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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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マユリ
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女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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魔使いの弟子 (sogen bookland)
魔使いの弟子 (sogen bookland)
  • 発売元: 東京創元社
  • 発売日: 2007/03


(2013年感想48冊目)


原題 The Spook's Apprentice
ジョゼフ・ディレイニー 著  金原瑞人 田中亜希子訳 佐竹美保 装画

おすすめ度★★★★☆(4・5くらい。ちょっと怖くて面白い! それに読みやすかったです。)


ひどい仕事だ。きびしいのは別にしても、これまで魔使いに言われたことからして、この仕事は危険で恐ろしい。(p110)


「決して日が暮れてから読まないこと」
出版社のこの本の紹介で書かれていた文句です。
以下BOOKデータスペースからあらすじを載せておきます。

ぼくはトム、七番目の息子である父さんの七番目の息子だ。手に職をつけてひとりだちするために、ぼくが弟子入りすることになったのは魔使い。恐ろしいボガートや魔女から人々を守る危険で孤独な仕事だ。母さんは、ぼくには特別な能力があるのだから、立派な魔使いになれるって言うけど、なんだか自信がない。ぼくが魔使いに弟子入りするための最初の試験は、さびれた炭鉱町ホーショーにある幽霊屋敷でひと晩過ごすこと。ひとりっきりで残されて、変に目がさえて眠れずにいると、地下室で物音がした。だれもいないはずの地下室で、だれかが地面を掘っている…こわがりの少年トムは、無事に魔使いになることができるのか?どきどき恐くて面白い。“魔使いシリーズ”第一弾。


最初から自ら進んで魔使いになる道を選んだわけではなく、仕事のためという案外消極的な理由から魔使いに弟子入りしたトム。
ある日、魔女の親戚の女の子、アリスと約束をしてしまいます。
その約束が、とんでもない事件を引き起こして……??

2014年1月に映画公開(予定)ということで、これを機に前々から興味のあったシリーズを読書しました。
確かに、ちょっと怖くて面白い、そんな話でした。何より、それに加えて非常に読みやすいので、ページをめくる手が止まりません。
ちょっと臆病だけど、真の勇気を持つトム。トムを教え導く師匠のグレゴリー。善と悪の境目にいる少女アリス。出てくる登場人物が皆魅力的で、読んでいてドキドキします。キャラクター造形がうまいです。

私が特に好きなのはアリス。善でありながら悪にもなり得るというその存在のゆらぎが、これからの物語はどうなるんだろう……、と想像させてたまりません。これは続きも読むしかない!

人々に忌み嫌われながら、人々の求めに応じて人々を邪悪な存在から守る魔使い。その定めを知った時のトムの悲哀が、なんとも印象的でした。

トムは立派な魔使いになれるのか? これから登場人物はどうなっていくのか?
一冊読んだら、続きが読みたくなること間違いなしの危険なシリーズです。
お勧め。面白かったです。

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ヴァンパイレーツ (12) 微笑む罠
ヴァンパイレーツ (12) 微笑む罠
  • 発売元: 岩崎書店
  • 発売日: 2013/06/21



(2013年感想47冊目)


原題 Vampirate Empire of Night
ジャスティン・ソンパー 著  海後礼子 訳 三浦均 装画

おすすめ度★★★★☆(面白かったです。シリーズ中随一の怖さ。)


「ぼくは血に飢えているんだ!」コナーは大声で叫んだ。(中略)「ぼく、コナー・テンペストは、血を欲している、血が必要なんだ!」(p250)


吸血鬼と海賊もののホラー・ファンタジー、シリーズ待望の12巻。本当、このシリーズがまた読めるなんて嬉しい! 大好きなシリーズです。

この本は、原本5冊目の、後半部分を翻訳したものです。最近は3分冊だったけど、この本は2分冊みたい。
前巻までに、コナーとグレースは悪いヴァンパイア、シドリオの子供で、ダンピール(ハーフ・ヴァンパイア)だということを知ります。そんな二人が、シドリオとその妻、レディ・ローラの招待を受け、敵の吸血海賊船招待されます。コナーとグレースは食べ物に少しづつ血を混ぜられ、血の飢えを高められて行くのだが……、

