雪乃紗衣 著 由羅カイリ イラスト
お勧め度★★★★☆(物語もシリアスになっていき、怒涛の展開です)
「悠舜、余はまだ間に合うだろうか?」
何が、とは悠舜は聞かなかった。
でも、嘘も言えなかったから、こう告げた。
「そうなるように、全力を尽くしましょう、我が君」
彩雲国本編12冊目。
劉輝は側近の藍楸瑛を取り戻すために藍州に向かう。
その劉輝を追いかけるのが秀麗の仕事で……。
何があっても不問の治外法権の聖地で、一行は想像もしなかった様々な出来事に遭遇する…!
というお話。
なんか、お話が一気にシリアスになりましたねー。
様々な因果や決断、人間関係、あるいは運命と言ったものが一気に表に出た感じの、怒涛の展開です。
お話はシリアスになると同時に、ファンタジー色も強くなってきて、それが物語にどう影響するかも楽しみ。
でも、最初の巻から間をおかずに一気に読んでるのでより思うのですが、一部のキャラクターが、「なんか性格変わってない?」と思う人もちらほらいるのが本当に少しだけ気になります。(とくに劉輝)
長くやってるとこうもなるものなんでしょうか。
今回はお話もお気に入りですが、水の都と呼ばれる藍州の雰囲気がとてもいいですね。
基本的に何か事件が起きるというより、人々の心情を描いた群像劇なので、そういった登場人物の心情を堪能するのがいいと思います。
個人的には、パンダと戯れる劉輝と、やるときはやって決断したタンタンの格好よさがお気に入りでした。
次は絳攸が大変なことになるらしいので気になります。
シリアスな展開なのでそういうのは賛否分かれると思いますが、私は好みです。
次も楽しみ。
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