竹河聖 著 いのまたむつみ 絵
お勧め度★★★☆☆(3・5位。あまり展開はなかったかな。)
「予言だ。カゼス王家の血をひく男子は……」
「カゼス王家の血をひく男子は?」
「この大陸の……ううっ!」
風の大陸4冊目。表紙はグラウルです。悪役なんだけどなんだかものすごく格好いい!
今回は、ティーエの人間性の成長を感じることができた一冊でした。
登場人物が新しくたくさん出てきて、名前を覚えるのが大変でしたが、それに比さずお話の展開はあまりなかったので、登場人物の紹介に終始した感じの一冊です。
私が気になる登場人物はイルアデルの母違いの妹姫、マレシアーナでしょうか。
たおやかな美しい姫なのですが、なかなかどうしてしたたかそうです。
そのほかではボイスの恋人のマンレイドもちらっと顔見せ。
いろいろな登場人物が出てきて、物語としてはいよいよ壮大な感じになります。
登場人物のほとんどが美形ばかりであるという点に関しては賛否両論がありそうですが、そのおかげでなんだかすごく華やかな印象があり、私は嫌いではありません。
イルアデルがマレシアーナに寄せる恋心とかは、ちょっといいな、なんて思ってしまいました。
町の描写も魅力的なので、展開はちょっと遅いのですが、上質なファンタジーだと思います。
ティーエもラクシも否応なく自分の運命と向き合わなければなりそうですが、どうなるか気になります。
何より気になるのは内外ともに危ういところの覗くイルアデルなのですが。
続きも気になりますが次は番外編なのでそちらを先に読む予定。
すぐに読めるし、なかなか楽しんでいるファンタジーです。
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