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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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マユリ
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女性
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Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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紅玉は終わりにして始まり (時間旅行者の系譜)

紅玉は終わりにして始まり (時間旅行者の系譜)


  • 発売元: 東京創元社

  • 発売日: 2013/02/09








(2013年感想45冊目)


原題 Rubinrot
ケルスティン・ギア 著  遠山明子 訳 ワカマツカオリ 表紙絵

おすすめ度★★★★☆(4・5位。主役二人の恋模様にときめきます。)


「君は軽率で……危険で……それにそれに……」ギデオンは息を呑み、あたしを見つめた。「……勇敢だ」(p246)



ドイツでは既に第一部だけでも100万部売り上げた、大人気のロマンス・ファンタジー。向こうでは今年3月に映画も公開されました。原書を踏襲したピンクの可愛らしい表紙が素敵ですね。まだまだ謎もいっぱいあって、一部目は壮大なプロローグって感じでしたが、面白かったです!

16歳のグウェンドリンはある日めまいに襲われた。それは一族に代々伝わるタイムトラベルの予兆。なんでそのために訓練していた従姉妹のシャーロットじゃなくて、あたしがタイムトラベラーなの!?
しかも相棒となったギデオンは気絶するくらい素敵だけれど、いけ好かないやつで……。

タイムトラベという複雑な時間的要素が物語中に張り巡らされているので、きっと再読したらいろいろわかって面白いだろうなと感じた作品です。(この感想は初読の感想を書いています)
わからないことや謎はいっぱいありますが、それでも面白く、ついついページをめくる手が止まりませんでした。
話は全体的にシリアスだけど、ところどころくすっと笑えるところがあるのがとっても素敵です。
でも、これは3部作が刊行されてから、一気に読んだほうがすっきりしそうな作品ですね。三部作目は8月刊行予定なので、ちょっと間があくなあ。

この本の魅力は、しっかりしたストーリテリングと、脇役も含めて魅力的な登場人物たちでしょう。特に、最初は仲が悪かったギデオンとグウェンドリンが、お互いへの気持ちを徐々に自覚して、最後は急接近するのがいいです。ギデオンも、最初はいけ好かないやつだったかもしれないけど、実はいい人みたいだし、グウェンドリンは可愛いし。
二人の恋模様や、友情や冒険は読んでいてとても良かったです。

ただ、物語自体は謎ばかり残るので、ちょっともどかしいかも。続けて二部作目も読みたいですね。
日本の少女漫画のような、とにかく可愛らしい物語なので、気になる方は一読してみるといいかも。私は好きです。三部作目が出る8月が待ち遠しいのです。

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ドラゴン・キーパー 最後の宮廷龍
ドラゴン・キーパー 最後の宮廷龍
  • 発売元: 金の星社
  • 発売日: 2006/09/15




(2013年感想42冊目)


キャロル・ウィルキンソン 著 もきかずこ 訳 装画 町田尚子

おすすめ度★★★☆☆(ドラゴンを愛おしみたい人のための物語、かな。)

「そなたは、最後の龍守りだ、ピン」(p425)


地元の図書館で、ずっと気になっていたシリーズを、今になって読書です。
作者はオーストラリア在住らしいですが、中国やドラゴンに惹きつけられてやまないらしく、これはそういった内容の本になっています。
奴隷として育ち、自分の名前も知らなかった少女が、あるとき龍の声を聴き、その龍と海を目指して旅に出る物語です。

なんといっても、表紙絵のピンとダンザがかわいい…!
でも、実際物語を読んでいると、ピンもダンザも、可愛いとはちょっと違う感じなのですが……。あんまり可愛くないかな。生きるのに必死なので、可愛さを求めるのもあれなのですが。

この本は3部作の1冊目らしいですが、一応この本だけでも、物語自体は一区切りついています。続編は、気になるような、そうでもないような…。
でも、リュウチャがこのあとどういうふうにピンと関わることになるのか気になるし、(運命の出会いって、ピンとリュウチャの出会いのことだよね??)ドラゴンの赤ちゃんとか絶対可愛いし、余裕があれば続きも読んでみようかと思います。

