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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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The Foundling: And Other Tales Of Prydain
The Foundling: And Other Tales Of Prydain
  • 発売元: Henry Holt Books for Young Readers
  • 価格: ¥ 453
  • 発売日: 2006/05/02

Lloyd Alexander 著
お勧め度★★★★☆(4・5位。文句は何もないんだけど、5をつけるには惜しい感じ)

プリデイン物語の未邦訳短編集(収録されてる話のうち二つは邦訳されています)
この本の中には、ダルベンが3人の魔女に拾われ、いかにして「時の書」を手に入れ賢者になったかが描かれるThe Foundling
妖精族ドーリが田舎男に贈った石にまつわる話を描いたThe Stone
エイロヌイの母アンガラドが一族の伝統にのっとり、魔法使いの伴侶を選ぶ儀式を描いたThe True Enchanter
喋るカラス、カーの父親カドウィルと森の動物たちが、すべての動物の守護者であるメドウィンとともに死の王アローンの狩人に立ち向かう様子を描いたThe Rascal Crow
宝剣ディルンウィンの持ち主である国王リタ(Rittha)とディルンウィンの話を描いたThe Sword (プリデインのお話の中では最もダークな話だと思う! 渦巻き城が出来た経緯などが語られます)
死の王アローンと、鍛冶屋のイスコヴァン、機織りのフォリン、竪琴弾きのメンウィの会話を描いたThe Smith, the Weaver, and the Harper
そして日本でも翻訳されているColl and His White Pig (コルと白ぶた)
The Truthful Harp (フルダー・フラムとまことのたてごと)
の8編を収録。

あらすじを見ればわかるとおり、プリデインの読者であればたまらない話ばかりが収録されています。
内容は非常に簡単でありながら童話的であり、奥が深いながら説教的な部分はあまりありません。
英語自体もちょっと古いですが、辞書を引けば載っている単語ばかりですので日本人には逆に読みやすいのではないかと思います。

お話としては素直に感動できる奥の深いものが多いのですが、やっぱり短編なので、ちょっと物足りないかもという印象はあります。
でも、何より装丁がこの本はすごく格好良くて(きらきらしてるし)多分この版すべてがそうですが、巻末には登場人物の発音表が載っていたりと、ファンタジーを愛するすべてのプリデイン物語の読者におすすめ出来る一冊です。
本当に買ってよかった! お気に入りの一冊です。

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