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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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マユリ
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女性
自己紹介:
Since2010.11.26
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読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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雪の追憶 フェンネル大陸 真勇伝 (講談社ノベルス タT-)
雪の追憶 フェンネル大陸 真勇伝 (講談社ノベルス タT-)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 924
  • 発売日: 2009/08/07

高里椎奈 著 ミギー 絵
お勧め度★★★☆☆(サチファンならもっと楽しめるはず)

「サチ。『私』は『貴方』に助けられた」

フェンネル大陸真勇伝の三巻。今回の舞台は主要登場人物の一人サチの故郷、北国トルリオンです。
偽王伝の一巻から引っ張ってきましたが、ついにサチの過去や本名が明らかにされます。サチは人気キャラのようだし、サチが好きなら楽しめるのでは。

私はと言うと、正直いまいちなのですが……。
確かにキャラクターは愛着もありますし、魅力にも思いますが、いかんせんストーリーテリングや文章の構成、プロットなどがいまいち。ついにはこの作者様はファンタジーと名のつくものを書かないほうがいいのでは? などと意地の悪いことを思ってしまいます。

文章が下手なわけではなく、逆に文章を洗練しすぎてうまく伝わってこない印象です。なんか唐突に難しい漢字も頻出するし。てんてこまいとか漢字で書く意味が正直よくわからない。この話って図書館でもティーンズコーナーにおいてあるし、ティーンズ向きなんじゃないのかなあ。

正直、もっと簡単な言葉でつづったほうがこのシリーズは魅力的だと思います。

ようやく明らかになったサチの過去は、正直察しが良ければなんとなくわかってしまうかも。英雄の弟を探すと言っていたサチですが、英雄は彼自身だったのですよね。で、同じく英雄として祭り上げられたフェンに自分の過去を投影して何かを見つけようとしていた……。

ちょっと都合よすぎる感じもしないでもありませんが、サチを救ったフェンの言葉は、なかなかぐっときました。

次回はいよいよフェンもストライフに戻るようで、最後にはロカやアシュレイといった懐かしい登場人物も出てきて、ちょっと楽しみ。

まあ、読むのが個人的にはちょとしんどいシリーズなので、読むのに間が空くかも知れませんが、最後まで読もうとは思います。

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竹川聖 著 いのまたむつみ イラスト
お勧め度★★★☆☆(3・5位。本筋の一冊目ということでこれからに期待!)

「イルアデル……」
ティーエは呟いた。
「そうだ。確か、綽名は“父母殺し”……」

風の大陸3冊目。表紙はラクシ。色っぽいですー。
3冊目と言っても、前2冊は序章みたいなものだったので、この巻からがいよいよ本筋に入ります。
凄腕の自由戦士ボイス、男装の美少女でアドリエ王国に滅ぼされたイタール公国の公女ラクシ、そうして世界の相と呼ばれる瞳とたぐいまれなる美貌をもつ薬師のティーエ。
3人はいよいよアドリエ王国の都「ト・アデル(アデルのものという意味)」に入ります。
ティーエはここアドリエで自分自身の運命に出会うといわれ、ラクシもまた公女としての生き方を選択するかを迫られる。そうして二人を見守るボイスは……?

この巻は、これからこのアドリエ編を引っ張っていくだろう登場人物たちのお披露目みたいな印象です。
私が気になるのは、やっぱりティーエと瓜二つの顔をしていて、魂の双子と呼ばれるアドリエの若き王イルアデル。
この巻だけ読むと、まるで本当に敵なのですが、これからどうなっていくのかが本当に楽しみです。
大陸を揺るがす冒険と言っても、主人公のティーエが戦いを全く心掛けないので、やわらかい、上質な絹みたいなタッチで描かれるファンタジーです。

私が好きなのは第三話の「天国の村」
初めて怒りという感情を知ったティーエは、その激情のままに一夜にして都市を崩壊させます。
そのことに茫然自失となり、自身の殻に閉じこもるティーエが、ゆっくりと回復していく様子が、なぜだか穏やかな気分にさせられました。
ティーエが最後、晴れ晴れと笑うのもいいですね。

ティーエもラクシも、そうしてきっといずれはボイスも、さまざまな経験により悩み、成長していきます。
その成長の様子が、ファンタジーの一つの醍醐味だよなあと思うわけです。

しかしティーエは怒ると火の精霊、悲しむと水の精霊が暴れてものすごいことになるっていうのは……喜んだり楽しんだりするとどうなるんだろう。いつかそんなティーエが見たいものです。

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西の善き魔女〈3〉薔薇の名前 (C・NOVELSファンタジア)
  • 発売元: 中央公論新社
  • 価格: ¥ 945
  • 発売日: 1998/04

荻原規子 著 桃川春日子 表紙絵
お勧め度★★★☆☆(面白いけど、少女漫画的すぎるかな?)