といったお話になっています。
前巻とあわせて、この本も面白かったです! そして何より、シリーズ中随一の怖さを誇る巻でもあったし、苛々させられた巻でもありました。それだけ作者がうまいってことなんでしょうが、血の飢えのせいとはいえ、コナーもグレースもなかなかに嫌な子になっていて……。特にグレース、今まであれだけローカンとラブラブになっておいて、今更ジョニーとのあいだで揺れ動くのはないよ! しかも、最終的に出した結論は、どっちも好きって! まあ、そういうのもありなのでしょうが、ローカン好きとしては微妙な気分です。

それにしても、不気味な存在だったオブシディアン・ダーク海尉が実はあの人だったり、あの人とあの人が死んでしまったりと、今回も息を付かせぬ展開で、本当に面白かったです! でも、怖かったしすごく悲しかったです。
そうして、最後の最後でまたもやびっくりな展開! 本当にこれからどうなっていくのでしょう。
シドリオは随分魅力的になってきた(むしろ主役を食っている)のですが、怖いのはレディ・ローラだなあ。
なによりもこの小説は、本当に悪の魅力たっぷりな一冊で、私はステュークリーも好きです。ジョニーもいいですね。そういえば、ジャコピーはどうなってしまうんだろう……。
まだあと一冊、邦訳されてない本があるので、その本の邦訳を待ちたいと思います。本当に、続きが読みたいと思える1冊です。吸血鬼か海賊、どちらかが好きな人にはお勧めのシリーズです。

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(2013年感想46冊目)


原題 The Chronicles of the Imaginarium Geographica Here, There Be Dragons
ジェームズ・A・オーウェン 作 絵  三辺律子 訳

おすすめ度★★★★☆(4・5位。題材とあらすじだけでもときめかずにいられない!)

ぼくは、自分が信じられるかどうかわからない」
「それでいいんだ」ジョンは言って、若者の肩をつかんだ。「ぼくが二人分信じているから」(p363)


その存在を知った時から、ずっと読みたかった本をやっと読み終えました。以下、出版社からのあらすじ。

どこかにある別世界<夢の多島海>。その存亡をめぐり、人類の叡智を賭けて戦った「守り手」たちがいた。さあ、ドラゴン船に乗って未知の国へ! 若き日のトールキンが、ルイスが登場する壮大なスケールの物語第1巻。


若き日のトールキンやルイスが活躍するなんて! そのアイデア、私がほしかった! と、まさにファンタジー小説ファン必涎の、夢のような設定で描かれる物語が本書です。
結婚して、息子を授かったばかりのジョン(トールキン)の指導教授が、ある日殺されてしまう。
その殺人事件をきっかけにジョンと出会ったジャック(ルイス。知人からはこう呼ばれていた)とチャールズ(ウィリアムズ)の3人は、イマジナリウム・ジオグラフィカの守り手として、<夢の多島海>の存亡をかけた戦いへと巻き込まれていく!

イマジナリウム・ジオグラフィカとは、架空世界の地図集のこと。この地図を使えば、色々な世界へと行くことができます。夢のような地図!
トールキンやルイスが冒険するだけでも胸躍るというのに、この設定は反則です。
最初は一寸暗いお話が続くのですが、第二部あたりからどんどん面白くなっていきます。
様々な物語、神話伝説などといったものが幾重にも折り重なり、魅力的な世界観を醸し出しています。
まさしく、すべてのファンタジー・ファンのための一冊とも言えるでしょう。

ヤングアダルトものにしては登場人物の年齢層が高めだなあと感じました。トールキンはもう結婚しているし。こういったファンタジーにお約束のロマンスは薄味ですが、それでも十分面白いです。
スルメのような読み心地で、読み進めば読み進めるほどに面白くなっていきます。素敵なお話です。

