原題 Teen Power Inc.1 The Ghost of Raven Hill
エミリー・ロッダ 著 岡田好恵 訳 大庭賢哉 絵
お勧め度★★★★☆(4・5位。テンポもよく、ドキドキして面白いです!)
ティーン・パワー株式会社
元気で正直で働き者の中学生五人組です。
レイヴンヒル地区のみなさん。
庭仕事、お店や会社の事務。
タイプ、パソコン、子守、ペットの世話。
なんでもやります!! ぜひご連絡を!!
「デルトラ・クエスト」や「ローワン」で有名なエミリー・ロッダさんの別シリーズ1冊目。
中学生の仲良しグループが便利屋を開業。さまざまな依頼をこなす中で事件に巻き込まれ……、という話です。
これは面白かったです! 1冊は結構薄いのに主要キャラクターは結構多いから、まだまだ一人一人の個性ははかりかねますが、それでも個性的だとわかる6人の中学生。日常の中で起きるトラブルなど……。
とにかく、さすがロッダさんと言うべきか、とにかくテンポがよくて、終始ドキドキワクワクして、一気に読んでしまいます。
ミステリのような謎もあり、軽いミステリ感覚で読むことができる一冊です。
登場人物たちも個性的。私のお気に入りは語り手の、人が良い一行のまとめ役のリズと、皮肉屋なニック、美人だけど面倒くさがりで、思いがけない特技を持っていたりするリッチェルでしょうか。
他の3人も、巻をすすめるごとにいろいろな面を見せてくれるでしょうから、楽しみです。
それにしても、オーストラリアはまさしく真逆の場所にありますが、日本の文化と違うところもあり、同じところもあり、そう言った違いを楽しむのも面白いですね。
確か向こうでは30冊近く出ている人気シリーズで、日本での翻訳は十数冊だったと記憶しています。
でもこの1巻がすごく面白かったので、全て読みたくなってしまいます。
ロッダさんはミステリが好きで、本名ではミステリを書いているそうです。
このティーン・パワーは日常系ミステリかな? なんとなく先日読んだナンシー・ドルーを想像させます。
勧善懲悪で、殺人などは起こらないけど、ドキドキさせられる……。
こういう話はほのぼのとして大好きなので、本当に面白かったです。
次巻以降も楽しみに読みたいと思います。
何か面白くて気楽に読めるシリーズを探している方は、是非どうぞ。
ティーン向けなのは間違いないですが、大人も楽しめると思いますよ。
お勧めです。
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