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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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マユリ
性別:
女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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スレイヤーズ1  リナとキメラの魔法戦士 (角川つばさ文庫)
スレイヤーズ1 リナとキメラの魔法戦士 (角川つばさ文庫)
  • 発売元: 富士見書房
  • 価格: ¥ 651
  • 発売日: 2009/03/03

(2012年感想70冊目)
神坂一 原作 南房秀久 著 日向悠二 絵    
おすすめ度★★★☆☆(悪くないのですが、ちょっと説明不足過ぎるかな)
 
「おれの行き先か」
ガウリィはすみ切った空を見上げた。
「……ふ、風まかせさ」
「やっぱ、なんにも考えてないんだ」(p196)

ライトノベル読みなら知らぬ者はいないだろう名作、スレイヤーズが、児童書レーベル角川つばさ文庫から再版された、その第一巻です。

わたしはアニメ世代で、原作を読んだ記憶がほとんどない(あったとしても十数年前……)なのですが、このレーベルが好きなので、せっかくだから読んでみました。このシリーズは、原作者以外の別の人が書いていて、児童書向けにかなりポップにアレンジされています。

ナーガとガウリィが一緒に存在するというのも、うれしいような不安なような……!?
でも、なかなか原作の雰囲気に忠実に描かれており、さらに読みやすくなっているので、なかなか楽しめました。読者の年齢に合わせてか、リナが12歳になっていたりするのも、あまり気にならないレベルの改変ですね。
そしてナーガがかわいいです(マヌケで)
ガウリィはこんなバカだったかなあと思いつつ、総体的にゼルガディスの出番が減ってしまっているのが、ファンとしてはちょっと悲しかったかも。

楽しめたのですが、ただ、全体的に説明不足な感が否めませんでした。
いくら児童書向けだったりもとがラノベだったりしても、「ちゅどーん」の一言で魔法の威力を説明しないでほしい。あと、RPGゲームとかをしてて、ファンタジー世界に下地のある人じゃないと、読むのはつらいだろうなあと感じました。
とは言え、イラストは文句なくかわいいし、なかなかよくアレンジされている作品。これをきっかけに、原作に興味を持ってくれる人が少しでもいたらいいなあと思わせてくれるような、そんな本でした。
興味のあるたはぜひ読んでみてください。

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愛をみつけたうさぎ―エドワード・テュレインの奇跡の旅
愛をみつけたうさぎ―エドワード・テュレインの奇跡の旅
  • 発売元: ポプラ社
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2006/10

(2012年感想61冊目)

原題 The Miraculous Journey of Edward Tulane
ケイト・ディカミロ 著 バグラム・イバトーリーン 絵 子安亜弥
おすすめ度★★★★☆(4・5くらい。最後はちょっとうるっときます)

ぼくは愛することを学んだ。でも愛なんてつらいだけだった。ぼくはこわれちゃった。心がこわれちゃったんだ。助けてよ。(p149) 

中の紹介文と表紙が気になって図書館から借りてきた本。

陶器でできたウサギの人形、エドワード・テュレインは、女の子に愛されながら日々を過ごしていたが、自身はとんだ自惚れ屋で傲慢であったため、だれも愛することがなかった。そんなエドワードが、ひょんな事故から最初の持ち主だった女の子、アビリーンの手を離れ、さまざまな人の手に渡り、愛を学んでいく……。というようなお話。
 
とっても素敵な本でした。まず、イバトーリーンのイラストが素敵です。モノクロの絵も、カラーの絵も本当に素敵。イラストが多く、本文も少なめなので、低学年くらいのお子さんからぜひ手に取ってほしい一冊です。
私のお気に入りのシーンは、登場人物がそれぞれ、エドワードに違う名前を付けて呼びかけるシーンですね。ああ、人形ってそうだよなあ、と深く共感してしまいました。最初はそのことに反発していたエドワードも、そういって呼びかけられて行くことに慣れていき、人々の話に耳を傾けるのがいいですね。

