原題
The Castle of Llyr
ロイド・アリグザンダー 著 神宮輝夫 訳 エバリン・ネス 表紙絵
お勧め度★★★★★(ちょっと短いですが、エイロヌイを主軸とした素敵なお話です)
プリデイン三作目。
王女エイロヌイが自分の故郷に帰ることになり、送り届けたタランや、靴作りに姿を変えたギディオン、ついてきたフルダー・フラムとなどと共に魔女アクレンの陰謀に巻き込まれていくことになる、
という話。
作者様が前書きでおっしゃっているように、タランがエイロヌイへの気持ちを自覚する、ちょっとロマンチックな雰囲気の一冊。
タランの恋のライバルのルーン王子の登場や、エイロヌイを大切に思うタランの心の葛藤、そしてエイロヌイ自身の選択と決断による成長などが描かれます。
ちょっと言いたいことがあるとすれば、アクレンがアローンの奥さんだったって言うのにびっくりしたり。
私のお気に入りはルーン王子。本当どうしようもなく滑稽で、ちょっとイライラするんだけど、悪気はないし、何より彼なりに責任とコンプレックスを抱えていて、冒険の中で成長してタランと友情を結ぶ過程は感動。
プリデインを読んでると、なんだか自分も成長するような気持ちになれます。
出てくる登場人物の中でその後の行方がわからない人もいますが、それは次巻以降に期待ということで。
とにかくプリデインは、本当に素晴らしい物語だと思います。40年以上昔の物語がまったく色あせることなく存在するというjことは、本当に遺産なのかもしれないですね。
残り2冊も楽しみに読みたいところです。
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