あさのあつこ 著
お勧め度★★★☆☆(面白いんだけど…あっさりすぎるのかな…なんか微妙です)
「わたしには想像もできないほどたいへんな……たいへんなことを経てきたのね。ここまで来ることだって並大抵じゃなかったでしょ。それでも、あなたは来てくれた。わたしは……それで、もう十分。ありがとう、紫苑。ほんとうにありがとう」
「まるで遺言だな」
紫苑の傍らに立ったまま、ネズミが呟いた。
No.6の第8巻。いよいよ物語もクライマックスです。
沙布との再会、そして別れ。NO.6で起こる暴動と殺人。撃たれて命も危ういネズミ、そして彼らの帰りを待つイヌカシと力河。
正直起こったこと、話が進んだことと言えばこれだけなので、全体の印象としてはあまり中身がなく、登場人物たちが微妙に口の悪いちちくりあいをしているように見えなくもありません。アニメ化が企画されていますが、正直アニメにしたら1話くらいで終わってしまうような内容だと思います。
それでも面白く、次の最終巻に向けて物事は動き始め、進んでいます。
なのでそれなりに楽しいのですが、この話は最初の方が本当にすごく楽しい物語だったので、そのクオリティを維持して欲しかったなぁという印象です。
それでも好きな物語なので、最後まで読みますけどね。
確か最近出た次の巻が最終巻なので、無事終わってくれたのなら何よりです。
ネズミと紫苑とNO.6の行く末を、見届けたいと思います。
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