また、作者が表紙絵や挿絵も手がけているというスタイルが魅力的です。これがまたうまいのですよね。
第二巻の登場人物はジェームズ・バリ卿とのこと。楽しみです。
ファンタジーが好きな方(特に指輪物語やナルニア国物語)には、絶対お勧めの一冊です。ぜひ読んでみてください。

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今年は夏の福袋も買っちゃいました。
発売日の朝本店に行って買ったら、この緑茶烏龍茶のバラエティはもう残り少なかったです。
画像なしで失礼します。全て袋入りです。


緑茶(ノンフレーバード)
宇治新茶 やぶきた 2013 50g 1300円
掛川 山の息吹 50g 1050円
嬉野玉緑茶 50g 700円

緑茶(フレーバード)
楽園 50g 650円
巨峰 50g 500円
グレープフルーツ 50g 500円

烏龍茶(ノンフレーバード)
玉山金萱 特級 冬摘み 30g 1300円
台湾烏龍茶 冬摘み 2012 焙煎 50g 680円
黄金桂 50g 650円
白葉単叢50g 650円

烏龍茶(フレーバード)
白桃烏龍 極品 50g 1050円
マスカット烏龍 50g 500円

その他緑茶系
抹茶黒豆玄米茶 50g 500円
茉莉花茶 50g 450円

ハンディークーラー 1リットル 1890円-

合計14品+1品 =12370円


白桃烏龍が入ってるのが嬉しい!
個人的には年明けの福袋よりだいぶお得な感じがします。福袋買うなら夏の方がいいのかなー?

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紅玉は終わりにして始まり (時間旅行者の系譜)

紅玉は終わりにして始まり (時間旅行者の系譜)


  • 発売元: 東京創元社

  • 発売日: 2013/02/09








(2013年感想45冊目)


原題 Rubinrot
ケルスティン・ギア 著  遠山明子 訳 ワカマツカオリ 表紙絵

おすすめ度★★★★☆(4・5位。主役二人の恋模様にときめきます。)


「君は軽率で……危険で……それにそれに……」ギデオンは息を呑み、あたしを見つめた。「……勇敢だ」(p246)



ドイツでは既に第一部だけでも100万部売り上げた、大人気のロマンス・ファンタジー。向こうでは今年3月に映画も公開されました。原書を踏襲したピンクの可愛らしい表紙が素敵ですね。まだまだ謎もいっぱいあって、一部目は壮大なプロローグって感じでしたが、面白かったです!

16歳のグウェンドリンはある日めまいに襲われた。それは一族に代々伝わるタイムトラベルの予兆。なんでそのために訓練していた従姉妹のシャーロットじゃなくて、あたしがタイムトラベラーなの!?
しかも相棒となったギデオンは気絶するくらい素敵だけれど、いけ好かないやつで……。

タイムトラベという複雑な時間的要素が物語中に張り巡らされているので、きっと再読したらいろいろわかって面白いだろうなと感じた作品です。(この感想は初読の感想を書いています)
わからないことや謎はいっぱいありますが、それでも面白く、ついついページをめくる手が止まりませんでした。
話は全体的にシリアスだけど、ところどころくすっと笑えるところがあるのがとっても素敵です。
でも、これは3部作が刊行されてから、一気に読んだほうがすっきりしそうな作品ですね。三部作目は8月刊行予定なので、ちょっと間があくなあ。

この本の魅力は、しっかりしたストーリテリングと、脇役も含めて魅力的な登場人物たちでしょう。特に、最初は仲が悪かったギデオンとグウェンドリンが、お互いへの気持ちを徐々に自覚して、最後は急接近するのがいいです。ギデオンも、最初はいけ好かないやつだったかもしれないけど、実はいい人みたいだし、グウェンドリンは可愛いし。
二人の恋模様や、友情や冒険は読んでいてとても良かったです。

ただ、物語自体は謎ばかり残るので、ちょっともどかしいかも。続けて二部作目も読みたいですね。
日本の少女漫画のような、とにかく可愛らしい物語なので、気になる方は一読してみるといいかも。私は好きです。三部作目が出る8月が待ち遠しいのです。

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