原題 Dragonclaw
ケイト・フォーサイス 著 井辻朱美 訳 鈴木康士 表紙絵
お勧め度★★★☆☆(3・5位。まだまだ本の序盤でいまいちわかりづらいです。)
「イサボー、いまがおまえの生まれたとき、ここがお前の生まれた場所じゃよ」表紙絵に惹かれて読んでみました。
読んでみた印象は……、とにかく女性が活躍するファンタジー! でした。 男性キャラも出てきますが、微妙に影が薄いし、人数も少ない感じ……。
あと、訳者の井辻さんもおっしゃってますが、ちょっと文章の雰囲気が指輪物語っぽいです。最初のほう読むのがだるかったりするあたり。
ハイ・ファンタジーで、世界観とか背景とかを覚えるのに時間がかかる印象です。伏線も多く張られ、まだ最初の一冊なのでほとんどが解消されていません。
壮大なる序章って感じです。
赤毛の16歳の少女<拾いっ子イサボー>の後見人は魔女(男性も含める)の組織<カヴン>の長である<鍵持ち>のメガン。
イサボーも16歳の誕生日に正式に試験を受け、見習い魔女になります。それと同時にメガンから重大な使命を受け旅に出て……。
別の目的のためにまた旅立ったメガンはドラゴンに育てられたイサボーの双子の姉カンダリン(イズールト)と出会い、彼女を下界へと連れていく……。
はたして二人の運命が紡ぐ糸とはどんなものなのか?
というお話です。
正直、登場人物に結構厳しい印象の物語です。とくにイサボー。
だって拷問とかされますし。正直女の子の拷問シーンは見てていたたまれなさすぎる……。
しかもこの本はそのシーンで終わるので、気持ち的には、そんな殺生な! でした。
私のお気に入りはイサボーよりもカンダリン。りりしい女の子はいいですね。
イサボーに予言された彼女(イサボー)の今後も気になります。
あと、登場人物が結構高齢なおじいちゃんおばあちゃんが多いのも印象的でした。
なんとなく、カンダリンがメガンをばばさまと呼ぶので、彼女の雰囲気と合わせて、ジブリで映画にすればいいんじゃないかと思ったシリーズです。なかなかいいとおもうのよ。
とにかく女の子を拷問するシーンが、中世の魔女狩りもかくやって感じで衝撃的でした。
続きも気になりすぎるので(というかここで読むのやめたら後味が悪すぎる)ので、読みたいと思います。
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