香月日輪 著
お勧め度★★★★☆(とにかく気軽に楽しい一冊)
「まあ、どうなるにせよ……」
長谷は、ここで一息おいた。
「お前はお前だからな」
妖怪アパートシリーズ2冊目。主人公の夕士君が妖怪アパートに帰ってくるところから話が始まります。
同じく久しぶりにアパートに帰ってきた古本屋が持ってきた一冊の本に気に入られ、夕士は魔術師の修行をすることに…!?
というお話。
この本は本当にあっという間に読めて、楽しめました! 母なんてわたしよりもはまっていて先に読破してしまうくらいです…。
何よりこの本は、アパートに帰ってきた夕士君の喜びにあふれていて、こちらまでうれしくなってしまうような、そんな一冊です。
お話の展開はちょっと突拍子もないけれど、いろいろな人がいて、いろいろな考え方があって、それらを広く受け止めようとする考え方は前の巻から一貫としていて、そういうところはとてもいいなと思います。
そしてなんといってもこの巻は、全く使えない魔術書の中の生き物たちと、長谷君との友情が素敵です。
本当に長谷良いやつだな! そつがないな!
お話の内容としては、もっと説教臭くても良いかなあと個人的には思ってしまうのですが、何よりも、日常的なことからいろいろ考えさせられる、面白い一冊です。
妖怪たちも住人たちも、登場人物もどんどん濃くなっていって、これからの活躍が楽しみな一冊。
わたしもこのアパートに住んでみたいなあと思います。
だってるり子さんのお料理! 洞窟風呂!
とにかくすぐによめて面白い良ヤングアダルト本なので、非常におすすめの一冊です。
次巻以降も楽しみ。
にほんブログ村
[0回]
PR