忍者ブログ
紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
01 2026/02 03
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
カウンター
フリーエリア
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 もしよろしければぽちっとお願いします!
最新コメント
[06/25 Smithk712]
[06/23 Smithc712]
[09/10 マユリ]
[09/08 fallclover]
[06/16 マユリ]
プロフィール
HN:
マユリ
性別:
女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者アナライズ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

思い出のとき修理します (集英社文庫)
思い出のとき修理します (集英社文庫)
  • 発売元: 集英社
  • 発売日: 2012/09/20



(2013年感想4冊目)

谷瑞恵 著 

おすすめ度★★★★☆(4・5位。一粒で何度も美味しい、優しい短編集です。)


「思い出って、修理できるものなのかな」
そういう看板を掲げている時計屋さんが、物思うようにつぶやいた。(p132)



「伯爵と妖精」シリーズで有名な谷瑞恵さんの、初の一般小説ということらしいです。
仕事と恋に疲れた女性、仁科明里(にしな あかり)は、祖父母と過ごした思い出の商店街に引っ越して来ました。そこには、「思い出の時 修理します」と看板を掲げた時計屋さんや、神社などがあり……。
明里は時計屋さんの飯田秀司や神社の親戚、太一と共に、商店街でちょっと不思議な出来事に巻き込まれて行きます。

軽いミステリーとしても読めるし、少女小説として読んでも美味しいし、ファンタジーといった趣もある一冊。どう読むかによって、その人の趣味が出そうです。
谷瑞恵さんの著作は初めて読みましたが、終始漂う優しくて不思議な雰囲気にすぐに引き込まれてしまいました。読みやすかったです。
主人公も時計屋さんも、28歳なので、少女小説として読むにはちょっと苦しいかもしれませんが、なんといってもこの時計屋さんが素敵! すごく紳士で、優しくて、でもちょっと強引で、でも諦めずに待ってくれる……。この時計屋さんは、多くの女性の理想をかたどった存在なのではないかしらと思います。
太一もいいですね。彼の正体はもしかして?? うーん、この小説一番のファンタジーは太一かもしれません。

とにかく、なんともこの本の世界に浸っていたい気持ちにさせます。
わたしは時計をする習慣はないのですが、時計をしている人にはさらに面白い短編集になるかも。
どれもちょっと不思議な、いいお話でしたが、わたしは「茜色のワンピース」と最後の二篇が良かったかな。

時計屋さんと明里が過去から立ち直っていくお話が主題のように思うので、続編はないかなあとも思うのですが、もし可能ならば太一のこととかも含め、もうちょっとこの商店街を覗いてみたいなって思いました。

なんだか、非常にノスタルジックな気分にさせてくれる小説です。こういうのいいなあ。表紙の時計屋さんも素敵です。何かあたたかい気持ちになりたい時に、おすすめの一冊です。

拍手[2回]

PR
月と太陽の魔道師 (1982年) (ハヤカワ文庫―FT)
  • 発売元: 早川書房
  • 発売日: 1982/07/15



(2013年感想3冊目)

原題 East of Midnight
タニス・リー 著 汀奈津子 訳 坂口尚 表紙絵 

おすすめ度★★★☆☆(悪くはないけど、リーらしさはあまり感じられないかな。)


「われわれは誰も自由ではない」(中略)「国王も、領主も、主人も、使用人も。われわれはみな、何かの奴隷なのだ(後略)」(p28)


「月と太陽の魔道師」の感想です。
この著作、「ダーク・ファンタジーの女王」、「現代のシェヘラザード姫」などと呼ばれ日本にも多くのファンのいるタニス・リーの作品の中でも、日本で一番初めに紹介された作品です。
逃亡奴隷のデクテオンは目を覚ますと、平行世界に迷い込んでいました。そこは女王が治める女尊男卑の世界。女王の配偶者で、まもなく儀式によって殺されることになっている魔術師ザイスタアは、魔術を使ってデクテオンと成り代わり、自身の世界からの逃亡を測ります。

リー版「王様と乞食」といったところでしょうか。ジュブナイル小説なこともあり、リーの特徴である耽美な筆致はかなり抑えられているというか、ほとんど感じられませんが、色彩の描写のセンスはこの頃からばっちりです。
デクテオンとザイスタアは、ほぼお互いの能力まで入れ替わります。別世界に住まう同一存在でありながら、まったく対極に位置する二人。しかしその二人が入れ替わり、お互いが経験し得なかった経験をすることで、めざましく成長していきます。その様子が、たまらなく爽やかで、そうしてちょっと切ない読後感です。

表紙は坂口版と中山星香版がありますが、わたしが読んだのは坂口版。これもまた、全く雰囲気の違う表紙で、インパクトがあります。坂口版が先ですが、コレクションするなら中山版がいいかなあ。

最初はデクテオンの脳筋ぶりがリーらしさを感じられなくて、あまりのめりこめませんでしたが、後半になるにつれ面白くなってきて、一気に読めます。やっぱりリーの作品はいいですね。何かあっさり読めるものを探してる時にはいいかもです。




拍手[0回]

おこぼれ姫と円卓の騎士 女王の条件 (ビーズログ文庫)
おこぼれ姫と円卓の騎士 女王の条件 (ビーズログ文庫)
  • 発売元: エンターブレイン
  • 発売日: 2012/05/14



(2013年感想2冊目)