「フィリエル、言いにきたんだ。約束が守れない。きみを、エディリーンのお墓へつれていくことができないよ」

西の善き魔女3冊目。
今回は王宮編です。
今回は折り返しですが、物語はあちこちの方向に行きますます大きくなるばかりで、ちゃんと収束できるのか!? って感じです。
今回はルーンとフィリエルの別れ、フィリエルを守るために婚約を申し込むユーシス、それらに対する答えを出すフィリエルなど、登場人物が動き出します。

キャラ小説としては面白いし、キャラクターの心情の変化もわかるけど、世界観としての動機づけがちょっと弱いかなってどうしても思ってしまいますね。
たとえば昔話が外では異端なのに王宮では重要視される理由とか、いきなり竜退治の話になったりとか。

フィリエルとルーンもすっかり恋愛対象になってしまって、その描写がすごく少女マンガチックで、読んでいて微妙にかゆい気分にもなります。悪いとかいうわけではないのですが。

でも、2巻まではどうかと思っていたアデイルやレアランドが素直にかわいいと思えるようになったので、今後はより物語を楽しむ読むことができると思います。
すごく好き! ってわけではありませんが、楽しんで読んでいるシリーズです。

ちなみに下記に紹介するのは文庫版。
こちらのほうが読みやすく、手に入りやすいかも。


西の善き魔女〈3〉薔薇の名前 (中公文庫)
発売元: 中央公論新社
価格: ¥ 680
発売日: 2005/02

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太陽と異端者 フェンネル大陸 真勇伝 (講談社ノベルス)
太陽と異端者 フェンネル大陸 真勇伝 (講談社ノベルス)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 998
  • 発売日: 2008/12/05

高里椎奈 著 ミギー 絵
お勧め度★★★☆☆(3・5位。まあ、このシリーズになってからそれなりに面白いですね)

「藪医者の言うグールの国ってのには賛同しかねるけどね。人が暮らすのは場所じゃない、誰の隣にいるかが重要なんだ。世界中でそこしか居場所がないみたいな言い方は面白くない」

フェンネル大陸の真勇伝の二巻。
今回はグールの国と呼ばれるフィー・バーフューに、海を越えて旅に出ます。
そこはグールの楽園だと思っていたフェンやテオの予想を裏切り、その島には厳しいおきてが存在していた…!

という話。

今回はグールの国と言う、フェンやテオにとってのルーツとかそういうものに近い場所での冒険だったため、今までには書かれなかったテオのモノローグが書かれたり、テオがフェンとの関係を自覚したりと、人間関係において少し進展があった巻でした。

きっと高里さんもこの話は書きたかったのかな? と思う部分があり、よく練りこまれていて、このシリーズにしては久しぶりに面白く感じました。

まあ相変わらず、人が負傷しても死ななかったり、どんな悪事を働いても許されてしまうご都合主義みたいなものは本当に鼻について好きじゃないのですけど。
とくに父王を殺しておいて、
「悪いことをしたときはどうするの?」
「ごめんなさい!」
「よし」
ですまされてしまうのは本当にどうかと思う。謝って人殺しがすむなら警察いらないですよ。
もうそういう都合のいいところは本当嫌い。
あと、言葉の選び方が独特で漢字が難しいのも気になるよね。読めるけど、何なんだろう。
フェンとか、不正を糾弾するときに「片腹痛い」とか言い出すので、え、あなたまだ14歳の子供でしょう? とか思ってしまう。まあ確かに私もそれくらいの年には片腹痛いとか言ってましたが、何か違和感があるんですよね……。

でも、確かに登場人物に好感がもてた一冊ではあります。
ダイアンの最後の言葉では、意外な真実が明らかになったり。

でも、ファンタジーとして読むと本当に歯がゆいんですよね。
あと、作者様ってきっとすごく幻想水滸伝に影響受けたんだろうなーっていうのがこのシリーズ読んでるとすごく思います。事実はわかりませんが。

偽王伝よりこちらのほうが好きです。
偽王伝で投げ出さなくてよかった。

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風の大陸〈第2部〉精霊の歌 (富士見ファンタジア文庫)
  • 発売元: 富士見書房
  • 発売日: 1989/04

竹河聖 著 いのまたむつみ 絵
お勧め度★★★★☆(短編~中編集で読みやすくまとまっています)

「恐ろしいのです」
「恐ろしい……呪い師がか?」
「いいえ……」
ティーエは大きく首を横に振った。
「人間が……」

誉れ高き凄腕の自由戦士ボイス、男装の美少女ラクシ、そして、たぐいまれなる美貌と「世界の相」と呼ばれる瞳をもつ薬師のティーエ。
この3人が、今日も砂漠を旅します。自らの運命と出会うために……。
その砂漠で遭遇した三つの不思議な出来事、そして都市とは??

と言う内容。

ドラゴンマガジンに掲載されて好評を博したものに書き下ろしを一編加えて文庫化したものらしいです。
収録内容は「呪いの町」「死者の黄金の都」「暗黒神の地下都市」の3編。

題名からも察せられるとおり、ちょっと暗くておどろおどろしい都市を主役にした、短編集です。

本筋に入るのは次の3巻からなので、この巻は早くも外伝みたいな印象ですが、よくまとまっているので、私は好きですね。

ティーエとラクシとボイスという全く違う三人が、それぞれ助け合いながら冒険する様子は素直にドキドキします。
まあ、あなたたちそんな自分から危険に突っ込むなよ! と突っ込みたくなりますが。

ティーエはすごい美形として描かれていて、彼の存在も、たとえばアウル≒トバティーエ(トバ女神に捧げられたもの)と言ったような登場人物の名前のほうが、よほどファンタジーだったり。
そういうところもお気に入りの一冊です。


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