何より、こんな、日本で言えば上橋菜穂子さんが書きそうなお話を、欧州圏の作家さんが書くなんてすごいなあと思います。翻訳ものであることを、ともすると忘れてしまいそうでした。面白かったです。でも、たまに出てくるカタカナの読み仮名は、雰囲気を重要視するなら別にいらなかったかも。いや、これが翻訳ものだということを思い出させてくれたので、個人的には死霊使いにネクロマンサーと読み仮名が振られていても気にはならなかったのですが。
でも、作品全体がもう一歩って感じがしたのも確かかなあ。
しかしこの本は、ドラゴンと共存し、旅をするなんていうドラゴン好きにはたまらないお話です。ドラゴンを愛でたい人は一読の価値ありです。

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ヴァンパイレーツ (11) 夜の帝国
ヴァンパイレーツ (11) 夜の帝国
  • 発売元: 岩崎書店
  • 発売日: 2013/03/11



(2013年感想35冊目)


原題 Vampirates: Empire of Night
ジャスティン・ソンパー 著 海後礼子 訳 三浦均 絵

おすすめ度★★★★☆(4・5くらい。ボリューム満点。面白かったです!)


「(前略)でもね、グレース、わからない? あなた、他人の物語に夢中になりすぎて、大切なことを見落としているわ。いちばんおもしろいのは、あなたの渡りの物語じゃないの?」 (p175)


ジャスティン・ソンパーのヴァンパイレーツシリーズの感想です。
前巻から一年半くらい続きがでないと思ったら、念願の続きが出ていました! もう、本当嬉しい!
本自体も、今までよりずっと分厚いし、来月にはもっと分厚い新刊が出るようなので、本当に楽しみです。
岩崎書店さん、続きを出してくださってありがとうございます!

父親が邪悪なヴァンパイア、シドリオで、自分たちがダンピールだと知ったコナーとグレース。シドリオとその妻、レディ・ローラは、二人を自分たちの船に招待するが……。
といったようなお話です。

いやー、待った甲斐のあるおもしろさでした! 特にプロローグのドキドキ感が半端ないです! 一体コナーとグレースに何が起こってしまったのか、プロローグはこの(原本で言う5冊目の)ハイライトなのでしょうが、この本ではそこまでたどり着かないので、じれったいったらないです。でも、今まで以上に分厚い本に、非常に満足しています。
登場人物も、彼らを取り巻く状況も、めまぐるしいほどに変わっていきます。変化とは縁遠いはずの不死の生き物であるヴァンパイアが、こんなにめまぐるしく変わっていくのが面白いです。

それにしても、ローカンはなんとも素晴らしいジェントルマンであって、わたしはやっぱり彼が好きです。ローカンのジェントルマンっぷりはまさしく女の子の理想じゃないかなー? これを見てると、ジャスティン・ソンパーは実は女性なのでは!? と思ってしまうくらいです。いや、間違いなく男性なのですが。

シドリオもレディ・ローラも、巻を増すごとに人物が深まって、魅力的になっていっていますね。
特にシドリオは本当に魅力的です。格好いい!

しかしこの巻はプロローグにすべてを持ってかれて、気が気じゃなかったです。
しかし、人魚のお嬢さんまで出てきて、なんというか、ファンタジーだなあという感じ。
読みやすくて、面白いです。お勧めのシリーズ。

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タラ・ダンカン 2 呪われた禁書 (上)
タラ・ダンカン 2 呪われた禁書 (上)
  • 発売元: メディアファクトリー
  • 発売日: 2005/08/03



(2013年感想32冊目)

原題Tara Duncan2 Le Livre interdit
ソフィー・オドゥワン=マミコニアン 著 山本知子 訳 村田蓮爾 表紙絵

おすすめ度★★★★☆(久しぶりに読んだけど面白かったです。)


「こいつ、ぼくを選んだんだ! バリュンヌという名前なんだって! ごめんなさいって言っている。どうしてあんなことをしたかわからないって……。こいつ、ぼくを選んだんだよ!」(p120)


ハリー・ポッターの姉妹作と呼ばれるフレンチ・ファンタジー、タラ・ダンカンシリ-ズの2冊目の翻訳(上巻)
前巻で殺人の容疑をかけられたカル。カルの容疑を晴らすため、タラたち仲間は、奮闘するが……。