石田リンネ 著 起家一子 イラスト 

おすすめ度★★★★☆(前の巻より巧くなってて面白いかな。)


「でもそれの何が悪いの? わたくし達は神ではなく人間。泣いて悩んで悲しむことができる。……きっと、大事なのはその後」(p238)


「おこぼれ姫と円卓の騎士」の二巻目。
レティに呪いがかけられた?浮かび上がる犯人像は、えっ、グイードお兄様??
といったようなあらすじ。

なんというかこの巻はいいグイード殿下巻であったし、いい兄妹愛巻でもあった。それだけでグイード殿下好きで、兄妹もの好きな私には満足でした。
それにしてもグイードには、そんな秘密があったのですね。むしろこれってレティに対するフラグじゃないかと思うのですが、そのフラグを見事におって、兄妹道まっしぐらなこの兄妹はいいなあ。やっぱり、今時ちょっと硬派な少女小説というか……。

それにしても、この作者さんの成長がめざましくて嬉しいです。話のつなげ方も、そこに持っていくか! という驚きとかがあるし。デビュー作で気になっていた点も、だいぶ改善されているように思いました。各登場人物も掘り下げられて、キャラクターにも愛着が湧き始めます。

今回は、いうなればグイード殿下の攻略が終わった巻かな? 1巻に一人づつ攻略していくとして、やっぱり最大の難関はフリートヘルム殿下かなあ。次兄は意外とあっさり弱みが握れましたが、長男は手ごわそうです。
また、レティの頭の中では、もう騎士を落としていくプランがある程度決まっているようなので、そちらも楽しみ。愛人王になり、欲しいものすべてを手に入れた最強の女レティの姿を、見届けたいものです。
それにしてもこの巻も、少女小説のお約束、「本当は思い合ってるけど立場上それを表に出せない」が踏襲されてて、大変読んでて楽しかったです。天邪鬼な人たちばっかりなんだから。
今後の展開も楽しみなシリーズであります。面白かった。

拍手[1回]




(2013年感想1冊目)

原題 A Song of Ice and Fire1 A Game of Thrones
ジョージ・R・R・マーティン 著 岡部宏之 訳 菅原健 表紙絵

おすすめ度★★★★☆(物語も中盤。いろいろ核心に近づきます。)


「(中略)あんたがわたしをどう思うにせよ、レディ・スターク、これだけはいっておくーーわたしが、身内の負けに賭けることは絶対にない」(p110)


「七王国の玉座」の五分冊のうちの三冊目。物語も中盤に差し掛かり、様々な謎や陰謀の核心に迫っていきます。
小鬼(インプ)こと、ラニスター家のティリオンを捕えたケイトリン。妹リサの治めるヴェイルのアリン家に向かいます。
一方、ロバート王は様々な陰謀が渦巻く中で、呑気にも武術大会を開催します。

なんというか、エダートが本当に苦労人だった。ロバートも悪い奴じゃないんだろうけど、享楽的すぎるというか……。ネッドもネッドで、この時代に王の手となって動くのには、ちょっと高潔すぎる人物という感じで、先が心配です。まあ、ネッドがどうなるかはネタバレで知っているので、なんというか、今から彼の上に立ち込める暗雲がただただ悲しいのであります。

ケイトリンとリサの姉妹はなかなかにはた迷惑。というか、この物語自体が過酷で、登場人物それぞれに残酷な運命を強いているように思えます。そこがたまらなく面白いのですが。そこまでやるか、マーティン! と何度思ったことか。

しかしこの巻はいいティリオン巻でした。わたしは、多分少数派でしょうがラニスター家びいきなので、ティリオンの活躍がとても嬉しいです。視点人物だからか、悪役サイドのはずなのにあまりそんな感じがしないところも魅力的。スターク家が掲げる正義も、正しいものとは言い切れないのかもしれないですね。ラニスターは借りを返すとか、格好いい。

それにしても、デーナリスもなかなかに気苦労が耐えないし、本当にこれから先どうなるのか気になる人々ばかりで、早く次を読みたい気分にさせられます。次の巻あたりから、終盤に向けて大きく物語が動き出す模様。今月にはドラマが始まるし、この小説の旋風が日本でも吹いてくれるように願っています。
具体的には、カードゲームが日本語化されたりすると嬉しいのですが。
何はともあれ、今後もとっても楽しみな一冊です。

拍手[0回]

明けましておめでとうございます! 本年も、3年目を迎えるこのブログをどうぞよろしくお願いします。
さて、年始は読書の話題は置いて、年明け恒例のお茶の話題です。


2013年のルピシアの竹(5000円)のバラエティ(紅茶、緑茶、烏龍茶)ノンフレーバードの福袋の中身のネタバレです。
今回は画像なしで失礼。



名間四季春 果香 春摘み 750円
名間金萱 春摘み 800円
台湾烏龍茶 2012夏摘み 650円
掛川 山の息吹 1050円
頴娃あさつゆ 900円
玉露 松風 1450円
土佐 仁淀川 500円


アッサム・カルカッタオークション 700円
モレイ 750円
ダージリン・セカンドフラッシュ 750円
タイガーヒル・シュープリーム2012 750円
ベルエポック 690円
ウバ・ハイランズ 500円

ハンディー・クーラー2/1 1680円

合計 11920円

所感としては、なかなかお買い得な印象です。

拍手[0回]


Copyright c Enchanted by Books マユリの本棚 2冊目。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By 人形首 / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]