香月日輪 著
お勧め度★★★★☆(学生の自分には考えさせられることが多かったです)
「俺の人生は長く、世界は果てしなく広い……。でも、いったいどこまで行けばいいんだろうな……?」
「行けるとこまでさ」
長谷は即答した。
妖怪アパート4冊目。今回は夏休みの時のお話です。
修行でレベルアップしたり、バイトでいろいろなことがあったり、女の子の自殺を止めたり……。
今回は学生の自分としてはいろいろ考えさせられるところがありました。ここまで極端ではないかもしれないけれど、自分はちゃんと行動できているかなど、妖怪アパートを読んでいると考えさせられてしまいます。
そう言ったところが、この本の最大の魅力なんですけどね。
それにしても、作中でも言っていますが、夕士君は恵まれているなー。何よりも周りの大人や友人に本当に恵まれている。るり子さんのお料理はもちろんですが、妖怪アパートの住人たちが本当に魅力的。
きっとこの本を読むようなヤングアダルトの世代は、私よりもいろいろなことを感じるのでしょうね。そう思うと、もっと早くこの本を読みたかった! と思います。
夕士君の成長も感じる事が出来て、とても面白かった1冊です。
何より、彼に仕えるフールのキャラクターが最近癖になりつつあります。彼らはあまり役に立たないかもしれないけど、なかなか核心をついているのですよね。
夕士君の成長と、彼を見守る周りの大人たちのあたたかな視線が、本当にほっこりとした気分になれます。
文体はたまに・・・と思うこともあるけれど、文体の拙さを気にさせない面白さ!
次の巻はまた新たな展開が予想されるので、いまから楽しみです!
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