランド、黒ひげとピーターの出会い、ピーターが空を飛べたり、年を取らなかったり、人魚と仲良しな理由……、読んでいてこの小説に書かれていることが真実なんじゃないかと思ってしまうくらい、この本の中にはファンタジーが詰まっていました。

まあそのぶん、全ての力の源である<流星砂>はいささか便利すぎるかなあ、という気もしてしまいましたが。でも、そのネーミングも含めて、これまた素敵なアイテムです。
最後、モリーとピーターが別れてしまうのも残念。まあ、しょうがないのですが。続編では二人も再会すると書かれていたので、続編にも期待したいです。期待といえば、最後に出てきた妖精ティンクにも期待したいですね。
実は原作はほとんど知らなかったのですが、それでも楽しく読めましたし、とっても面白いシリーズでした。おすすめです。



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