原題 Vampirates: Black Heart
ジャスティン・ソンパー 著 海後礼子 訳 三浦均 絵
お勧め度★★★☆☆(3・5位。謎は解けたり出てきたりだけど、あまり展開はなかったかな)
「そうだな。危険もだ。だけど、ある人に前にいわれた。人生で、おもむく価値のある旅は、おのれの芯までためされるような旅だけだって」コナーは瞳をかがやかせた。あのときの言葉がそのままよみがえってくる。「衣服をむしられ、心をかきみだされ、精神をゆさぶられる、そういう旅だって」
ヴァンパイレーツ8冊目。原本の4冊目の一番最初にあたります。
死んだと聞かされていた母親サリーと、サンクチュアリで再会したコナーとグレース。サリーはヴァンパイレーツ船に乗っていたという。ということは自分たちもヴァンパイアの血が流れているのか? と様々な思いを抱く兄妹。
一方、海においては眼元に黒いハートの入れ墨をした女吸血鬼たちが活動をしていて……??
というようなお話です。
今回の話は、謎とかがいろいろ出てきたので、これからどうなるんだろうって感じでした。
グレースとコナーがヴァンパイアの血が流れているのはおそらく事実ですが、それでも不可解なところが多いですしね。
黒いハートの入れ墨をした女吸血鬼たちも何がしたいのかが気になります。でも、シドリオとレディ・ロックウッドはなかなかお似合いだと思うのですよ。この二人もどうなるのか気になります。
今回見直したのは断然ムーンシャインとトロフィーですね! ちょっとマザコンすぎたり子供大好きすぎたりしますが、お互いに対してはなかなかけなげだなあと思いました。特にムーンシャインにはこうやって成長していってほしいものです。
自分たちがヴァンパイアの血を引いてるかも知れないことに対して、グレースはすぐに受け入れられると思うのですが、コナーはどうなるんだろう。コナーは自分でも言っている通り、明るい側にいる人間なので、どう折り合いをつけるか気がかりです。
とはいえ、この巻もおそらく三分冊のの1冊目なので、読み進めていくうちにこれらの問いの答えがわかるはず。楽しみにしたいと思います。
この本の読みやすいところは、以前も言いましたが登場人物が多くてもあまりこんがらがらないところですね。まあ、たまにこれ誰だっけ? って人もいますけど。
現在刊行されているのはあと2冊ですが、それらも引き続き読みたいと思います。なかなか夢中になっているシリーズなのでした。
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