この本はエドワードの成長がはっきりと伝わってくるのが最大の魅力となっていると思います。さまざまなところを、長い時間をかけて旅するエドワードと一緒に、私たちも成長して一緒に旅するような、そんな風情のある本です。作者の暖かな視線が、とても心地よい物語です。
 
そうして最後には、(いや、最後だけに限らず)思わず目がうるっとしてしまうような、そんな感慨深さというか、感動がありました。とっても素敵な絵本です。おすすめ。この作者の違う話も読んでみようかな。
おすすめ。

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フェアリー・レルム〈1〉金のブレスレット
フェアリー・レルム〈1〉金のブレスレット
  • 発売元: 童心社
  • 発売日: 2005/06

(2012年感想57冊目)

原題 The Charm Bracelet
エミリー・ロッダ 著 岡田好恵 訳 仁科幸子 絵
おすすめ度★★★★☆(女の子にはとってもおすすめの1冊です)

青い満月 うかべば歌え
歌えや歌え 人魚たち
エルフやピクシー 馬たちよ……


「デルトラ・クエスト」やリンの谷のローワンシリーズで有名なエミリー・ロッダさんの別シリーズもの。
小さな女の子向けのロマンチックなファンタジーです。

おばあちゃんのジェシカがけがをして寝込んでしまった! おばあちゃんと同じ名前をもらったジェシカ(ジェシー)は、おばあちゃんの代わりに、おばあちゃんが大事にしていたブレスレットを探し出すことに。そうして、おばあちゃんの大変な秘密を知ってしまって!?

というようなお話。

これは、面白かったです!
小さな女の子向けのファンタジーと書きましたが、大人でも十分通読に耐える面白さがあります。とにかくふわふわ、キラキラとしていて、とってもロマンティックな一冊になっています。
このシリーズはロッダさんの著作の中でも子供向けすぎるかなあと勝手に思い、読むのを敬遠していたシリーズでしたが、もっと早く読めばよかったです。とても面白い。

何より、エルフやピクシー、人魚、しゃべる美しい馬、妖精の世界の女王様などが出てきて、とても幻想的です。
でも何よりもロマンティックで幻想的なのは、おばあちゃんとおじいちゃんの恋でしょう。こういうラブロマンスに弱いのですよね。とても素敵でした。

物語自体は、簡単で、読んでいて展開も見え見えなのですが、それをおいても面白かったです。
何よりもフェアリー・レルムや、ブルームーン館や、おじいちゃんの描いた妖精の絵など、出てくるものがとにかく幻想的で、美しいのです。ロッダさんは多彩な作家だなあと感じてしまいました。

読んだ後には、続きも読みたい! と思ってしまった1冊。ジェシーはこれから、もらったブレスレットにどんな思い出を刻んでいくのか、とても楽しみです。

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ブラック・ダイヤモンド 1 (フォア文庫 C 232)
ブラック・ダイヤモンド 1 (フォア文庫 C 232)
  • 発売元: 理論社
  • 発売日: 2010/10/01

(2012年感想54冊目)

令丈ヒロ子 著 谷朋 イラスト
おすすめ度★★★☆☆(3・5くらい。面白いですが、ちょっと物足りないかな?)
 
「……もう、美影ちゃん。そんなわけないでしょ? だって……」
「いや、きっとそうだって。わたしが男の子だったら、もう灯花理のこと大好きでずーっと追いかけちゃいそう」(p129)



「若おかみは小学生!」シリーズで有名な令丈ヒロ子さんの別シリーズもの。


ママを亡くした灯花理(あかり)は、怖いおばあちゃんの家に引っ越すことに。あるとき、ママの部屋でママの日記を発見する。そこには、B・Dと謎の言葉が書いてあって……? 近くに住んでいる仲良しの従姉妹、美影(みかげ)ちゃんと一緒に、灯花理はB・Dについて調べ始めるが、学校でもいろいろなことがあって…!? 