といった内容かな。かなり大雑把ですが。今回はカルがかなり窮地に立たされます。

まずなんといっても、表紙のファブリスがイケメンである。このシリーズは登場人物が多くてこんがらがっていたけれど、これでファブリスを認識できました。本編でもファミリアを持つことが出来て、ファブリスはよかったね。
このシリーズはなんといっても、作者の奇想天外とも呼べる想像力が織り成す、別世界の数々の魔法や生き物が魅力的です。ハリー・ポッターよりもこっちのほうが好きだなあ。

展開もびっくりするくらいいろいろなことが一気に起きるので、息をつかせません。めまぐるしいくらいですが、勢いがあって一気に読めました。本当、この作品は濃厚です。訳とかがちょっと違和感あるときありますが。
それにしても煉獄の描写は何度読んでも気持ち悪いですね……、作者様の描写がうまいのでしょうが。別世界、私だったら行きたくないなあと思ってしまいます。

それにしてもこのシリーズ、1巻の時も感じましたが、やっぱりタラをめぐる青春恋物語になっていくんだろうか。
タラとかもうすぐ13歳で、ほかの人の年齢も同じくらいだと思うのに、特にロバンのタラを想う一途な気持ちは、ちょっと心配になってしまうくらい強いですね。青春っていうか、こんな若いうちからこんなドロドロの冒険や恋をしたら、トラウマになってしまいそうです。皆様の恋路と友情が、うまくいきますように。個人的にはこの恋の行く末を見届けるためだけにでも、このシリーズを読みすすめたいです。

それにしても、まあそういうお話なのですが、何でもかんでも魔法で解決してしまうのはちょっとね……、と思う場面も結構あったり。まあ、その魔法の発想が面白いのですが。
下巻も楽しみに読みたいと思います。


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妖精の女王 (創元推理文庫)
妖精の女王 (創元推理文庫)
  • 発売元: 東京創元社
  • 発売日: 2009/12/10





(2013年感想29冊目)

原題 Wicked Lovely
メリッサ・マール 著 相山夏奏 訳 羽住都 表紙絵

おすすめ度★★★★☆(妖精が好きな方にはたまらないかも??)


「あなたがアッシュリンを自分のものにすることができなければ、彼女は命を失う。アッシュリンを説得するの。でなければ、みんな終わりよ」(p325)


メリッサ・マールが紡ぎ出す21世紀の妖精譚、Wicked Lovely5部作の第一作目、「妖精の女王」の感想です。
生まれた時から、フェアリーを視ることができる能力を持つ、今時の女子高生アッシュリン(アッシュ)普通の暮らしを送るために、フェアリーなど見えないふりをしてきました。
しかしあるとき、夏の宮廷の妖精の王キーナンが、アッシュリンの高校に転校してきて……? キーナンはアッシュリンを、自分の女王にするというのです。

というあらすじかな。

これは一応、ロマンティック・ファンタジーです。そうして、こういう都市を舞台にしたファンタジーを、アーバン・ファンタジーというらしいですね。

この物語は、古典的な妖精像と、現代の今時の女子高生であるアッシュリンならではの価値観とかそう言ったものが融合して、なかなか魅力的な世界観を紡ぎ出している印象を受けました。なんというか、妖精好きにはたまらない作品だと思います。
アッシュリンのボーイフレンドであるセスの完璧彼氏っぷりがすごいとか、それに対して超美形の妖精王、キーナンは超ヘタレだとか、アッシュリンが一体どっちとくっつくのか楽しみに読めたという点も、ロマンス・ファンタジーとしてはワクワク出来ました。
しかし最後ああなるとは…。アッシュリン、今時の女子高生だなあ。
それにしても、アッシュリン、セス、キーナン、ドニアの紡ぎ出す四角関係が物語の主軸とは! でもこういう関係、嫌いじゃないです。最後はみんななんか幸せそうなので、読んでいて嬉しかったな。

ちなみに私は、完璧彼氏のセスより、欠点だらけのキーナンに魅力を感じます。少数派らしいですけどね。
妖精に対してはなかなか古典的に書かれているので、本格的な妖精ものが読みたい方とかにはとってもいいと思いました。私は妖精が好きなので、このお話すごく楽しめたな。きっと続きも読むでしょう。このお話も、翻訳止まってますが……。
続編はアッシュリンの友人、レスリーのお話らしいですね。
そういえばダークコートの王のイリアルって、この巻では空気だったなあ。続刊のタイトルは「闇の妖精王」だし、イリアルの活躍に期待したいです。

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