原題 Der Kleine Vampir
アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルグ 著 川西芙沙 訳 ひらいたかこ 絵
お勧め度★★★☆☆(子供が読むなら★4つかな??)
「それで、きみ、ぜんぜんこわくないの?」
「こわいさ」
「おれもなんだ。とくに暗いとな」
リュディガーがいった。
「うちのとうさんは、いつもぼやいてるぜ、『リュディガー、おまえは吸血鬼じゃない、おまえはおくびょうもんだ!』って」
ドイツの児童向けのファンタジー吸血鬼小説。世界中で人気があり翻訳され、映画などにもなりました。日本では以前、ちびっこ吸血鬼シリーズとして刊行されていたものの新装版。
内容はほとんど変更がないようです。
初めて読むシリーズでしたが、これは子供がすきだろうなー、という印象でした。吸血鬼と言った単語から連想されるホラー的な要素はほとんどなく、リュディガーは暗闇を怖がるさみしがり屋だし、主人公の少年アントンが大好きなリュディガーの妹アンナは、吸血鬼の牙がまだ生えていないので、ミルクを飲んでいる可愛い女の子。
その二人が、吸血鬼が大好きなアントン少年と友だちになり、さまざまな騒動を巻き起こすというお話です。
今回はアントンの両親がリュディガーを紹介してほしいと言ったところから巻き起こる騒動を描いています。
私のお気に入りはアンナですね! アントンのことが大好きで、とにかく可愛いです!
お話の内容としては大人の頭で読んでしまうと、あまり眼を引く面白さは感じられなかったのですが、それでも一気に読んでしまいます。これは子供が大好きな話だと思う!
描かれる吸血鬼も、あまり怖くはなくてとてもかわいらしいのですが、すごくオーソドックスな吸血鬼像だと思います。マントを使って空を飛ぶところとかは、すごくいいなあ。
子供のころこの本を読んでいたら、本当に楽しかっただろうなあと言う本です。お子さんが読みたいと言ってきたら、お母さんは是非読んであげてほしい一冊です。
子供にお勧めの一冊でした。
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