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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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マユリ
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女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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黄昏に祈る人 フェンネル大陸 真勇伝 (講談社ノベルス)
黄昏に祈る人 フェンネル大陸 真勇伝 (講談社ノベルス)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 945
  • 発売日: 2010/06/08

高里椎奈 著 ミギー 絵
お勧め度★★★★☆(真勇伝になってからはなかなか面白いと思いますよ)

「あれは、グールの腹から生まれた呪わしき人の子」

フェンネル大陸真勇伝の4作目。次で終わりなのでクライマックスですねー。

真実を知りたいという気持ちから祖国ストライフに戻るフェン。しかし帰国したストライフ王国では陰謀が渦巻き…? フェンの秘密も明らかになる!

的なお話でした。

私はこのシリーズはあまり好きではなくて、ただ途中で放り投げるのが嫌だから最後まで読んでいるのですが、この巻はなかなかよかったです。たぶん作者がずっと書きたかったんだろうなあと思える巻だからでしょう。
でもあとがきの感慨深い作者様にはなんだか微妙な気分になってしまいました。そういう感慨深いのは最終巻でやればいいのに……。

ストライフ王国に帰還したフェンを、多くいる家族はフェンの予想に反して歓迎して迎え入れます。
時を同じくしてソルドからロカとアシュレイ、シスタスからクレノイアもストライフに。
しかし、家族はフェンを利用しようとしただけだった。真実を知ったフェンは……。

えっと、こういうのが好きな人もいるんだと思いますが、なんかやり取りがラノベというか同人誌みたいなんですよね。フェンとか相変わらず薄っぺらく感じるし。
何なんでしょう、やっぱりストーリーテリングなんでしょうか。書きよう次第ではいい話になるんでしょうがなんかいまいちに感じてしまう。
フェン自身は何もしてないのに英雄に祭り上げられて利用されるっていうのは、ある意味英雄の悲劇って感じもしないでもないですが。

フェンのお兄さんたちは個性派ぞろいで楽しかった。表紙は長兄のルース兄様と次兄のギル兄様ですね。
なんかこれ読んでると最初悪者っぽかったギル兄様が実はいい人だったオチが待ってそうな気がする……。どうなんだろう。

それにしてもフェンの口調は違和感を通り越して笑ってしまうのは私だけなんでしょうか。なんで悪人を前にすると水戸黄門みたいに「片腹痛い」とか「~にもとる」とか言い出すんだろう。武人だから?

あと、久しぶりの人が多くてうれしかったけど、人数が多くなりすぎて誰が誰だか……。
アシュレイは相変わらずでうれしかったけど、なんかロカはあほの子っぷりが強調されていて悲しい。

まあいろいろありますが、小説としては面白く読めました。
次で最終回なんですよね。
フェンの秘密と言い、どういう風に完結するのかが気になる。
ストーリーを忘れないうちに読みたいと思います。

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竹河聖 著 いのまたむつみ イラスト
お勧め度★★★★☆(なかなか切なくて、いい話です)

「おれは、女を幸福にはできない男だってことに気がついてしまった」
「おまえがマンレイドを置いて行くんなら、おれが盗るぞ。いいのか? そうなっても」
バリカイは、ボイスの目を見詰めた。ボイスも、じっと見返す。
「もしも、あんたがマンレイドを幸福にしてやれるなら……」
「バカヤロウ……」

風の大陸外伝2冊目。一冊目の続きものです。
今回はボイスとマンレイド、スリティスとミュティレイナの二組の恋人たちがメインかなあ、と思っていたら、クルデルとカデルの狼兄弟が前面に押し出されていました。

クルデルとカデルは好きだけど、こんなに活躍しなくていいよー、と思ってしまった。竹河さんは美少年を書くのが好きなんだろうな。章の題名もそのものずばり「美少年」とかあったし。

ボイスとマンレイドはやっぱり恋人になりました。
このお話は傭兵同士の友情とか恋とか戦いとか死といつも隣合わせっていうのとかをよく書けていると思います。そういうところも好き。

でも、スリティスのその後はちょっとかわいそうだったなあ。まさか本編の時間軸とあんな風に重なると思わなかったから、結構安心してたのに……。

ボイスはマンレイド置いていって、スリティスはミュティレイナ置いていって、それで幸福であればいいって言ってしまえるのは男のエゴだよー。なんて女を置いていく男が多いのか。

それにしてもボイスがこの時23歳とは! 本編ではそれじゃあ27歳か!
とてもそうは見えない。30代に見える。
何よりもその記述に一番衝撃を受けてしまいました。
そう言えば表紙のボイスも若いですしね。

いのまたさんのイラストも相変わらず素敵でした。もうちょっといっぱい書いてほしいなんてわがままを思ってしまうくらい…。
次は本編。
本編も気になるところで終わってるので、早く読まなきゃ!

