原題 The Oracle
キャサリン・フィッシャー著 井辻朱美訳
原書房
お勧め度★★★★☆(気になるなら読んで損はないです)
正直題名に惹かれて図書館で借りたのと、訳が井辻さんだったので読んでみました。
オラクルって預言者のことかと思ったらこのお話では<お告げ所>のことでした。
まあ期待は外れましたが、なかなか面白いシリーズだと思います。
もうすごく面白い! というわけではない気がしますが、あまり見かけないように思える個性的な登場人物、渦巻く陰謀などは読んでいて先が気になり、ついつい読んでしまいます。
古代エジプト+古代ギリシャのようなアラビアン情緒漂う世界観で<九巫女>と呼ばれる不可侵の存在である主人公のミラニィ。
本人はおどおどして内気で繊細だが、なぜか<九巫女>の中でも第二位の位である<運び手>に抜擢される。
その裏には恐ろしい陰謀が渦巻いていた…。
そんな中ミラニィは神の声を聞き、正当な神の器である<アルコン>と呼ばれる少年を探すことになるのだった。
という話です。
おとなしくおどおどしていて内気なミラニィ、現実的で冷静な書記のセト、アルコンの唯一の友だった飲んだくれの楽師オブレク、そしてアルコン位の後継者である10歳の不思議な少年アレクソス…。
不思議な縁によって(あるいは神によって?)選ばれた登場人物たちがそれぞれの思惑を胸に陰謀に巻き込まれていきます。
冒険っていうとちょっと違う気がするのですが、陰謀ものがお好きな方はどうぞ。
世界観や宗教観が興味深かったです。
次回は本当に冒険ものらしく、ちょっと楽しみです。
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