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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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オラクルの光―風に選ばれし娘 (ルルル文庫)
オラクルの光―風に選ばれし娘 (ルルル文庫)
  • 発売元: 小学館
  • 価格: ¥ 540
  • 発売日: 2008/02

原題 The Light of the Oracle
ヴィクトリア・ハンリー 著 杉田七重 訳 星樹 イラスト
お勧め度★★★☆☆(3・5くらい。なかなか穏やかで良質なファンタジーだと思います)

題名に惹かれて借りてきた本。
オラクル(預言者)についてのファンタジーなのですが、預言者は鳥に選ばれ、その鳥から様々な特技を受けることができるという設定がきれいで、ちょっと珍しくて、お気に入りです。
主人公の少女ブリンはアザミの綿毛に導かれてオラクルの素質を見出され、寺院でオラクルになるために勉強します。
同期でオラクルになった王家に連なる傲慢な娘クレアからの意地悪に耐えたり、馬小屋の世話をしている少年キラン(彼も同期でオラクルになる)との出会いや淡い恋心などが描かれ、その背後にぼんやりと陰謀が渦巻いている感じです。

物語としては激しい展開とかは特にはなく、少女が日常の様々な出来事を通していく中で徐々に大きな事件に巻き込まれていくという感じの話です。
こういった穏やかなファンタジーが好きな人にはいいと思います。非常に少女小説的なファンタジーだと思いました。

とにかく、さりげない設定が随所で輝いていて、心に残りました。

ただ、登場人物の心情描写はもうちょっと深くしてほしいかな? なぜキランとブリンが惹かれあっているとか。

最初はあまり期待はしていなかったのですが、予想以上に面白かったです。
特に下巻への切り方はすごく気になるところで終わっています。

なかなか良質なファンタジーなのではないでしょうか。
興味がある方はぜひ読んでみてください。

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