原題 Vampirates:Tide of Terror
ジャスティン・ソンパー 著 海後礼子 訳 三浦均 絵
お勧め度★★★★☆(個人的には気になって仕方ないシリーズです!)
「祈りましょう。あなたが長生きするように。それ以上に、愛、笑い、友情、冒険がいっぱいつまった、たいくつ知らずの人生を送れるように」そういうと、自分の手に口づけして、その手でコナーの頬をなで、ほほえんだ。「昔ながらの海賊流儀よ」
ヴァンパイレーツの3巻。個人的に今続きが気になって仕方ないシリーズです。
双子のコナーとグレースは無事再会し、モロッコ・レイス船長の船で暮らしていた。しかしある日事件は起き、それを境にグレースはコナーの身の安全を考え始める。そこで、コナーとグレースは海賊の学校である「海賊アカデミー」に見学に行ったのだ。
一方、ヴァンパイレーツ船を追放されたシドリオには新しい仲間が……。
というような話。
いやー、面白かったです。なんだか続きが気になって、一気に読んでしまいました。
ディアブロ号の船員たちの身に起きた不幸な決闘のシーンは本当にどきどきして哀しかったですし、そのあとのジェズの身に起きたことは衝撃的でした。
衝撃的と言えばローカンの身に起きてしまったことも衝撃的だった。ローカン、やっぱり、目が!
こんなにまでなってグレースを護ろうとするローカンに胸をうたれてしまう。というかこれで二人がくっつかなかったらむしろ詐欺の領域だ。どうなるんだろう。まだ全然わからないけど……。
しかし、最初はグレースも魅力的だったけど、なんだか徐々に受け身になってきているような気がして、ちょっといらっとする部分もなくはないのが悲しい。頭のいい子ってやっぱり書くのが難しいのかな……。
海賊アカデミーで過ごすことになったコナーとグレース。はたしてどうなるのでしょう? また、コナーは自分が海賊船の船長になる幻覚を見ます。はたして実現するのか?? などなども気になるところ。
この3巻は原書の2巻を二分冊しているので、内容的には4巻に続くのですが、すごく続きが気になるのに4巻を借りてきてないのでもやもやする。
楽しいシリーズなのですが、あえて気になることをあげるなら登場人物の書き込み不足が気になるかな……、という気もします。
でも、読んでいて実際に海の様子が見えてきそうな所なんかは、とてもお気に入りです。
これから、人気が出ていくシリーズになればいいなと思います。
次の巻も楽しみです。
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