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風の大陸〈第5部〉葛藤の都 (富士見ファンタジア文庫)
  • 発売元: 富士見書房
  • 発売日: 1991/05

竹河聖 著 いのまたむつみ イラスト
お勧め度★★★★☆(アドリエ編も乗ってきて面白くなってきました。)

ラクシは迷っている。
反アドリエの組織の盟主となるか……。
ティーエとボイスと行を共にするか……。
自分は何を望んでいるのか……。

外伝を挟んで風の大陸本編5冊目。アドリエ編も面白くなってきました。
今回一番気になって読んだのは、ティーエとラクシのお互いを思う気持ちの描写ですね。
ラクシが捕らえられたと聞いて不安に涙を流すティーエ。
ティーエと離れるのを心惜しく悩むラクシ……。
もうはたから見ているとほほえましいというか、にやにやしてしまうのですが、先の太陽帝国編の展開を知っているものとしては、なんだよー! と思わなくもありません。

それに、ティーエとラクシも気になるけれど、マンレイドとバリカイ、イルアデルとマレシアーナも気になります。
とくにイルアデルは、なんだかかわいそうだなあと思ってしまいます。これもたくさんの血の上に成り立つ玉座に座るものの宿命なのかも知れませんが……。
こんなイルアデルが、ティーエと心の邂逅を果たした後の展開が気になります。

そしてマレシアーナは、なかなかやっぱり鬱屈とした女性でした。
とくに鳥さんに対する仕打ちがひどすぎる……。

そう考えると、そんな彼女だけを信じ愛してるイルアデルがさらにかわいそうに思えてきます。
それぞれがそれぞれに悩んでいて、まさしく葛藤の都って感じです。

とにかくこのアドリエ編も面白くなて来ていて、これからの展開に目が離せません。
少なくとも、ここまでは本当に面白い作品です。

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竹河聖 著 いのまたむつみ 絵
お勧め度★★★★☆(続きが気になります!)

「これは……」
ボイスは呟いた。
「前途多難だな」
そう言ってから、四年前に同じ言葉を吐いた男のことを思い出していた。
そして、もう一人の女を……

風の大陸の初の外伝です。主役は最近本編でも影が薄い気がするボイス。そのボイスと(おそらく)恋人のマンレイドの出会いや、とある王女と王子の恋を主題に物語が展開します。
また、もうひとつ別の外伝の主役となる狼使いのクルデルと、その双子の弟で狼になったカデルもこの巻で初登場。いろいろな登場人物が出てきて、正直本編よりも好感が持てるかもしれません。

個人的にはボイスやマンレイドもいいけれど、彼らの友人となるバリカイや、クルデルのほうが気になります。
ボイスは確かにいいやつで、安心感があるのですが、立ち位置が見守る人なので、自分からはあんまり動かないんですよね。

竹河さんの素晴らしいところは、美しい物事を活き活きと書くその筆致にあると思います。
人物にしろ、風景にしろ、伝承にしろ、美しいものがとにかくあふれる物語なのですが、そういうのを書くのが上手いので、美しいファンタジーが気軽に読みたい人にはお勧めです。

ただ、そのためか物事や事件が抽象的で、話の本筋的にはゆったりしてるんるんですけどね。
今回は嬢子軍の人たちとかが活き活きしてて個人的には印象的でした。
あと、ミュティレイナ姫とスリティスもいいですね。

後編がどういう展開になるかはいまいちわかりませんが、出てくる登場人物は皆さん印象的で気になる人が多いので、楽しみに読みたいところです。
ティーエやラクシも出てきます。

お勧めの外伝だと思います。私は好きです。外伝を読んだことのない方は是非。

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風の大陸〈第4部〉宿命の都 (富士見ファンタジア文庫)
  • 発売元: 富士見書房
  • 発売日: 1990/04

竹河聖 著 いのまたむつみ 絵
お勧め度★★★☆☆(3・5位。あまり展開はなかったかな。)

「予言だ。カゼス王家の血をひく男子は……」
「カゼス王家の血をひく男子は?」
「この大陸の……ううっ!」

風の大陸4冊目。表紙はグラウルです。悪役なんだけどなんだかものすごく格好いい!
今回は、ティーエの人間性の成長を感じることができた一冊でした。

登場人物が新しくたくさん出てきて、名前を覚えるのが大変でしたが、それに比さずお話の展開はあまりなかったので、登場人物の紹介に終始した感じの一冊です。
私が気になる登場人物はイルアデルの母違いの妹姫、マレシアーナでしょうか。
たおやかな美しい姫なのですが、なかなかどうしてしたたかそうです。
そのほかではボイスの恋人のマンレイドもちらっと顔見せ。
いろいろな登場人物が出てきて、物語としてはいよいよ壮大な感じになります。

登場人物のほとんどが美形ばかりであるという点に関しては賛否両論がありそうですが、そのおかげでなんだかすごく華やかな印象があり、私は嫌いではありません。
イルアデルがマレシアーナに寄せる恋心とかは、ちょっといいな、なんて思ってしまいました。

町の描写も魅力的なので、展開はちょっと遅いのですが、上質なファンタジーだと思います。

ティーエもラクシも否応なく自分の運命と向き合わなければなりそうですが、どうなるか気になります。
何より気になるのは内外ともに危ういところの覗くイルアデルなのですが。

続きも気になりますが次は番外編なのでそちらを先に読む予定。

すぐに読めるし、なかなか楽しんでいるファンタジーです。

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