原題
Tara Duncan I : Les sortceliers
ソフィー・オドゥワン=マミコニアン 著 山本知子 訳 村田蓮爾 表紙絵
お勧め度★★★★☆(ハリー・ポッターが好きな人には特におすすめ)
フランスで人気のファンタジー。
フランスのファンタジーってちょっと珍しいなと思って読んでみました。
一言で言うとハリー・ポッターの女の子版。英米ではポッターの姉妹篇として紹介されているようで、登場人物の設定、エピソードなどは、ハリーがあまり好きになれず一巻の途中で読むのを挫折した私でも似たようなものをイメージさせられました。
12歳のタラ・ダンカンは祖母のイザベラと暮らす普通の女の子。
しかし祖母が何か隠し事をしているのに気づく。
それは普通の女の子だと思っていた自分が魔術師であるということだった。
しかもかなり強力な力を持つタラはそのために悪い魔術師に狙われ、それから身を守るために別世界(オートルモンド)にある魔法学校で生活することになる。
しかしそこでも、タラの魔術の力は様々な問題を起こし、トラブルに巻き込まれていく…。という話です。
ちょっとポッターっぽいですよね。
なのでハリー・ポッターの世界観が好きな人にはお勧めだと思います。逆に嫌いな人はこれもダメでしょうか。
私はハリーはだめでしたが、この話は面白く読めました。主人公が女の子だからかな。
フランス語というのはそれでも日本ではあまりまだなじみのない言語だと思うので、何でもないいろいろな単語がちょっと魔術的に、魅力的に見えるのも良いところです。
私が、ちょっとやりすぎだろう! と思いながら好きなのは一部の登場人物たちのやたら長い名前。
主人公のタラはタラティランネム、タラの学校での保護者的な存在であるシェム先生はシェムナシャオヴィロダントラシヴュ。
やりすぎだろうと思うけどそこがいいです。
いろいろな種族や動物が出てきて、魔法ものの基礎を抑えていると思います。
下巻も楽しみ。
ただ、ひとつ言いたいのは日本版のこの表紙。
誰?
いや、タラなんでしょうが、タラは金髪に一房白い髪が混ざっている美人と何度も描写されています。
せめてその通りに書いてほしかった…。
ハリウッドで映画化の話もあるそうですね。
なかなかお薦めの一冊です。
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