というようなお話。


ブラック・ダイヤモンド。
どことなく、女の子であれば魅力的に感じてしまう言葉ですよね。この話はそのブラック・ダイヤモンドにまつわるお話です。はたしてブラック・ダイヤモンドとはなんなのか? 気になってしまいます。

なんというか、とても女の子女の子したお話でした。でも、おもしろかったです。だからこそ、一巻完結で事件が終わらないことにびっくりしてしまいましたし、続きが気になって気になって仕方ありませんでした。

なにより、キャラクターがどの子もかわいらしくて、ガールズ・サスペンスとして魅力的です。灯花理や美影もいいですが、須藤さんをはじめ、叔母さんやおばあちゃんまで、とっても魅力的です。そんな彼女たちの友情や日常が、ある意味ではブラック・ダイヤモンドよりも鮮明に輝いています。

児童書ですが、なかなか奥の深いところもお気に入りです。小学生の時期って、意外と多感で、善悪とか、嫌なこととか、そういうのがはっきりと出てくる時なのですよね。
なにはともあれ、ブラック・ダイヤモンドとはなんなのか? いったい灯花理の学校生活に何が待ち受けているのか。続きが気になります。
ただ最後、灯花理が見つけたかもしれないブラック・ダイヤモンドの輝きだけは、どんな宝石よりも貴く、人間の中で輝くものなのかもしれないなあと思います。


そしてこの本の見どころは、やっぱり美影ちゃんとの友情でしょう。従姉妹でありながら、同じクラスでもあり、強い絆で結ばれた灯花理と美影ちゃんの友情は、それこそブラック・ダイヤモンド以上でした。
続き物だと知らずに読んだのでちょっと肩透かしを食らって物足りなかったのですが、続きも読んでみたいと思います。


ちなみに、出版元の理論社が今はなくなってしまったので、現在は岩崎書店から刊行されています。


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銀のキス
銀のキス
  • 発売元: 徳間書店
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2001/03

(2012年感想52冊目)

原題 The Silver Kiss
アネット・カーティス・クラウス 著 柳田利枝 訳
おすすめ度★★★★☆(不思議な雰囲気に引き込まれてしまいます)

「だが死はやってこない」サイモンはつぶやいた。「おれには死がない。愛がやってくるはずがない」(p90)


図書館で見かけるたびにずっと気になっていたお話。やっと読むことができました。
末期がんの母親を持つゾーイ。仲の良い親友のロレインは遠方へと引っ越しが決まっています。変わっていくことを恐れるゾーイと、変わることなき生を生きる吸血鬼の少年サイモン。二人が出会ったとき、二人にちょっとした変化が訪れます。

この話はよかった!全編にわたって、死というものが不思議な感覚や雰囲気とともに香り立ちます。思わず、読んでいて引き込まれてしまいます。
死を身近に感じながらも実感できないゾーイ。死ぬことができない吸血鬼の少年サイモン。二人は決定的に違うようで、お互いに死について思いをはせている。だからこそ惹かれあう二人。とっても納得できました。

物語はサイモンの悪い兄クリストファーを交え、最後は彼に立ち向かっていくことで終わりに向います。
そのあと、サイモンが自分自身に下した結末がよかったです。ラストシーン、好きです。

吸血鬼の描写としては、非常にクラシックな感じの描写で、逆に好感が持てました。サイモンが吸血鬼であるとあまり明言されていないところもいいです。非常に作品の幻想的な雰囲気とマッチしています。

何とも言えない幻想的な雰囲気が作中に漂っている作品です。そうして、いろいろなことを考えさせてくれる良書だと思います。
ゾーイの書いた、「死にあらがうための呪文」読んでみたかったです。
いろいろと後を引くお話で、再版された原書には後日談と前日譚がついているとか。ちょっと気になります。

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