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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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七つの封印〈3〉廃墟のガーゴイル
七つの封印〈3〉廃墟のガーゴイル
  • 発売元: ポプラ社
  • 価格: ¥ 788
  • 発売日: 2003/05

原題 Die Sieben Siegel Die Katakomben des Damiano
カイ・マイヤー 著 山崎恒裕 訳 山田章博 絵
お勧め度★★★★☆(あまり怖くはないけれど、違うよさはあると思う)

化け物たちは、つぎからつぎへと目をさました。
そして狂気のさけびをあげながら
檻にからだをぶつけてきた。
数百年ものあいだ、自由を夢見ていたのだ──

ドイツの子供向けホラー・ファンタジー「七つの封印」の3作目。
今回の舞台はドイツではなくてフランスのトスカーナ地方の廃墟となった修道院。
キラ、ニールス、リーザ、クリスの四人はキラの父と一緒にそこに訪れます。
ダミアーノというガーゴイル彫刻の名匠が意匠を残す修道院で起こる恐ろしい出来事とは?
という話。

今回は何をおいてもクリスの大活躍! な巻でした。ジープの運転、スクーターの運転、英語の解読、ガーゴイルとの友情……。正直クリスは女の子二人からも好かれてるし、他を食っている活躍ですね。好きだからいいんだけど……。
まあこの前の巻は結構リーザが活躍してたからこんなものでしょうか。個人的にキラとかニールスの活躍がもっと見てみたいんだけどな……。
ニールスなんて結構慎重な性格になって私はいいと思うのですが、今回は恰好つけてイタリアコーヒーブラックで飲んで腹を壊しただけの気がする。

今回は前二作に比べるとあまり怖くない印象です。でもその代わりやたらと臭気に訴えてくる作品でした。
あと4人の友情とか、勇気とか、そういうのがクローズアップされた巻だった印象です。

あとびっくりしたのは死人が出たことですね。今までは怖くてもそういう怖さはなかったので、驚きました。

最後の終わり方も今までにないすがすがしさがあってよかったです。一匹残った良ガーゴイルさんには幸せになってほしい。

このシリーズでなかなか含蓄深いのは訳者様のあとがきで、なかなか勉強になります。ガーゴイルってそういうクリーチャーだったんだ…、と思わずメモをしてしまいました。

結構気になって続きも一気に借りてしまった。
ドイツのスティーブン・キングは言いすぎとしても、なかなかいい作家さんだと思います。
続きも楽しみです。

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